オゼンピック(セマグルチド注射)|打ち方・用量・副作用・注意点

オゼンピック(セマグルチド注射)|打ち方・用量・副作用・注意点|0th CLINIC 日本橋
GLP-1 受容体作動薬(週1回・皮下注)

オゼンピック®(セマグルチド皮下注)

1のGLP-1受容体作動薬。国内適応は「2型糖尿病」です。
HbA1c改善に加えて体重が減ることはありますが、肥満単独の体重管理目的では適応外です。

一般名:セマグルチド
剤形:皮下注(ペン型/キット)
用法:1(同一曜日)
まず押さえる「週1回の基本」
①同じ曜日に投与 ②食事の影響は受けにくい(時間帯は固定推奨) ③打ち忘れは「次回まで48時間以上」なら可(それ未満はスキップ)
HbA1c 低下が期待 生活療法と併用
投与頻度 週1回 同一曜日
国内適応 2型糖尿病 肥満単独は適応外

0th CLINIC 日本橋 アクセス情報

〒103-0027
東京都中央区日本橋2丁目16番9号 CAMCO日本橋ビル4F

※1F入口で部屋番号「401」を押してお入りください。

■ 日本橋駅 徒歩3分
東京メトロ銀座線・東西線、都営浅草線「D1出口」

■ 茅場町駅 徒歩5分
東京メトロ日比谷線「12番出口」

※お車でお越しの場合は、近隣のコインパーキング等をご利用ください。

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作用機序

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GLP-1(インクレチン)受容体を刺激し、血糖依存的なインスリン分泌の促進グルカゴン分泌の抑制で血糖を改善します。加えて、 食欲低下・満腹感の増強・胃排出遅延により摂取量が減り、体重が減ることがあります。

週1回でも効く理由:持続性製剤のため、血糖コントロールを「毎日頑張りすぎない」設計が可能です(生活療法は継続)。

どのくらい効く?(目安)

多くの方でHbA1c低下が期待でき、体重も数%程度減ることがあります(個人差)。 効果が十分か、また副作用が許容できるかを見ながら、用量と生活習慣をセットで最適化します。

比較のヒント: 経口(リベルサス)は服用ルールが重要。 より強い減量ニーズは チルゼパチド なども含めて検討します。

用法・用量(外来での標準的な漸増)

期間 用量(週1回) 目的/備考
開始〜4 0.25mg 副作用(吐き気等)を抑えるための導入期。効果評価は次段階で。
5週〜 0.5mg 基本の維持量。食事・運動と合わせてHbA1c/体重を評価。
必要時 1.0mg(最大) 十分な効果が得られない場合に検討(消化器症状が強い場合は漸増を遅らせる/据え置き)。
打ち忘れ(重要): 次回投与まで2日(48時間)以上ある場合は、気づいた時点で投与し、その後は元の曜日で継続。 48時間未満なら今回は投与せず、次回の予定日に投与します。

打ち方(基本)

  • 皮下注:腹部・太もも・上腕など(毎回同じ場所に偏らない)
  • 同一曜日に週1回(時間帯は固定推奨)
  • 食事の影響は受けにくい(ただし生活リズムを一定に)
  • 自己注射は十分な指導・練習の上で実施
保管の目安:未使用は冷蔵(凍結回避)。使用開始後は遮光して室温または冷蔵で保管し、8週間以内に使用します。

どんな人に向く?

  • 2型糖尿病で、週1回の注射で血糖管理を安定させたい
  • 体重や食欲のコントロールも同時に整えたい(主目的は血糖)
  • 毎日服用の継続が難しい/内服ルールが負担
同成分の併用は不可:セマグルチドを含む他製剤との併用は避けます(例:別のセマグルチド製剤)。

主な副作用

  • 消化器症状:吐き気、嘔吐、下痢、便秘、胃もたれ
  • まれ:胆嚢・胆道系イベント、膵炎、腸閉塞/胃排出遅延の増悪など
  • 低血糖:単独では起こりにくいが、インスリンやSU薬と併用時は注意
すぐ受診:持続する激しい腹痛、繰り返す嘔吐、黒色便/血便、黄疸、強い脱水、意識が遠のく低血糖症状など。
つらい時のコツ:少量頻回・脂質を控える・水分と電解質。増量を急がない(据え置き/延期)で改善することがあります。

