シロドシン(ユリーフ®)|選択的α1A遮断薬で“尿の勢い”と“残尿感”を改善

シロドシン(ユリーフ®)|選択的α1A遮断薬で“尿の勢い”と“残尿感”を改善|0th CLINIC 日本橋

シロドシン(ユリーフ®)|選択的α1A遮断薬で“尿の勢い”“残尿感”を改善

前立腺肥大症に伴う排尿困難・尿勢低下・残尿感・頻尿の治療に用いる内服薬です。
0th CLINICは症状(IPSS)・併用薬・合併症を踏まえ、過不足のない薬剤選択とフォローを行います。

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シロドシンとは|作用機序と期待できる改善

前立腺・膀胱頸部などに多いα1A-アドレナリン受容体を選択的に遮断し、尿道抵抗を低下させることで尿の勢い排尿開始のしやすさ残尿感を改善します。
交感神経遮断に伴う血圧低下は相対的に少なめとされますが、ふらつきには注意します。

改善しやすい症状
尿勢低下/排尿開始困難/残尿感/夜間頻尿(個人差あり)
向いている方の例
血圧が低めで立ちくらみが気になる方、早く効果を感じたい希望がある方
モニタリング
IPSS/OABSS、残尿量(エコー)、起立時症状

他薬との比較(ポイントだけ)

※選択は症状プロファイル(IPSS)、前立腺体積、合併症・併用薬、生活背景で最適化します。

副作用と注意点

よくある副作用
  • ふらつき・立ちくらみ(起立性)
  • 射精障害(精液が出にくい/逆行性様)
  • 鼻閉・めまい・倦怠感 など
相互作用・併用注意
  • CYP3A4の強い阻害薬(一部の抗真菌薬・抗菌薬等)
  • 降圧薬やPDE5阻害薬(シルデナフィル等)との併用で血圧低下に注意
  • 腎機能低下がある場合は用量調整や選択を再検討
手術前の注意(眼科)

白内障手術時にIFIS(術中虹彩緊張低下症候群)が起こりやすい報告があります。
眼科受診・手術予定がある方は必ず服薬歴を伝えてください。

※用量・用法は医師が個別に判断します。自己判断の増減は行わないでください。

当日の流れと検査

  1. 問診+IPSS/OABSS(症状の見える化)
  2. 尿検査(尿路感染の除外)+必要に応じて血液検査
  3. 膀胱・前立腺エコー(残尿量・体積評価)
  4. 治療方針(薬の選択/生活指導/併用薬の調整)
関連:尿検査エコー排尿日誌

費用の目安

保険診療での初診・検査・処方は内容により異なります(自己負担割合によって変動)。
自由診療の価格・再診料などは受付でご案内します。

よくある質問

Q. どれくらいで効果を実感しますか?
A. 個人差がありますが、内服開始から比較的早期に尿の勢い・残尿感の改善を感じる方がいます。
Q. 射精障害は必ず起こりますか?
A. いいえ。一定割合で見られますが可逆的です。支障があれば薬の調整を行います。
Q. 低血圧気味ですが服用できますか?
A. 起立性低血圧のリスクに注意が必要です。他の選択肢(タムスロシン等)を含め医師と相談します。
Q. EDもある場合は?
A. タダラフィル5mgの併用等を検討します。併用時は血圧低下に注意が必要です。
Q. いつまで飲み続けますか?
A. 症状や前立腺体積により異なります。定期評価(IPSS・残尿量)で調整します。
Q. 白内障手術の予定があります。
A. 眼科医へ必ず服薬歴を共有してください(IFIS対策のため)。
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持ち物:お薬手帳・健診結果(あれば)・血圧手帳(低血圧傾向の方)
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注意・免責

  • 本ページは一般向けの説明です。診断・用法用量は個別判断となります。
  • 持病や併用薬、腎機能・肝機能によっては適さない場合があります。
  • 眼科手術(白内障など)予定のある方は必ず服薬歴を医師へお伝えください。

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