男性の更年期障害をチェック ― AMSスコアとは?
男性の更年期障害をチェック ― AMSスコアとは?
AMS(Aging Male’s Symptoms)スコアとは、加齢男性性腺機能低下症(LOH症候群)の診断に使われるセルフチェック形式のスコアシートです。
心と体の変化を17項目で評価し、点数に応じて更年期症状の重症度を判定することができます。
🔍 チェック項目(一部抜粋)
- 全体的に調子が悪く感じる
- 関節や筋肉の痛みがある
- ひどい発汗や睡眠の質の低下
- イライラ、不安感、神経質な傾向
- 性欲や性的能力の低下、朝立ちの減少
これらの症状がいくつも当てはまる場合は、男性ホルモン(テストステロン)低下が原因の可能性があります。
以下のスコア判定を参考に、必要に応じて医師の診察を受けましょう。
📊 スコア判定の目安
- 17~26点:症状なし
- 27~36点:軽度のLOH症候群の可能性
- 37~49点:中等度
- 50点以上:重度(専門医の受診推奨)
AMS(Aging Male’s Symptoms)スコアチェック
テストステロン = バイタリティ
生きる力を支えるホルモン
「冒険したい」「人と関わりたい」「社会に役立ちたい」
そんな思いや行動力の背景には、男性ホルモン「テストステロン」が大きく関わっています。
テストステロンは、筋肉や性機能だけでなく、心のあり方や人とのつながり、社会性にも関係している重要なホルモンです。
🧳 冒険:新しいことに挑む意欲
旅行、狩猟、挑戦への欲求。
変化を恐れず一歩踏み出す「冒険心」は、テストステロンがしっかり働いていると自然と湧き上がってきます。
👥 仲間:人とのつながりを大切に
仲間や家族と関わる、信頼を築く、絆を深める——
テストステロンは、社会性や人間関係の形成にも影響を与えるホルモンです。
🏆 競争:達成感と前向きなエネルギー
スポーツやゲーム(麻雀・囲碁・将棋など)、ランキングへのこだわり。
テストステロンは、達成感を求める行動や競争心を後押しします。
⚖️ 公平:誠実さと道徳性を育む
正直であること、嘘をつかない、分け与える気持ち——
テストステロンは、倫理的な行動や公正な判断にも関わっているとされています。
🌱 社会貢献:他者への思いやり
ボランティア活動や寄付、地域への関心。
「誰かのために行動したい」と思う気持ちも、テストステロンが支える心のバイタリティのひとつです。
「最近やる気が出ない」「挑戦する気持ちが薄れてきた」「誰かと関わるのが面倒」—— それは年齢のせいだけではなく、テストステロンの低下が関係している可能性があります。
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👨⚕️ コラムに関する医師からのコメント

「“何となく調子が出ない”という違和感が、実は男性ホルモンの低下によるものかもしれません。
更年期障害は女性だけのものではなく、男性にも確かな医学的根拠と治療法があります。」
テストステロン値の低下によって心身に不調が現れる「LOH症候群」は、生活の質に大きな影響を及ぼします。
当院では、テストステロン補充療法や分泌促進療法など、エビデンスに基づいた複数の治療選択肢をご提案しています。
「加齢のせい」とあきらめず、お気軽にご相談ください。
0th CLINIC メンズヘルス外来 監修医
・日本泌尿器科学会認定 泌尿器科専門医
・日本抗加齢医学会専門医
・テストステロン治療認定医

「ホルモンバランスの乱れは、見た目や心にも現れることがあります。
一人で悩まず、安心して受診いただける体制を整えています。」
男性の更年期は、皮膚・代謝・免疫・精神面まで幅広い影響を及ぼす可能性があります。
血液検査や内服薬、注射療法など多面的にサポートいたしますので、ご安心ください。
0th CLINIC 日本橋 院長
・医学博士/日本病理学会認定 病理専門医
・総合診療・救急医として10年以上の臨床経験