男性ホルモン(テストステロン)低下による症状
男性ホルモン(テストステロン)低下による症状 ― LOH症候群のチェックポイント
    LOH症候群(Late-Onset Hypogonadism)とは、加齢に伴ってテストステロンが低下し、さまざまな身体的・精神的症状を引き起こす状態です。
    以下のような症状がある場合、男性更年期障害の可能性が考えられます。
  
- リビドー(性欲)と勃起能の質と頻度の低下
特に夜間や早朝の自然な勃起の減少が目立つ場合は、テストステロン低下が疑われます。 - 知的活動や認知力の低下、気分の変調
疲労感、抑うつ、見当識の混乱、短気など、精神面の変化が見られることもあります。 - 睡眠障害
途中で目が覚める、熟眠感が得られないなどの問題が起こりやすくなります。 - 筋力と筋量の減少
除脂肪体重の減少が進み、筋力低下と体力の衰えを感じやすくなります。 - 内臓脂肪の増加
腹部を中心とした脂肪の蓄積が進みやすくなります。 - 体毛や皮膚の変化
体毛が薄くなる、皮膚の張りがなくなるなど、外見の変化が現れることもあります。 - 骨密度の低下と骨折リスクの上昇
骨粗鬆症を引き起こしやすく、骨折のリスクも高まります。 
このような症状が重なっている方は、早期のホルモン検査やメンズヘルス外来の受診をおすすめします。
    テストステロン = バイタリティ
    生きる力を支えるホルモン
  
  
    「冒険したい」「人と関わりたい」「社会に役立ちたい」
    そんな思いや行動力の背景には、男性ホルモン「テストステロン」が大きく関わっています。
    テストステロンは、筋肉や性機能だけでなく、心のあり方や人とのつながり、社会性にも関係している重要なホルモンです。
  
🧳 冒険:新しいことに挑む意欲
    旅行、狩猟、挑戦への欲求。
    変化を恐れず一歩踏み出す「冒険心」は、テストステロンがしっかり働いていると自然と湧き上がってきます。
  
👥 仲間:人とのつながりを大切に
    仲間や家族と関わる、信頼を築く、絆を深める——
    テストステロンは、社会性や人間関係の形成にも影響を与えるホルモンです。
  
🏆 競争:達成感と前向きなエネルギー
    スポーツやゲーム(麻雀・囲碁・将棋など)、ランキングへのこだわり。
    テストステロンは、達成感を求める行動や競争心を後押しします。
  
⚖️ 公平:誠実さと道徳性を育む
    正直であること、嘘をつかない、分け与える気持ち——
    テストステロンは、倫理的な行動や公正な判断にも関わっているとされています。
  
🌱 社会貢献:他者への思いやり
    ボランティア活動や寄付、地域への関心。
    「誰かのために行動したい」と思う気持ちも、テストステロンが支える心のバイタリティのひとつです。
  
「最近やる気が出ない」「挑戦する気持ちが薄れてきた」「誰かと関わるのが面倒」—— それは年齢のせいだけではなく、テストステロンの低下が関係している可能性があります。
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👨⚕️ コラムに関する医師からのコメント
    「“何となく調子が出ない”という違和感が、実は男性ホルモンの低下によるものかもしれません。
更年期障害は女性だけのものではなく、男性にも確かな医学的根拠と治療法があります。」
        テストステロン値の低下によって心身に不調が現れる「LOH症候群」は、生活の質に大きな影響を及ぼします。
        当院では、テストステロン補充療法や分泌促進療法など、エビデンスに基づいた複数の治療選択肢をご提案しています。
      
「加齢のせい」とあきらめず、お気軽にご相談ください。
0th CLINIC メンズヘルス外来 監修医
・日本泌尿器科学会認定 泌尿器科専門医
・日本抗加齢医学会専門医
・テストステロン治療認定医
    「ホルモンバランスの乱れは、見た目や心にも現れることがあります。
一人で悩まず、安心して受診いただける体制を整えています。」
        男性の更年期は、皮膚・代謝・免疫・精神面まで幅広い影響を及ぼす可能性があります。
        血液検査や内服薬、注射療法など多面的にサポートいたしますので、ご安心ください。
      
0th CLINIC 日本橋 院長
・医学博士/日本病理学会認定 病理専門医
・総合診療・救急医として10年以上の臨床経験
