肥満外来|安全性と適応外使用・妊娠計画・減量速度の目安
安全性と適応外使用について|禁忌・副作用/妊娠計画/減量速度の目安
      薬物療法(GLP-1/GIP-GLP-1等)は行動変容(食事・運動)の補助です。
      当院では、安全性を最優先し、禁忌の確認・副作用の説明・モニタリングを徹底します。
    
※適応・料金・プログラム構成は /medical/obesity および /medical/obesity/program をご覧ください。
アクセス
東京都中央区日本橋二丁目16番9号 CAMCO日本橋ビル4階(東京駅八重洲口・日本橋駅から徒歩3分)
適応外使用(オフラベル)について
禁忌・慎重投与・主な副作用
| 区分 | 内容 | 
|---|---|
| 禁忌の一例 | 
              
 ※詳細は診察時に個別評価します。  | 
          
| 慎重投与の一例 | 
              
  | 
          
| よくある副作用 | 
              
 症状を抑えるため、少量から始めて段階的に用量調整します。  | 
          
| 稀だが重い副作用 | 
              
 持続する強い腹痛・発熱・黄疸・血尿・激しい嘔吐などは直ちに受診/救急受診してください。  | 
          
妊娠を希望される方・妊娠中/授乳中の扱い
妊娠計画中
- セマグルチド(オゼンピック/ウゴービ等)は妊娠前に十分な休薬が必要です。一般に少なくとも8週間(約2か月)前の中止を目安とします。
 - チルゼパチド(マンジャロ/ゼップバウンド等)も妊娠前は中止が原則です。目安として2か月程度の休薬を推奨します。
 - 経口避妊薬の吸収に影響する可能性(チルゼパチド)があります。開始・増量後4週間は追加避妊(コンドーム等)を併用してください。
 
妊娠中・授乳中
- 妊娠中は使用しません。判明時は速やかに中止し、医師にご連絡ください。
 - 授乳中の使用は原則避けます。再開時期は個別に判断します。
 
※休薬の正確な期間は薬剤・用量・最終投与日で異なります。診察で個別にご案内します。
減量速度の目安と到達目標
- 週あたり0.5〜1.0kg(体重の0.5〜1%)を上限目安に、緩やかな減量を基本とします。
 - 初期6か月で体重の約5〜10%の減量を当面の到達目標とし、その後は維持期→追加減量へ段階移行します。
 - 急速な減量は胆石・筋量低下・体調不良のリスクを高めます。体重曲線は月単位の傾向で評価します。
 
すぐ受診/救急相談のサイン
- 持続する強い腹痛、背部へ放散する痛み、発熱・黄疸・嘔吐
 - 黒色便・血便、意識もうろう、尿が出にくい 等
 - 注射直後の呼吸困難・全身の蕁麻疹などアレルギー症状
 
判断に迷う場合は当院へご連絡ください。時間外は#7119等の救急相談をご利用ください。
ご相談・予約
プログラム詳細:/medical/obesity/program | 適応・料金:/medical/obesity
👨⚕️ 医師からのコメント・監修
    「肥満治療では、短期間で体重を落とすことよりも、持続可能な生活習慣の再構築が重要です。
GLP-1などの薬剤はあくまで補助的な手段であり、運動・食事・睡眠の土台を整えることが治療の中心となります。」
        0th CLINICでは、単なる“ダイエット”ではなく、医学的根拠に基づいた体重管理を行っています。
        検査やカウンセリングを通して、一人ひとりの体質・生活に合った最適な方法を提案し、無理のない減量と再発予防をサポートします。
      
        監修:黒田 揮志夫 医師(病理専門医/消化器病理医)
0th CLINIC 日本橋 院長
医学博士/日本病理学会認定 病理専門医/プライマリ・ケア連合学会認定 プライマリ・ケア認定医
日本医師会認定 産業医/健康スポーツ医
総合診療・救急科での診療歴10年以上
    0th CLINIC 日本橋 院長
医学博士/日本病理学会認定 病理専門医/プライマリ・ケア連合学会認定 プライマリ・ケア認定医
日本医師会認定 産業医/健康スポーツ医
総合診療・救急科での診療歴10年以上
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