禁忌・注意

  • 禁忌の例:本剤成分に過敏症の既往、糖尿病性ケトアシドーシス/昏睡・前昏睡、1型糖尿病など(インスリンによる速やかな治療が必要な状態)
  • 慎重投与:膵炎既往、胆石/胆嚢疾患、重度の胃腸運動障害、腎機能障害(脱水時の増悪に注意)
  • 併用注意:インスリン/SU薬などは低血糖リスク↑ → 事前に用量調整を検討
  • 甲状腺の症状(しこり、嗄声、嚥下困難など)がある場合は申告
手術/全身麻酔・深鎮静・内視鏡が近い方:
胃内容が残りやすい場合があるため、事前申告が重要です(自己判断で中止/再開しない)。 休薬の要否・期間は手技内容と施設方針で個別に決まります。

費用(薬価の目安)

薬価は改定で変わる可能性があります。最新は診療時にご案内します(診察料・検査・指導料などは別途)。

製剤 薬価(1キット) 自己負担(3割の目安) 自己負担(1割の目安)
オゼンピック皮下注 2mg(1キット) 11,151円 約3,345円 約1,115円
キット当たりの投与回数(概算)
0.25mgなら約8回、0.5mgなら約4回、1.0mgなら約2回。
※実際の運用(用量変更・指導状況)で前後します。使用開始後は8週間以内に使用します。

糖尿病外来での位置づけ(当院方針)

オゼンピックは2型糖尿病の血糖コントロールを目的に、生活療法や他剤と組み合わせて使用します。 「週1回」で継続しやすい一方、消化器症状が出ることがあるため、漸増継続設計を重視します。

  • 適応が合う方:血糖が目標に届かない/体重や食欲も整えたい(主目的は血糖)
  • 見直し目安:最大耐用量でも改善が乏しい、副作用で継続困難、低血糖リスクが高い併用 など
適応外使用について:肥満単独の体重管理は適応外です。目的に応じて代替案(他の治療や生活設計)も含めて提案します。

よくある質問(FAQ)

いつ打てばいいですか?食事は関係ありますか?
週1回、同じ曜日に投与します。食事の影響は受けにくいですが、生活リズムに合わせて時間帯は固定するのがおすすめです。
打ち忘れたらどうすればいいですか?
次回投与まで48時間以上あれば気づいた時点で投与し、その後は元の曜日に戻します。48時間未満なら今回は投与せず、次回の予定日に投与します。
吐き気が強いときは?
少量頻回・脂質を控える・水分と電解質を意識。増量を遅らせる/据え置くことで緩和することがあります。改善しない場合はご相談ください。
他の糖尿病薬(SU薬/インスリン)と一緒に使えますか?
併用はあり得ますが、低血糖が起きやすくなる組み合わせがあります。併用薬に応じて用量調整を検討します(自己判断で調整しないでください)。
肥満だけでも処方できますか?
国内適応は2型糖尿病です。肥満単独の体重管理は適応外のため、当院では原則第一選択としません(目的に合う代替案をご提案します)。

医師からのコメント・監修

オゼンピック(セマグルチド注射)|打ち方・用量・副作用・注意点
「週1回のGLP-1は、続けやすい一方で、漸増の設計併用薬の整理がとても大切です。副作用を抑えながら“続く形”で最適化します。」

0th CLINICでは、血糖・体重・生活習慣・併用薬・合併症リスクを含めて、患者さまごとに治療を組み立てます。 「打ち方が不安」「吐き気がつらい」「低血糖が心配」なども、遠慮なくご相談ください。

監修:黒田 揮志夫 医師(病理専門医/消化器病理医)
0th CLINIC 日本橋 院長/医学博士
日本病理学会認定 病理専門医/プライマリ・ケア連合学会認定 プライマリ・ケア認定医
日本医師会認定 産業医/健康スポーツ医(総合診療・救急科での診療歴10年以上)
本ページの情報は一般向け解説であり、医師の診療・指示に優先するものではありません。
医薬品の適正使用は添付文書・最新情報をご確認ください。緊急時は受診・相談窓口へ。

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