顎形成(ヒアルロン酸注入)|横顔のバランス・フェイスライン改善

顎形成(ヒアルロン酸注入)|横顔のバランス・フェイスライン改善|日本橋の皮膚科 0th CLINIC

顎形成(顎ヒアルロン酸注入)|横顔のEラインと輪郭を、自然に整える

顎(オトガイ)にボリュームを少量〜適切に付与することで、横顔のEラインフェイスラインの印象を整えます。骨を削らない注入治療のため、 ダウンタイムは比較的短く、ナチュラル志向の方にも向いています。 当院では承認製剤のみを採用し、安全性と自然な仕上がりを最優先に設計します。

顎形成のポイント|「出しすぎない」設計が自然さの鍵

  • Eラインの整合:鼻先–上唇–顎先のラインに対し、前方・下方へ数mm単位で調整。
  • 正面の輪郭:顎先の「点」を整えるとフェイスライン全体が締まって見える効果。
  • 口元の印象補正:口元後退の見え方を軽減(歯科・口腔外科の治療歴も確認)。
  • 皮膚の質感:皮膚の薄い方は過度な前方化で不自然になりやすく、少量分割を推奨。
医師のコメント: 顎は顔全体の「終点」。わずかな調整でも印象が変わるため、 初回は控えめ(少量)→必要時にタッチアップが安全かつ満足度が高い傾向です。

こんな方に|適応と目安量

状態ねらい初回目安量
顎後退(軽度)Eラインの整合・横顔の締まり0.5–1.0cc
顎の短さ(軽度〜中等度)縦方向の延長で顔の比率調整1.0–1.5cc
丸い下顔面顎先の「点」を作り輪郭をシャープに0.5–1.0cc
口元の印象補正前方化でバランス是正(歯科治療歴も考慮)0.5–1.0cc

※あくまで一般的な目安です。骨格・皮膚の厚み・既往注入量によって前後します。

施術の流れ

  1. 診察・デザイン:正面・側面を確認し、Eライン・顎先の位置・下方化をミリ単位で設計。
  2. 消毒・局所処置:必要に応じて表面麻酔。注入点を最小化し、痛み・内出血リスクを抑制。
  3. 注入:カニューレまたは鋭針を使い分け、浅すぎ・深すぎを避けて安全層に投与。
  4. 仕上がり確認:座位で形態・左右差・触感を確認。必要に応じて微調整。
  5. アフターケア:当日〜翌日の注意点、メイク・入浴・運動の再開目安をご案内。

安全性とリスク

  • 一時的な腫れ・内出血・圧痛:数日で軽快することが多いです。
  • 左右差・凸凹:むくみ期は一時的に出現することがあります。落ち着いてから微調整可。
  • 血管塞栓のリスク:極めてまれですが重大な合併症。解剖安全層を選択し、ヒアルロニダーゼによる緊急対応体制を整備。
  • 禁忌・注意:妊娠・授乳中、重篤なアレルギー歴、活動性の皮膚感染、自己免疫疾患の活動期、抗凝固療法中などは個別に評価。

当院は承認製剤のみを使用し、救急対応薬剤・器具を常備。安全を最優先します。

併用で相乗効果

  • 肌質・保湿の底上げ:ボライトでツヤ・ハリ感を補強(適応別に個別提案)。
  • 口周りのシワ対策:必要に応じて他部位のヒアルロン酸や施術を組み合わせ、口周り全体の印象を最適化。

よくある質問

どれくらい持続しますか?
使用する製剤・部位・個人差によりますが、一般に6か月〜12か月程度を目安とお考えください。物性(硬さ・弾性)が高い製剤ほど保持性は高い傾向です。
痛みは強いですか?
表面麻酔や冷却で多くの方は許容範囲です。痛みに弱い方には麻酔オプションもご提案可能です。
やりすぎた場合は元に戻せますか?
ヒアルロニダーゼ(分解酵素)で溶解の選択肢があります。適応・用量は医師が診察のうえ判断します。
イベント前はいつ受ければいい?
腫れ・内出血の可能性を考慮し、1〜2週間前の実施を推奨します。初回は余裕をもったスケジュールが安心です。

より詳しいQ&Aはヒアルロン酸注入のFAQをご覧ください。

症例写真と表示方針

撮影条件の統一・加工禁止・個人差の明記など、表示ルールは症例と表示方針をご参照ください。

ご予約・ご相談

顎形成(ヒアルロン酸注入)が適しているかは、骨格・皮膚の厚み・既往注入などで最適解が変わります。まずはお気軽にご相談ください。

表示方針・免責

  • 本ページは自由診療のご案内です。費用は料金ページをご確認ください。
  • 当院は承認製剤のみを使用しています。非正規品は使用していません。
  • 効果や持続には個人差があります。診察のうえ、適応外の場合は他治療をご提案することがあります。
顎形成(ヒアルロン酸注入)|横顔のバランス・フェイスライン改善

【自由診療および使用製剤に関するご案内】

  • 本治療は自由診療です(保険適用外)
  • 当院では、国内で承認されているヒアルロン酸製剤(ジュビダームビスタⓇシリーズ、レスチレンⓇ)を使用しております。
  • また、一部施術においては、国内未承認のヒアルロン酸製剤「ビエンフィル(Bienfill)」を使用することがあります。
    この製剤は韓国MFDS(食品医薬品安全処)の基準を満たしており、安全性・品質が認証された製品です。
  • 国内未承認医薬品の使用については、医師の責任において輸入・管理しており、日本国内における同一成分・効能を有する代替製剤は存在しません。

※未承認医薬品に関する詳細は、厚生労働省の公式情報をご参照ください:
https://www.yakubutsu.mhlw.go.jp/individualimport/healthhazard/

信頼できる公的機関の参考リンク

【監修医師について】

本ページの内容は、0th CLINIC 院長 黒田 揮志夫(くろだ きしお)
[病理専門医/皮膚病理医]が監修しています。

すべての治療情報は、国内外の医療文献・臨床ガイドライン・承認情報に基づき、医学的エビデンスに即して正確かつ中立的に記載しています。
情報は随時、最新の知見に基づいて更新・確認を行っております。

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