ミラベグロン(ベタニス®)|β3作動薬による過活動膀胱(OAB)の治療

ミラベグロン(ベタニス®)|β3作動薬による過活動膀胱(OAB)の治療|0th CLINIC 日本橋

ミラベグロン(ベタニス®)|過活動膀胱(OAB)の治療薬

膀胱のβ3受容体を刺激して膀胱をリラックスさせ、尿意切迫感・頻尿・切迫性尿失禁を改善するお薬です。
抗コリン薬で口渇・便秘が強かった方の選択肢にも。

LINEで24時間予約 過活動膀胱(OAB)の基礎 ビベグロン(ベオーバ®)

ミラベグロンが合う可能性があるのは?

  • 尿意切迫感・頻尿・切迫性尿失禁がつらい(OABが疑われる)
  • 抗コリン薬で口渇・便秘・ぼんやり感などの副作用が強かった
  • 前立腺肥大症に伴うLUTSがあり、夜間頻尿を含め全体的な症状改善を目指したい
  • 仕事中・外出中のトイレ探しの負担を減らしたい

しくみ(作用機序)

膀胱の平滑筋にあるβ3受容体を刺激し、膀胱をゆるめて蓄尿容量を増やすことで、尿意の切迫や回数を減らします。抗コリン薬と異なり、口渇・便秘などの副作用が比較的少ないのが特徴です。

服用の一般的な考え方

  • 通常は1日1回。効果判定は2〜4週間で行い、必要に応じて継続
  • 効果が不十分な場合、抗コリン薬との併用を検討することがあります
  • 腎機能・肝機能、併用薬により用量調整や適否の判断が必要です

※ 個別の用量は診察時に決定します。自己判断での開始・中断はお控えください。

副作用・禁忌・相互作用(要チェック)

  • 動悸・血圧上昇など循環器系の症状(高血圧の方は要相談)
  • 排尿困難の悪化(前立腺肥大や尿閉傾向の方は残尿評価が必要)
  • 肝・腎機能障害、重度不整脈など既往のある方は適否を慎重に判断
  • 一部のCYP阻害/誘導薬との相互作用に注意(他院処方・サプリも共有を)

※ 妊娠・授乳、小児は適応に制限があります。必ず診察でご相談ください。

0th CLINICの診療フロー(“最短で実感”をめざす)

  1. 症状評価OABチェック排尿日誌のご案内)
  2. 原因鑑別(尿検査・膀胱/前立腺エコー・残尿測定)
  3. 治療選択:ミラベグロン単剤/抗コリンとの併用/行動療法(骨盤底トレ・飲水/カフェイン調整)
  4. 効果判定(2〜4週間)→継続/切替/併用の微調整
関連:過活動膀胱(OAB)ソリフェナシンイミダフェナシンビベグロン(ベオーバ®)

よくある質問

Q. どのくらいで効きますか?
A. 個人差はありますが、2〜4週間での変化を目安に評価します。
Q. 抗コリン薬とどちらが良い?
A. 口渇・便秘が気になる方はミラベグロンが合うことがあります。逆に夜間頻尿が主体など、症状で使い分け/併用を検討します。
Q. 前立腺肥大症があっても使えますか?
A. 症状・残尿量によっては使用できます。α1遮断薬との併用や、定期的な残尿チェックを行います。
Q. 血圧が高めでも大丈夫?
A. 高血圧の方は血圧コントロールを確認しながら使用可否を判断します。自己判断での中止・増量は避けましょう。

来院の流れと目安時間

1) 初診
問診・尿検査・エコー・残尿測定(約30–60分)
2) 処方
ミラベグロンの適否判断・お薬手帳確認
3) 効果判定
2〜4週間後に再評価、調整

※ 保険診療/費用は症状・検査内容により変動します。

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持ち物:保険証・お薬手帳・他院検査結果(あれば)
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※ 本ページは一般情報です。適応・用量・併用薬・妊娠/授乳・既往歴などにより使用可否が変わります。
自己判断での服用・中断は避け、必ず医師にご相談ください。