コラム

メンズヘルス外来を考えるとき

メンズヘルス外来を考えるとき

「最近疲れやすい」「やる気が出ない」「なんだか自分が自分じゃない」——そんな感覚を覚えたことはありませんか?

男性の心身は年齢とともに、そしてストレスや生活習慣の影響によって静かに変化していきます。
ここでは、加齢やホルモンバランスの変化によって起こりやすい代表的な症状と、それに対応する外来をご紹介します。

🔋 気力・体力の減退

「朝起きられない」「疲れが残る」などの症状は、テストステロンの低下やストレスが関与していることがあります。
▶ テストステロン補充外来

💤 性欲や勃起機能の低下

性機能の変化は年齢を問わず起こり得る問題です。20〜30代でも、精神的ストレスや生活リズムの乱れが原因になることもあります。
▶ ED外来▶ 泌尿器科(保険診療)

🚽 下部尿路症状(頻尿・残尿感など)

夜中に何度も目が覚める、尿のキレが悪い…。これらの症状は前立腺肥大や過活動膀胱によることも。
▶ 泌尿器科外来(保険診療)

🧑‍🦲 男性型脱毛症(AGA)

生え際や頭頂部の薄毛が気になる方へ。AGAは20代から始まることもあり、進行を遅らせる治療が可能です。
▶ AGA治療ページへ

🧬 前立腺がんリスクの上昇

50歳を超えると前立腺がんのリスクが上がります。自覚症状がないうちにPSA検査を受けておくことが大切です。
▶ 泌尿器科(保険診療)

👔 外見の衰え・加齢臭

顔のハリ、筋肉量の減少、そして加齢臭。こうした「見た目」の変化も、男性のホルモン低下と関係しています。
▶ メンズヘルス外来TOPへ

📉 パフォーマンスや自信の低下

会議や現場での発言力が落ちた、判断に迷う…。これは加齢だけでなく、ホルモンや自律神経の影響も大きいとされています。
▶ 男性更年期障害(LOH症候群)

⚠️ QOLと健康リスクの低下

動脈硬化・糖尿病・高血圧・メタボなどの生活習慣病は、男性ホルモン低下とも深く関係しています。
▶ メンズヘルス外来での包括的なケア

💪 若年層にも起こりうる症状

実はこれらの症状は40代以上に限らず、20〜30代の男性にもみられます。
筋肉がつきにくい・トレーニングしても結果が出ない場合は、ホルモン状態や栄養状態の評価が必要かもしれません。
▶ 筋肉増強外来


年齢に関係なく、「変化」に気づいたら。
「まだ大丈夫」と我慢する前に、
▶ メンズヘルス外来でできることを知ってください。

AMS(Aging Male’s Symptoms)スコアチェック

  1. 総合的に調子が思わしくない(健康状態、本人自身の感じ方)
  2. 関節や筋肉の痛み(腰痛、関節痛、手足の痛み、背中の痛み)
  3. ひどい発汗(思いがけず突然汗が出る。緊張や運動とは関係なく)
  4. 睡眠の悩み(寝つきが悪い、ぐっすり眠れない、寝起きが早く寝れない)
  5. よく眠くなる、しばしば疲れを感じる
  6. いらいらする(当たり散らす、些細なことで怒る、不機嫌になる)
  7. 神経質になった(緊張しやすい、精神的に落ち着かない)
  8. 不安感(パニック状態になる)
  9. からだの疲労や行動力の減退
  10. 筋力の低下
  11. 憂うつな気分(落ち込み、悲しみ、意欲の低下など)
  12. 「絶頂期は過ぎた」と感じる
  13. 力尽きた、と限界にいると感じる
  14. ひげの伸びが遅くなった
  15. 性能力の衰え
  16. 早朝勃起(朝立ち)の回数の減少
  17. 性欲の低下(セックスが楽しくない、性欲がわかない)

各項目について、以下から選択してください:

1 = なし, 2 = 軽い, 3 = 中等度, 4 = 重い, 5 = 非常に重い

👨‍⚕️ 男性更年期障害に関する医師からのコメント

メンズヘルス外来を考えるとき
“何となく調子が出ない”という違和感が、実は男性ホルモンの低下によるものかもしれません。
更年期障害は女性だけのものではなく、男性にも確かな医学的根拠と治療法があります。」

テストステロン値の低下によって心身に不調が現れる「LOH症候群」は、生活の質に大きな影響を及ぼします
当院では、テストステロン補充療法や分泌促進療法など、エビデンスに基づいた複数の治療選択肢をご提案しています。

「加齢のせい」とあきらめず、お気軽にご相談ください。

監修:荘子 万可 医師
0th CLINIC メンズヘルス外来 監修医
・日本泌尿器科学会認定 泌尿器科専門医
・日本抗加齢医学会専門医
・テストステロン治療認定医
メンズヘルス外来を考えるとき
ホルモンバランスの乱れは、見た目や心にも現れることがあります。
一人で悩まず、安心して受診いただける体制を整えています。」

男性の更年期は、皮膚・代謝・免疫・精神面まで幅広い影響を及ぼす可能性があります。
血液検査や内服薬、注射療法など多面的にサポートいたしますので、ご安心ください。

監修:黒田 揮志夫 医師(病理専門医/皮膚病理医)
0th CLINIC 日本橋 院長
・医学博士/日本病理学会認定 病理専門医
・総合診療・救急医として10年以上の臨床経験
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