背中のしこり・粉瘤(アテローム)|日帰り切除・再発予防

背中のしこり・粉瘤(アテローム)|日帰り切除・再発予防|日本橋の皮膚科 0th CLINIC
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背中の粉瘤に多い症状

  • 背中にコリッとしたしこりがある(ゆっくり大きくなる)
  • 押すと白〜黄色の臭い内容物が出る/出た
  • 赤く腫れて痛い・熱っぽい(感染のサイン)
  • 同じ場所で繰り返すしこり
  • 自然に潰れた後に硬いしこりが残る

症状が当てはまる場合は粉瘤の可能性があります。まずは診察で評価します。

受診の目安

  • 赤み・痛み・発熱を伴う/膿がたまっている
  • 仕事や生活の妨げになるサイズ・場所
  • 早く治したい(イベント前、衣服に擦れて痛い 等)
  • 悪性が不安・確定診断をつけたい

当日切除が難しい混雑時は、短期で手術枠をご案内します。

粉瘤と他の「しこり」の違い

疾患特徴治療
粉瘤皮膚の袋に角質がたまる。中央に黒点(開口部)があることも。感染→赤く痛い。袋ごと日帰り切除(再発予防)。必要に応じて抗菌薬。
脂肪腫やわらかい・可動性あり。通常は無痛。経過観察 or 切除
にきび/毛嚢炎小型の赤い丘疹・膿疱。多発しやすい。外用/内服治療
リンパ節腫脹炎症や感染に伴う、やや深部のしこり。原因治療

※当院では原則病理検査で確定診断(悪性疾患との判別)を行います。

再発予防を重視

袋(被膜)を取り残さない切除設計。破裂歴や感染後も形態を読んで再発を抑えます。

原則・病理検査

粉瘤に似る腫瘍の鑑別のため、切除標本は原則病理へ提出。医療的な安心を担保します。

日帰り局所麻酔

15–30分目安の日帰り手術(大きさや部位で前後)。仕事・家事の合間でも通院しやすい。

来院から手術までの流れ

  1. 診察:症状・既往・内服を確認し、必要に応じてエコーで深さや大きさを評価
  2. 方針決定:日帰り切除の可否・タイミング、麻酔や創部管理を説明
  3. 局所麻酔下切除:袋を含めて摘出。縫合の有無は部位・サイズで判断
  4. 病理検査:標本提出。結果説明は再診またはオンライン説明(ご希望制)
  5. アフターケア:洗浄・ガーゼ交換・抜糸時期等をご案内

よくあるご相談

  • 「当日切除できますか?」→ 混雑時は短期で手術枠をご案内
  • 「仕事は休む必要ある?」→ 多くは日常生活可(部位による)
  • 「再発は?」→ 被膜を含めた切除でリスク低減
  • 「費用は?」→ 保険診療の目安 を参照

よくある質問

痛みはどのくらい?
局所麻酔時にチクっとした痛みがありますが、手術中は痛みを最小化します。術後は内服鎮痛薬でコントロール可能なことがほとんどです。
再発はありますか?
袋(被膜)が残ると再発しやすくなります。当院は被膜を含めた切除で再発リスクの低減に努めます。
保険適用ですか? 費用は?
保険適用です。初診料・手術料・病理検査料などの合計は条件で変動します。費用の目安をご確認ください。
傷あとが心配です。
創部の向きや緊張線を考慮し、可能な範囲で目立ちにくい縫合を心がけます。部位・サイズで差があります。
放置すると自然に治りますか?
内容物が出て一時的に小さくなることはありますが、袋が残ると再発しやすいです。根治は切除が基本です。

さらに詳しいQ&Aは 粉瘤よくある質問 をご覧ください。

受診・手術のご予約

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背中のしこり・粉瘤(アテローム)|日帰り切除・再発予防

症例や費用は:症例紹介費用の目安病理コラム