男性更年期障害(LOH症候群)の治療|0th CLINIC 日本橋【男性ホルモン補充療法】
男性更年期障害(LOH症候群)の専門治療|0th CLINIC 日本橋
男性更年期障害(LOH症候群)は、40代以降の男性に起こるホルモン低下に伴う症候群です。当院では、血液検査によるテストステロン測定、専門医による評価、テストステロン補充療法を行っております。
【男性更年期治療に関するお知らせ】
当院では、毎週火曜日を「男性ホルモン外来」として、to clinic shibuya のマーク院長による専門的な診療を行っております。
疲労感・性欲の低下・イライラなど、男性更年期障害(LOH症候群)に関するお悩みに対し、テストステロン補充療法を中心とした専門治療をご提供しています。
現在、テストステロン製剤の全国的な供給不安定の影響により、保険診療での治療提供を一時休止しております。
誠に恐れ入りますが、当面の間、自費診療のみでの対応となりますことを、あらかじめご了承ください。
患者さまにはご不便をおかけいたしますが、より質の高い専門医療を継続して提供できるよう努めてまいります。
ご理解とご協力のほど、どうぞよろしくお願い申し上げます。
「もしかして男性更年期…?」と感じていませんか?
「最近やる気が出ない…」
「朝立ちが減った、性欲が落ちた」
「疲れやすくてイライラしやすい」
「検査や治療を受けたいけど、どこに行けばいいのかわからない」
そんなお悩みをお持ちの方へ。
私たちは、“忙しいビジネスマンでも受診しやすい環境”を整えています。
男性更年期障害(LOH症候群)は、適切な検査と治療で改善が見込めます。
当院は完全予約制・駅近で、仕事の合間でも通いやすい体制を整えています。
ホルモン注射や漢方治療、食事・睡眠指導まで幅広く対応しています。
男性更年期障害セルフチェック(簡易スクリーニング)
最近、こんな症状はありませんか?
「はい」が3つ以上当てはまる方は、メンズヘルス外来の受診をご検討ください。
男性更年期障害(LOH症候群)とは?原因・症状・ホルモンのしくみ
男性更年期障害(LOH症候群)は、40代以降の男性に見られる加齢やストレスによるテストステロン(男性ホルモン)の低下が原因で、心身にさまざまな不調を引き起こす状態です。
女性の更年期と異なり、男性は徐々にホルモンが低下するため、気づかれにくいのが特徴です。
- 疲れやすく、活力が湧かない
- 性欲の低下や朝立ちの減少
- イライラ・気分の落ち込み
- 筋力低下や内臓脂肪の増加
- 集中力・記憶力の低下

※写真はイメージです
🧠 このような症状がある方は、一度ホルモンチェックを
- 最近やる気が出ず、慢性的な疲れがある
- 以前よりも性欲が明らかに減った
- 集中力や判断力が落ちた気がする
- 筋力低下や体脂肪増加が気になる
- イライラしやすくなった・うつっぽい
こうした症状はテストステロン低下のサインかもしれません。
当院では、血液検査によるホルモン測定と、男性ホルモン補充療法などの治療をご案内しています。
「年のせいかな?」と思わず、お気軽にご相談ください。
治療法から知る男性更年期障害のケア
男性更年期障害(LOH症候群)は、適切なホルモン補充療法と生活習慣の見直しによって改善が期待できます。
0th CLINICでは、症状・検査結果に応じたオーダーメイド治療をご提案します。
💉 テストステロン補充療法(TRT注射)
