サスタノン

サスタノン注射(4種混合テストステロン)― TRT

サスタノンは、4種類のテストステロンエステルを配合した混合型・持続型の男性ホルモン注射です。
速効性と持続性を両立し、3〜4週間隔の投与で性欲・活力・集中力・体組成などの最適化を目指します。

▶ 予約・相談(LINE)

※初回は問診+採血の上で適応を判定します。

サスタノン

▲ サスタノン(油性・筋注/混合テストステロンエステル)

💉 基本情報

一般名テストステロン プロピオン酸フェニルプロピオン酸イソカプロ酸デカン酸
剤形油性筋注製剤(持続型)
適応例男性性腺機能低下症、LOH(男性更年期)などの補充療法
投与間隔3〜4週ごと(個別調整)
特長速効性成分+持続性成分の配合により立ち上がりと安定持続を両立

※自己注射は推奨していません。医師管理下での筋肉注射のみ。

作用の概要とスケジュール

期間 変化の目安
初回〜4週気力・集中・性欲の回復、疲労軽減
4〜8週筋力・体力の向上、勃起機能の改善
8週以降体組成の改善・仕事パフォーマンスの安定

※個人差あり。定期採血で用量・間隔を最適化します。

適応の目安・避けるべきケース

✔ 適応が考えられる症状

  • 性欲低下・朝の勃起の減少
  • 慢性的疲労・集中力低下・意欲低下
  • 筋力低下・体脂肪増加
  • 気分の落ち込み・睡眠の質低下

※最終的な適応は問診+採血で判定します。

⚠ 避ける/慎重投与が必要

  • 前立腺癌が疑われる・治療中
  • 重度の心不全、未治療の多血症
  • 妊娠を希望する男性(精子数低下の可能性)
  • 高度の肝障害、コントロール不良の睡眠時無呼吸

詳細は リスク/禁忌 をご確認ください。

副作用とモニタリング

  • 皮脂増加・ニキビ、むくみ、注射部位痛
  • 赤血球増多(ヘマトクリット上昇)
  • 脂質変動、肝機能変化
  • 体毛増加、乳房のはり感

安全性確保のため、下記を定期評価します:

  • 総テストステロン/必要に応じて遊離T(適正域の確認)
  • 血算(Hb/Ht)肝機能・脂質PSA、症状評価

※採血の頻度や項目は 検査ページ を参照。

治療の流れ

  1. 問診・カウンセリング(症状・既往・生活習慣)
  2. 採血:T、LH/FSH、血算、肝腎機能、脂質、PSAほか
  3. 適応判定・用量設定(目標レンジ・リスク共有)
  4. 初回投与(筋注 5〜10分)
  5. 3〜4週ごとの再診・注射、定期モニタリング

他製剤との比較(要点)

区分 筋注:サスタノン 筋注:エナンテート 外用:ゲル/パッチ
通院頻度3〜4週2〜4週毎日
特長速効+持続の両立、濃度が安定しやすいシンプルで扱いやすい微調整しやすい
留意点輸入製剤の在庫・供給に左右されやすい注射ピークの体感差皮膚刺激・家族への付着注意

※個別最適は症状・生活・安全性で選択。エナンテートはこちら

📢 供給状況について

国内のテストステロン注射剤(特にエナンテート)の供給が不安定な状況が続いています。
当院では安全性を確認した輸入製剤(サスタノン等)による自由診療での対応となる場合があります。
最新状況は受診時にご案内します(保険適用は一時休止の可能性あり)。

よくあるご質問

Q. どのように投与されますか?

通常、3〜4週ごとに筋肉注射で投与します。症状・採血結果に応じて用量と間隔を調整します。

Q. 副作用はありますか?

皮脂・ニキビ、むくみ、赤血球増多、脂質や肝機能の変動など。定期的な採血で管理します。詳細は リスク/禁忌 をご覧ください。

Q. 妊娠を希望しています。受けられますか?

TRTは精子数を下げる可能性があり、原則として推奨しません。妊娠希望の方は代替方針を医師と相談します。

Q. 料金はどのくらいですか?

自由診療となる場合、使用薬剤・用量で異なります。メンズヘルス料金 をご確認ください。

Q. 筋肉づくり目的でも相談できますか?

目的に合わせた併用方針は 筋肉増強外来段階的プログラム を参照。安全面は リスク・同意 をご確認ください。

まずは適応の確認から

TRTは診断と採血モニタリングが前提の医療です。
数値で可視化し、あなたに合う用量とスケジュールを設計します。

※本ページは一般情報です。個別の診断・治療は医師の判断に基づきます。

👨‍⚕️ 医師からのコメント・監修

サスタノン
「テストステロンの低下は、日常生活の活力や性機能、集中力にも大きく影響します。
サスタノン注射は、効果の実感が早く、継続しやすい補充療法として多くの患者さんに選ばれています。」

男性更年期に関する悩みは、我慢せずにご相談ください。
しっかりと検査を行い、ホルモンバランスを整えることで、人生の質を高めるお手伝いをしています。

監修:荘子 万可 医師
0th CLINIC
・泌尿器科専門医
・男性更年期・性機能障害に精通
・自由診療におけるTRT経験多数
サスタノン
「テストステロン補充療法は、診断・治療だけでなく、定期的な血液検査による安全管理が重要です。
しっかりとリスクを評価しながら、その人らしいパフォーマンスを最大限に引き出す治療を行っています。」

長く健康に活躍するためには、ホルモンバランスの最適化も欠かせません。
健康診断では気づかれにくい症状も、ぜひお気軽にご相談ください。

監修:黒田 揮志夫 医師(病理専門医/自由診療統括)
0th CLINIC 日本橋 院長
医学博士/TRT・疲労・ホルモン治療に精通
検査から治療まで一貫してサポート

⚠️ サスタノン(Sustanon)の使用に関する重要なお知らせ

当院では、男性更年期障害(LOH症候群)や性腺機能低下症に対する治療の一環として、テストステロン補充療法(TRT)を実施しています。 現在、国内で承認されたテストステロン注射製剤の供給が不安定なため、当院では代替手段として、未承認薬「サスタノン(Sustanon)」を使用した自由診療を行っております。

  • 🔹 医薬品名:サスタノン®(Sustanon)
  • 🔹 製造国・メーカー:欧州・アジア地域のGMP基準を満たした製薬会社による製造
  • 🔹 国内未承認薬品であり、日本では医薬品医療機器等法(薬機法)に基づく承認を受けていません。
  • 🔹 当院医師の個人輸入により、安全性・有効性を確認したうえで使用しています。
  • 🔹 日本国内においては厚生労働省の「個人輸入の取り扱いに関するガイドライン」に従い、医師責任のもとで使用しています。

この治療は公的保険の適用外(自由診療)であり、費用は全額自己負担となります。
詳しいリスクや費用、代替手段については、初診時に医師から詳しくご説明させていただきます。

※治療をご希望される方は、上記内容をご理解・同意の上でお申し込みいただく必要があります。

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