腎・尿管結石の痛みに使うNSAIDs|ロキソプロフェン/セレコキシブ/ジクロフェナク坐剤
腎・尿管結石の痛み(疝痛)に使うNSAIDs
結石の疝痛は前触れなく最強レベルの痛みになることがあります。
0th CLINICでは、症状・既往・腎機能を評価し、ロキソプロフェン/セレコキシブ/ジクロフェナク坐剤などを状況に応じて選択。
当日評価(尿検査・超音波)と再発予防の提案まで、一気通貫でサポートします。
まず知ってほしい3つの要点
- NSAIDsは結石痛に理にかなう鎮痛:腎盂圧・前列腺素抑制で鎮痛効果が高い一方、腎機能や胃腸・心血管リスクに注意。
- 坐薬の即効性:嘔気・嘔吐がある疝痛時はジクロフェナク坐剤が選択肢。
- 痛み対処=治療の一部:痛みを抑えつつ結石サイズ・位置を確認し、 自然排石促進(MET)や手術適応の判断へ。
代表的なNSAIDsと“結石痛”での使いどころ
ロキソプロフェン
- 頓用で扱いやすい。軽〜中等度の疝痛に。
- 胃腸障害リスクに注意。PPI併用を検討することも。
- 腎機能低下・脱水・高齢者では過量/長期に注意。
セレコキシブ
- COX-2選択性で胃腸障害リスクを相対的に低減。
- 心血管リスク・腎機能に配慮。既往により適否判断が必要。
- 持続痛・仕事中の痛みコントロールの選択肢。
ジクロフェナク坐剤
- 嘔気・嘔吐で内服困難な疝痛時に有用。
- 腎機能・心血管・胃腸リスクに配慮。使用回数・間隔を遵守。
- 強い疼痛の初期対応として、医療機関での評価と併用が安心。
こんなときはすぐ受診を
- 発熱・悪寒(腎盂腎炎の疑い)
- 耐えがたい痛みが持続/嘔吐で水分も取れない
- 片腎・腎機能低下・抗凝固/抗血小板薬を内服中
- 妊娠の可能性・胃潰瘍/心疾患の既往・高齢で虚弱
※ NSAIDsは腎血流に影響しうるため、脱水時や腎機能低下では慎重に。自己判断での長期連用は避けてください。
当日できること
- 尿検査(血尿・感染の有無)/腹部エコー(当日)
- 疼痛コントロール(内服/坐薬/点滴の検討)
- 必要に応じてCT/MRIを連携手配(当日〜翌日)
- 自然排石促進(タムスロシン 等)や再発予防(クエン酸製剤)の提案
LINEで24時間予約(最短で当日評価)
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よくある質問
- Q. NSAIDsとアセトアミノフェンは併用できますか?
- A. 併用は状況により得失があります。アセトアミノフェンのページも参考にしつつ、受診時にご相談ください。
- Q. 坐薬はどのタイミングで使いますか?
- A. 嘔気・嘔吐で内服が難しい時や、強い疝痛で早く効かせたい時に選択します。
- Q. 胃が弱い/腎機能が心配です。
- A. 胃腸・腎・心血管のリスクを評価し、薬の種類・量・期間を調整します。自己判断での継続は避けましょう。
- Q. 痛みが治まれば受診は不要?
- A. 痛みが消えても結石が残っている場合があります。自然排石率の目安や再発予防のため、評価をおすすめします。
関連ページ
安全性と受診のお願い
本ページは一般情報です。腎機能低下・消化性潰瘍・心血管疾患・抗凝固/抗血小板薬内服・妊娠/授乳などの方はNSAIDsの選択に注意が必要です。 自己判断の使用や長期連用は避け、医師の診察を受けてください。
本ページは一般情報です。腎機能低下・消化性潰瘍・心血管疾患・抗凝固/抗血小板薬内服・妊娠/授乳などの方はNSAIDsの選択に注意が必要です。 自己判断の使用や長期連用は避け、医師の診察を受けてください。