男性ホルモンの不足が明らかな方には、筋肉注射によるテストステロン補充を行います。
心身の活力向上・性機能の改善・意欲の回復など、効果を実感しやすい治療です。
- ◎ エナンセート注射: 2〜3週間に1回の筋注。効果の安定性と実績が高く、気力・集中力・性欲の改善が期待されます。
- ◎ サスタノン注射: 4種のテストステロンエステルを配合し、持続性が高い製剤。注射間隔は3〜4週間が目安です。
- ◎ デカデュラボリン: 筋肉量や体力の低下が目立つ方に。筋力維持とQOL向上を目的とした補助的な併用注射です。
🔄 テストステロン分泌を促す治療
自前のホルモン分泌が維持されている方には、内服・注射で分泌を促進する治療を選択。
生殖機能の温存や自然なホルモンバランスを重視する方に適しています。
- ◎ クロミッド: 下垂体を刺激し、自身のテストステロン分泌を促す薬。30〜50代の軽症例に有効です。
- ◎ hCG注射: 性腺刺激ホルモンで、精巣を直接刺激。妊孕性を維持したい方やクロミッドと併用することもあります。
⚖ ホルモンバランスの最適化
テストステロンの補充に伴って生じやすい、エストロゲンやDHTの過剰変換を抑える目的で、調整薬を使用します。
- ◎ アナスタゾール: アロマターゼ阻害薬。テストステロンからエストロゲンへの変換を抑え、女性化乳房やむくみを防ぎます。
- ◎ デュタステリド: 5α-還元酵素を抑えて、DHT(ジヒドロテストステロン)を制御。前立腺肥大や脱毛リスクを抑えます。
🫀 代謝や血管機能のサポート
更年期に伴う代謝の低下や内臓脂肪型肥満がある場合は、脂質代謝・血管保護作用を持つ補助薬も併用します。
- ◎ イコサペント酸(EPA): 中性脂肪を下げ、血流を改善。動脈硬化や生活習慣病予防にも効果があり、安全性が高いのが特徴です。
男性更年期障害に関するよくあるご質問
Q. 男性の更年期障害(LOH症候群)とは何ですか?
「やる気が出ない」「性欲の低下」「朝立ちがない」「イライラ」などの症状が見られます。
Q. どのような検査で診断しますか?
必要に応じてLH・FSHなどのホルモンも測定し、LOH症候群かどうかを総合的に判断します。
Q. テストステロン補充療法(TRT)はどのような治療ですか?
活力・集中力・性欲の回復に効果があり、2〜4週間ごとの注射で管理します。
Q. 治療は保険適用されますか?
しかし現在、一部薬剤の流通制限により保険での入手が困難な状況が続いており、当院では自費での治療のみとさせていただいております。
ご不便をおかけしますが、ご理解のほどお願いいたします。
Q. どのくらいの期間で効果が出ますか?
体調の変化には個人差がありますので、定期的なモニタリングを行いながら調整します。
Q. 副作用やリスクはありますか?
ご希望の方には、DHTやエストロゲンをコントロールする薬も併用します。
Q. どんな人にテストステロン補充療法が向いていますか?
- ✔ 性欲・朝勃ちの減退を自覚している
- ✔ やる気が
エビデンスに基づく男性更年期障害(LOH症候群)の診断と治療
男性更年期障害(LOH症候群)は、加齢に伴うテストステロンの減少によって生じる疾患であり、日本泌尿器科学会や国際学会でも治療ガイドラインが策定されています。
📋 診断基準と評価方法
LOH症候群の診断には、下記の2つが重要です:
- ◎ 血中フリーテストステロン(Free Testosterone)の低下(8.5pg/mL以下が目安)
- ◎ AMSスコア(加齢男性症状評価票)による問診評価
日本泌尿器科学会による診断ガイドライン(第1版, 2018年)は、
こちら(PDFリンク)をご覧ください。💉 テストステロン補充療法の有効性
国内外の研究により、TRT(テストステロン補充療法)は以下のような改善に有効とされています:
- ✔ 気分・抑うつ・集中力の改善
- ✔ 筋力・骨密度・性欲の回復
- ✔ 脂質代謝やインスリン抵抗性の改善
海外では、 Endocrine Society(米国内分泌学会)のガイドライン(2018年改訂)があり、
「血中テストステロン値の低下+症状の両者が存在する場合に限りTRTを推奨」と明記されています。⚠ 日本国内での実情と課題
テストステロン補充療法(TRT)は、理論上は保険適用されますが、2024年以降、製剤の供給不安定化が続いており、
現時点では当院では自費診療としてのみ提供しています。今後も供給状況により変更となる可能性があるため、最新情報をご確認ください。参考資料:
👨⚕️ 男性更年期障害に関する医師からのコメント
「“何となく調子が出ない”という違和感が、実は男性ホルモンの低下によるものかもしれません。
更年期障害は女性だけのものではなく、男性にも確かな医学的根拠と治療法があります。」テストステロン値の低下によって心身に不調が現れる「LOH症候群」は、生活の質に大きな影響を及ぼします。
当院では、テストステロン補充療法や分泌促進療法など、エビデンスに基づいた複数の治療選択肢をご提案しています。「加齢のせい」とあきらめず、お気軽にご相談ください。
監修:荘子 万可 医師
0th CLINIC メンズヘルス外来 監修医
・日本泌尿器科学会認定 泌尿器科専門医
・日本抗加齢医学会専門医
・テストステロン治療認定医「ホルモンバランスの乱れは、見た目や心にも現れることがあります。
一人で悩まず、安心して受診いただける体制を整えています。」男性の更年期は、皮膚・代謝・免疫・精神面まで幅広い影響を及ぼす可能性があります。
血液検査や内服薬、注射療法など多面的にサポートいたしますので、ご安心ください。監修:黒田 揮志夫 医師(病理専門医/皮膚病理医)
0th CLINIC 日本橋 院長
・医学博士/日本病理学会認定 病理専門医
・総合診療・救急医として10年以上の臨床経験
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