食でアンドロゲン(男性ホルモン)を高めるには?
💪 食でアンドロゲン(男性ホルモン)を高めるには?
男性ホルモン(アンドロゲン)を高めるために、食事や栄養の観点からアプローチする方法が注目されています。 近年の研究では、以下のような食品や栄養素が、テストステロン産生に関与するライディッヒ細胞や動物モデルで効果が認められていることが報告されています。
- エイコサペンタエン酸(EPA):青魚に含まれ、JAMA Network Openでは若年男性におけるアンドロゲン上昇が示唆されました。
JAMA Network Open, 2020 - D-アスパラギン酸:精巣内ライディッヒ細胞に作用し、テストステロンの産生促進が示唆されています。
 - ビタミンK:骨代謝だけでなく、アンドロゲン産生にも関わる可能性あり。
 - 玉ねぎ由来チオール化合物(イソアリイン、メチイン):複数の研究でテストステロン上昇作用を報告。
Folia Morphol., 2009 - 黒ショウガ(メトキシフラボン):抗酸化作用と共に、男性ホルモン受容体への作用も期待されています。
 - マカ(Lepidium meyenii):ペルー原産、性機能改善として古くから使用され、研究でのテストステロン上昇が報告。
 - フェヌグリーク(Trigonella foenum-graecum):インドや中東で料理に使用されるハーブで、ヒト試験でも有効性が示唆されています。
 
これらはサプリメントや食品として摂取可能ですが、医師の管理のもとで行うことが望ましいです。
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AMS(Aging Male’s Symptoms)スコアチェック
    テストステロン = バイタリティ
    生きる力を支えるホルモン
  
  
    「冒険したい」「人と関わりたい」「社会に役立ちたい」
    そんな思いや行動力の背景には、男性ホルモン「テストステロン」が大きく関わっています。
    テストステロンは、筋肉や性機能だけでなく、心のあり方や人とのつながり、社会性にも関係している重要なホルモンです。
  
🧳 冒険:新しいことに挑む意欲
    旅行、狩猟、挑戦への欲求。
    変化を恐れず一歩踏み出す「冒険心」は、テストステロンがしっかり働いていると自然と湧き上がってきます。
  
👥 仲間:人とのつながりを大切に
    仲間や家族と関わる、信頼を築く、絆を深める——
    テストステロンは、社会性や人間関係の形成にも影響を与えるホルモンです。
  
🏆 競争:達成感と前向きなエネルギー
    スポーツやゲーム(麻雀・囲碁・将棋など)、ランキングへのこだわり。
    テストステロンは、達成感を求める行動や競争心を後押しします。
  
⚖️ 公平:誠実さと道徳性を育む
    正直であること、嘘をつかない、分け与える気持ち——
    テストステロンは、倫理的な行動や公正な判断にも関わっているとされています。
  
🌱 社会貢献:他者への思いやり
    ボランティア活動や寄付、地域への関心。
    「誰かのために行動したい」と思う気持ちも、テストステロンが支える心のバイタリティのひとつです。
  
「最近やる気が出ない」「挑戦する気持ちが薄れてきた」「誰かと関わるのが面倒」—— それは年齢のせいだけではなく、テストステロンの低下が関係している可能性があります。
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👨⚕️ コラムに関する医師からのコメント
    「“何となく調子が出ない”という違和感が、実は男性ホルモンの低下によるものかもしれません。
更年期障害は女性だけのものではなく、男性にも確かな医学的根拠と治療法があります。」
        テストステロン値の低下によって心身に不調が現れる「LOH症候群」は、生活の質に大きな影響を及ぼします。
        当院では、テストステロン補充療法や分泌促進療法など、エビデンスに基づいた複数の治療選択肢をご提案しています。
      
「加齢のせい」とあきらめず、お気軽にご相談ください。
0th CLINIC メンズヘルス外来 監修医
・日本泌尿器科学会認定 泌尿器科専門医
・日本抗加齢医学会専門医
・テストステロン治療認定医
    「ホルモンバランスの乱れは、見た目や心にも現れることがあります。
一人で悩まず、安心して受診いただける体制を整えています。」
        男性の更年期は、皮膚・代謝・免疫・精神面まで幅広い影響を及ぼす可能性があります。
        血液検査や内服薬、注射療法など多面的にサポートいたしますので、ご安心ください。
      
0th CLINIC 日本橋 院長
・医学博士/日本病理学会認定 病理専門医
・総合診療・救急医として10年以上の臨床経験
