頬や中顔面の「支え」をつくる
頬のボリュームや中顔面の土台を整えたいときに検討する製剤です。局所の線だけを見るのではなく、支えを補うことで顔全体の陰影が整う場合があります。
- 頬高部・頬外側などのボリューム補正
- 中顔面の支えをつくる設計
- 顎形成の補助として検討することもあります
ジュビダームには、ボリューマ・ボリフト・ボルベラ・ボラックスなど、性質の異なる製剤があります。大切なのは「どれが一番よいか」ではなく、どこを、どの層で、どの程度整えたいか。0th CLINIC 日本橋では、顔全体のバランスを診察したうえで、部位と目的に合う製剤を医師が選定します。
ヒアルロン酸は、同じシリーズでも形状保持性、なじみ方、拡がり方が異なります。頬の土台を支える治療と、唇の繊細な輪郭を整える治療では、求められる性質が違います。
当院が先に見るのは製剤名ではなく、お顔です。
骨格、脂肪の位置、皮膚の厚み、左右差、過去の注入歴を確認し、「どこに何を足すと全体が整うか」を決めた後に製剤を選びます。
土台やボリュームを補い、顔全体の立体感を整えたい場合。
ほうれい線やマリオネットラインなど、線状の影を整えたい場合。
大きく変えるより、輪郭や細かな質感を繊細に調整したい場合。
顎先や下顎ラインに形状を持たせ、輪郭を明確にしたい場合。
以下は製剤選定を理解するための相対的な目安です。実際の注入部位・層・量は、診察時に個別に決定します。
| 製剤 | 性質の傾向 | 主な目的・部位例 | 注入層の例 | 役割 |
|---|---|---|---|---|
| ボリフトVolift | 中等度・なじみやすい | ほうれい線、マリオネット、中顔面の微調整 | 真皮深層〜皮下など | 溝・影をなだらかに |
| ボリューマVoluma | やや硬め〜硬め | 頬、中顔面、顎の補助形成 | 皮下深層〜骨膜上など | 支え・土台をつくる |
| ボルベラVolbella | やわらかめ | 唇、口周り、細かな凹凸 | 真皮〜皮下浅層など | 繊細な輪郭・質感調整 |
| ボラックスVolux | 硬め・形状保持性が高い | 顎先、下顎角、フェイスライン | 皮下深層〜骨膜上など | 輪郭を明確にする |
※上記は一般的な製剤特性を理解するための目安です。適応部位や注入層は解剖、製剤特性、承認範囲、患者さまの状態を踏まえて医師が判断します。
頬のボリュームや中顔面の土台を整えたいときに検討する製剤です。局所の線だけを見るのではなく、支えを補うことで顔全体の陰影が整う場合があります。
ほうれい線やマリオネットラインなど、線状の影や溝をなだらかにする場面で検討します。単純に溝を埋めるのではなく、周囲との移行が自然になる量を見極めます。
やわらかな質感を生かし、唇の輪郭やボリューム、口周りの細かな凹凸など、微量の調整が必要な部位で検討します。
形状保持性を生かし、顎先や下顎ラインを明確にしたい場合に検討します。輪郭形成は数ミリの違いでも印象が変わるため、出しすぎない設計を重視します。
「ボリューマを入れたい」というご希望があっても、別の製剤や別部位を先に整える方が自然な場合があります。当院では、製剤を売るためではなく、仕上がりから逆算して選定します。
ヒアルロン酸注入では、赤み、腫れ、内出血、圧痛、左右差、しこりなどが生じることがあります。また、まれに血管塞栓に伴う皮膚障害や視覚障害など、重大な合併症が報告されています。当院では、解剖学的な血管走行と注入層を考慮し、少量分割・圧の管理・器具の使い分けを行います。
必要に応じてヒアルロニダーゼによる溶解を検討できる体制を整えています。強い痛み、蒼白、網状の皮膚色調変化、視覚異常などが生じた場合は速やかな評価が必要です。
必要な本数や製剤は、部位と仕上がりのご希望により異なります。最新の価格はヒアルロン酸注入の料金ページをご確認ください。
主にゲルの性質や形状保持性、なじみ方が異なります。頬の支え、溝の補正、唇の微調整、顎・フェイスラインの輪郭形成など、目的に応じて使い分けます。
持続だけで製剤を選ぶことはおすすめしていません。必要な硬さやなじみ方は部位ごとに異なり、長く残ることより自然な仕上がりを優先した方がよいケースがあります。
ご希望は伺いますが、診察後に別の製剤を提案する場合があります。顔全体のバランス、注入部位、層、必要な支え方を踏まえて医師が選定します。
あります。例えば土台を支える部位と、溝や輪郭を微調整する部位では、異なる性質の製剤を使い分けることがあります。
ヒアルロン酸製剤は、適応があればヒアルロニダーゼによる溶解を検討できます。既注入製剤や症状を確認したうえで医師が判断します。
部位・骨格・左右差・過去の注入歴・希望する変化量によって異なります。初回から過量に入れるのではなく、必要量を診察時にご提案します。
一律ではありません。製剤の性質と承認範囲、解剖学的条件を踏まえ、部位や目的に応じて医師が判断します。
可能です。注入時期、製剤名、部位、現在の触感や左右差を確認し、追加注入・経過観察・必要に応じた溶解などを検討します。
ヒアルロン酸治療は、製剤選びだけで仕上がりが決まる治療ではありません。同じジュビダームでも、どこへ、どの深さで、どれくらい入れるかによって印象は大きく変わります。製剤名にこだわるより、まず「どう見せたいか」をお聞かせください。顔全体を見ながら、必要な場所だけを少量ずつ整えることを大切にしています。
「ほうれい線を自然にしたい」「頬の位置を整えたい」「顎を少しだけ出したい」など、仕上がりのご希望からご相談ください。製剤と必要量は、診察後に医師がご提案します。
※未承認医薬品に関する詳細は、厚生労働省の公式情報をご参照ください:
https://www.yakubutsu.mhlw.go.jp/individualimport/healthhazard/
本ページの内容は、0th CLINIC 院長 黒田 揮志夫(くろだ きしお)
[病理専門医/皮膚病理医]が監修しています。
すべての治療情報は、国内外の医療文献・臨床ガイドライン・承認情報に基づき、医学的エビデンスに即して正確かつ中立的に記載しています。
情報は随時、最新の知見に基づいて更新・確認を行っております。
ただいま準備中です。少々お待ちください。