肥満外来(GLP-1中心の体重管理プログラム)

肥満外来(GLP-1中心の体重管理プログラム)|日本橋の総合クリニック 0th CLINIC

肥満外来|GLP-1中心の“続けられる”体重管理

0th CLINICの肥満外来は、科学的エビデンスに基づいたGLP-1等の薬物療法を、 運動・食事療法と併走して行う長期プログラムです。
単回の「痩身目的の処方」は行わず、理想体重への長期到達と維持を主目的に設計しています。

※初回は医師の診察・既往歴の確認・採血等を行い、適応可否を総合判定します。

アクセス

東京都中央区日本橋二丁目16番9号 CAMCO日本橋ビル4階(東京駅八重洲口・日本橋駅から徒歩3分)

肥満外来(GLP-1中心の体重管理プログラム)

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診療方針と適応

私たちの基本方針

  • GLP-1等は運動・食事療法と併用(薬のみは推奨しません)
  • BMI 22以下の方には実施しません(やせすぎ・適応外の回避)
  • 単回や短期の減量目的での処方は行いません
  • 体重・腹囲・採血などの客観的指標で経過評価
  • 副作用と安全性を最優先し、無理のない減量速度を重視

GLP-1併用の意義

生活習慣改善だけでは減量が難しかった方において、GLP-1は食欲抑制・過食是正を通じて 体重減少という成功体験を早期に得やすく、モチベーション維持に寄与します。 ただし薬はあくまで補助。運動・食事の行動変容を同時に積み重ねることが不可欠です。

適応外使用に関する表記:国内で肥満症に保険適用外の製剤・用量を扱う場合があります。 その際は十分な説明と文書同意のうえ、自己負担での実施となります。

治療の流れ

  1. 初診(60分目安):問診・既往歴・服薬歴・妊娠可能性の確認、身体計測、採血(肝腎機能・脂質・HbA1c等)、目標設定
  2. 開始判定:適応・禁忌を総合評価(例:妊娠中/授乳中、膵炎・甲状腺髄様癌/MEN2既往、重度胃腸症状などは原則不可)
  3. 導入:低用量から漸増。吐き気/食思不振などの副作用説明と対処(食べ方の工夫、速度調整)
  4. 伴走フォロー:2–4週ごと再診。食事・活動ログ、体重曲線、採血で安全性と効果を確認
  5. 維持・卒業:目標到達後は用量最適化や休薬を検討。リバウンド予防の運動・食習慣の固定化を支援

自己注射の操作は看護師が丁寧に指導します/内服(リベルサス)との比較もご説明します。

取り扱い薬の例(説明ページ)

GLP-1 / GIP-GLP-1

併用の選択肢

糖尿病合併や採血データにより薬剤はオーダーメイドで選定します。

料金(自由診療)

項目価格(税込)
初診料¥8,800
再診料(診察+カウンセリング)¥3,300
再診料(カウンセリングのみ)¥1,100
リベルサス 3mg(30錠)¥11,000
リベルサス 7mg(30錠)¥22,000
リベルサス 14mg(30錠)※参考¥33,000
オゼンピック 2mg(1本)¥24,000
マンジャロ 2.5mg(1本)※1箱ではありません¥8,000
マンジャロ 5.0mg(1本)※1箱ではありません¥15,000
マンジャロ 7.5mg(1本)※1箱ではありません¥18,000
フォシーガ 5mg(30錠)¥12,000
メトグルコ(60錠/1日2回30日分)¥4,800

在庫・流通価格により変動の可能性があります。採血費用等は当日ご案内します。

安全性とよくある副作用

禁忌・注意が必要な方

  • 妊娠中・授乳中、妊娠を希望している方
  • 重い胃腸障害(強い吐き気・嘔吐・胃排出遅延)
  • 膵炎の既往、甲状腺髄様癌/MEN2の既往や家族歴
  • 重度の腎機能障害(薬剤により基準が異なります)

副作用

  • 吐き気・食思不振・胃部不快感・下痢/便秘
  • 頭痛・倦怠感・低血糖(併用薬により)
  • 注射部位の発赤・違和感(注射製剤)

用量は少量から漸増し、症状に応じて進め方を調整します。

重要:治療の継続は客観的効果(体重・腹囲・採血)安全性の両立が前提です。 効果が乏しい場合は用量・方針の見直しや中止を検討します。

よくあるご質問(抜粋)

Q.「薬だけ」で痩せられますか?

A. 薬だけでの短期的減量は推奨しません。必ず運動・食事の行動変容をセットにします。

Q. BMIが22でも希望すれば受けられますか?

A. いいえ。BMI22以下の方には実施しません。健康被害や摂食の乱れを防ぐための基準です。

Q. 一度だけ処方は可能?

A. 単回処方は行いません。長期の到達と維持を目的に伴走します。

予約・ご相談

混雑時は採血・超音波などの検査日程を調整する場合があります。

👨‍⚕️ 医師からのコメント・監修

肥満外来(GLP-1中心の体重管理プログラム)
「肥満治療では、短期間で体重を落とすことよりも、持続可能な生活習慣の再構築が重要です。
GLP-1などの薬剤はあくまで補助的な手段であり、運動・食事・睡眠の土台を整えることが治療の中心となります。」

0th CLINICでは、単なる“ダイエット”ではなく、医学的根拠に基づいた体重管理を行っています。
検査やカウンセリングを通して、一人ひとりの体質・生活に合った最適な方法を提案し、無理のない減量と再発予防をサポートします。

監修:黒田 揮志夫 医師(病理専門医/消化器病理医)
0th CLINIC 日本橋 院長
医学博士/日本病理学会認定 病理専門医/プライマリ・ケア連合学会認定 プライマリ・ケア認定医
 日本医師会認定 産業医/健康スポーツ医
総合診療・救急科での診療歴10年以上

表記・免責事項

  • 本ページに記載の薬剤の一部は肥満症に対し適応外使用となる場合があります。実施時は十分な説明と文書同意を行います。
  • 効果には個人差があり、生活習慣(運動・食事)との併用が前提です。
  • 安全性確保のため、定期的な診察・検査・用量調整が必要です。

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