コラム

テストステロンの働きとは?

テストステロンの働きとは?
〜男性らしさと健康を支える重要ホルモン〜

テストステロンは、男性ホルモンの代表格であり、筋肉や性機能だけでなく、心や血管、骨、皮膚、さらには認知機能にまで影響を与える重要なホルモンです。
加齢やストレス、生活習慣の乱れによってテストステロン値が低下すると、さまざまな身体的・精神的トラブルが現れることがあります。

🧠 脳や神経への作用

テストステロンは、性欲・攻撃性・意欲の維持、認知機能や睡眠の質の改善にも関与しています。
低下すると、うつ状態や物忘れ、意欲の低下、慢性的な疲労感が現れることも。

💪 筋肉・骨・代謝への影響

筋肉量の増加、脂肪燃焼、骨の強化(骨密度の維持)に関与し、見た目の若々しさと代謝の正常化を支えます。
テストステロンが低下すると、筋肉が減り、脂肪がつきやすくなり、骨粗鬆症のリスクも高まります。

🫀 心血管系・肝臓・腎臓への働き

心臓の保護や、血清アルブミンの産生、造血作用(EPO刺激)など、全身の健康維持に密接に関わっています。
テストステロンは、メタボリック症候群や糖尿病のリスクも抑制します。

🔞 性機能・生殖器への効果

陰茎の発育、精子の産生(造精機能)、性欲や勃起機能の維持など、男性性の根幹に直結する働きがあります。
テストステロンが低いと、EDや性欲低下に悩む方も少なくありません。

🟦 テストステロンが最適な状態だと?

  • 頭が冴え、自信が持てる
  • 筋肉がつきやすく、体脂肪が減りやすい
  • 性欲や勃起機能が安定する
  • 骨が丈夫になり、骨折リスクが減る
  • 気持ちが前向きに、幸福感が高まる
  • 疲れにくく、活力が湧く

一方、テストステロンが不足すると「疲れやすい」「気分が落ち込む」「太りやすい」「EDが気になる」など、生活の質(QOL)に大きく影響します。

🩺 テストステロン補充療法という選択

当院では、医師の管理下で安全に行うテストステロン補充療法をご提供しています。
注射製剤を中心に、症状や体調、目的に合わせたオーダーメイド治療が可能です。

「年齢だから仕方ない」と諦める前に、
今の自分に必要なテストステロン量を見直してみませんか?

テストステロン = バイタリティ
生きる力を支えるホルモン

「冒険したい」「人と関わりたい」「社会に役立ちたい」
そんな思いや行動力の背景には、男性ホルモン「テストステロン」が大きく関わっています。 テストステロンは、筋肉や性機能だけでなく、心のあり方や人とのつながり、社会性にも関係している重要なホルモンです。

🧳 冒険:新しいことに挑む意欲

旅行、狩猟、挑戦への欲求。
変化を恐れず一歩踏み出す「冒険心」は、テストステロンがしっかり働いていると自然と湧き上がってきます。

👥 仲間:人とのつながりを大切に

仲間や家族と関わる、信頼を築く、絆を深める——
テストステロンは、社会性や人間関係の形成にも影響を与えるホルモンです。

🏆 競争:達成感と前向きなエネルギー

スポーツやゲーム(麻雀・囲碁・将棋など)、ランキングへのこだわり。
テストステロンは、達成感を求める行動や競争心を後押しします。

⚖️ 公平:誠実さと道徳性を育む

正直であること、嘘をつかない、分け与える気持ち——
テストステロンは、倫理的な行動や公正な判断にも関わっているとされています。

🌱 社会貢献:他者への思いやり

ボランティア活動や寄付、地域への関心。
「誰かのために行動したい」と思う気持ちも、テストステロンが支える心のバイタリティのひとつです。


「最近やる気が出ない」「挑戦する気持ちが薄れてきた」「誰かと関わるのが面倒」—— それは年齢のせいだけではなく、テストステロンの低下が関係している可能性があります。

あなたらしい「生きる力」を取り戻す第一歩として、
テストステロンを正しく知り、整えることから始めてみませんか?

👨‍⚕️ コラムに関する医師からのコメント

テストステロンの働きとは?
“何となく調子が出ない”という違和感が、実は男性ホルモンの低下によるものかもしれません。
更年期障害は女性だけのものではなく、男性にも確かな医学的根拠と治療法があります。」

テストステロン値の低下によって心身に不調が現れる「LOH症候群」は、生活の質に大きな影響を及ぼします
当院では、テストステロン補充療法や分泌促進療法など、エビデンスに基づいた複数の治療選択肢をご提案しています。

「加齢のせい」とあきらめず、お気軽にご相談ください。

監修:荘子 万可 医師
0th CLINIC メンズヘルス外来 監修医
・日本泌尿器科学会認定 泌尿器科専門医
・日本抗加齢医学会専門医
・テストステロン治療認定医
テストステロンの働きとは?
ホルモンバランスの乱れは、見た目や心にも現れることがあります。
一人で悩まず、安心して受診いただける体制を整えています。」

男性の更年期は、皮膚・代謝・免疫・精神面まで幅広い影響を及ぼす可能性があります。
血液検査や内服薬、注射療法など多面的にサポートいたしますので、ご安心ください。

監修:黒田 揮志夫 医師(病理専門医/皮膚病理医)
0th CLINIC 日本橋 院長
・医学博士/日本病理学会認定 病理専門医
・総合診療・救急医として10年以上の臨床経験
コラム一覧に戻る