しこり・できもの|受診の目安と考えられる原因
しこり・できもの|受診の目安と考えられる原因
皮膚や皮下に触れるしこり・コリコリしたできもの、首やわきのリンパ節の腫れ、乳房や陰部・精巣のしこり…。
「がんではないか」「どの科に行けばいいのか」と不安になりやすい症状です。
このページでは、緊急性の目安と0th CLINICでの評価・治療、関連専門科へのつなぎ方を整理します。
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※ ここでの内容は一般的な目安です。しこりの自己判断は危険な場合もあります。不安があれば早めの受診をおすすめします。
今すぐ受診が必要?様子を見てよい?判断の目安
実際の判断は年齢・場所・経過により異なりますが、代表的な目安をまとめました。
🚑 できるだけ早く(救急も含め)受診してほしいしこり
- 乳房のしこりが急に大きくなった・皮膚がひきつれる・血性分泌を伴う
- 精巣・陰嚢のしこりで、急な痛み・腫れ・発熱・吐き気を伴う
- 首やわき・足の付け根のしこりがどんどん大きくなる、長期間続いている
- しこりの周りが赤く熱を持ち、強い痛み・発熱・悪寒がある
- 顔面・首などで、急速に大きくなる腫れにより呼吸が苦しい・飲み込みづらい
- 抗血栓薬(血をサラサラにする薬)内服中で、大きな腫れ・血腫が急に出現した
🏥 0th CLINICをふくむクリニック受診がおすすめのしこり
- 数週間〜数か月、大きさが変わる・少しずつ増大している皮膚・皮下のしこり
- 押すと痛い・時々腫れて破れて臭い分泌物が出る粉瘤らしきしこり
- 長く続く首・わきのリンパ節の腫れ(風邪後に引かない など)
- 「脂肪のかたまり(脂肪腫)と言われたが、最近大きくなってきた」など経過が気になる場合
- 陰部や肛門まわり、わき・乳輪付近など見せづらい場所にあるしこり
- 悪性が心配で、とにかく一度専門家に相談したいとき
0th CLINICでは、外科・皮膚科・泌尿器科・プライマリ・ケアの視点から総合的に判断し、必要に応じて乳腺外科・血液内科・大病院をご紹介します。
🏠 経過をみながら、気になる場合は受診を検討するしこり
- 何年も大きさが変わらない、数mm〜1cm程度の柔らかいしこり
- 痛みがなく、自分で触れたときだけわかるような小さなしこり
- 体重減少・発熱・倦怠感など、全身症状を伴わない場合
とはいえ、「長くあるから大丈夫」とは限りません。一度しっかり評価しておくと安心です。
*「がんだったらどうしよう」と心配して受診をためらう方も多いですが、早めに確認したほうが選択肢が広がるのが実際です。気になるしこりは、遠慮なくご相談ください。
しこり・できものの主な種類
場所や触り心地で、ある程度「よくある原因」を推測できますが、見た目だけでの自己診断は危険なこともあります。
皮膚・皮下の良性のしこり
- 粉瘤(アテローム):中央に黒い点を伴い、袋の中に角質や皮脂がたまったしこり。炎症を繰り返すことも。
- 脂肪腫:やわらかく、皮膚の下でつまめるようなコリコリしたしこり。多くは良性。
- いぼ・皮膚腫瘍:盛り上がったできもの。ウイルス性のいぼから、良性腫瘍・前がん病変まで様々です。
- リンパ節の腫れ:首やわき・足の付け根など。感染症が落ち着くと小さくなることもあります。
乳房・精巣・陰部などのしこり
- 乳房のしこり:良性の線維腺腫から乳がんまで、幅広い原因があり、自己判断は禁物です。
- 精巣・陰嚢のしこり:精巣腫瘍・精索静脈瘤・副睾丸炎など。痛みの有無・発熱・左右差などが手がかりになります。
- 陰部のいぼ状のしこり:尖圭コンジローマや皮膚腫瘍などが考えられます。
注意が必要な悪性腫瘍・血液疾患など
- 硬くゴツゴツしたしこり・皮膚に引きつれを伴うしこり
- 体重減少・寝汗・長引く発熱など、全身症状を伴うリンパ節の腫れ
- 短期間で急に大きくなったしこり、皮膚に潰瘍を伴うしこり
これらが疑われる場合、0th CLINICでの初期評価のうえ、大学病院・がん専門病院・血液内科などに速やかにご紹介します。
0th CLINICでできること|診察・検査・日帰り手術
診察・検査
- 問診:いつから・どこに・どのくらいの大きさか、変化のスピード、痛み・赤み・発熱の有無を詳しくお聞きします。
- 視診・触診:大きさ・硬さ・可動性(動く/くっついている)・圧痛・皮膚との関係を確認します。
- 必要に応じた検査:
- 超音波(エコー)検査:皮下のしこりの性状(液体か固まりか 等)の評価
- 血液検査:炎症反応・血液疾患が疑われる場合のチェック
- 病理検査:切除したしこりを顕微鏡で詳しく調べ、良性/悪性や種類を確定
治療・日帰り手術
- 粉瘤・皮膚腫瘍・小さな脂肪腫などの局所麻酔での日帰り切除(皮膚科・外科)
- 炎症を伴うしこりの切開・排膿・洗浄などの処置
- 陰部・会陰・肛門周囲など見せづらい部位のしこりにも、プライバシーに配慮した診療体制
- 必要に応じて、乳腺外科・整形外科・血液内科・がん専門病院への紹介
- ▶ 皮膚科でのしこり治療:粉瘤(アテローム)の治療
- ▶ いぼ・皮膚腫瘍:尋常性疣贅・皮膚腫瘍
- ▶ 泌尿器科でみる陰部・精巣のしこり:泌尿器科トップ
- ▶ 総合外科のご案内:/medical/surgery
- ▶ クリニックの所在地・診療時間:アクセス
セルフチェックのポイント(受診前に確認するとよいこと)
チェックしておくと診察がスムーズです
- しこりを最初に見つけた時期(◯か月前から 等)
- 大きさの変化(大きくなっている/変わらない/小さくなった)
- 痛みの有無、押したときだけ痛いのか、常に痛いのか
- 硬さ(やわらかい・弾力がある・石のように硬い)
- 皮膚との関係(皮膚ごと動く・皮膚の下で動く・ほとんど動かない)
- 色の変化(赤くなっている・青紫色・皮膚色と同じ)
- 体重減少・微熱・夜間の寝汗・食欲低下などの全身症状の有無
チェックが十分でなくてももちろん受診は可能です。
「うまく説明できない…」という場合でも、診察で一緒に整理していきますのでご安心ください。
「うまく説明できない…」という場合でも、診察で一緒に整理していきますのでご安心ください。
関連する症状・診療ページ
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- ▶ いぼ・表面の盛り上がり:いぼ・皮膚の盛り上がり
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しこり・できものが気になる方へ
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(診療時間・担当科は変更になることがあります。最新情報は「お知らせ」をご確認ください)
