色素沈着(PIH)対策|内服・外用・低出力レーザーの正しい組み立て

色素沈着(PIH)対策|内服・外用・低出力レーザーの正しい組み立て|0th CLINIC 日本橋

色素沈着(PIH)対策|内服・外用・低出力レーザーの正しい組み立て

ニキビ後の色素沈着(PIH)は、炎症後に増えたメラニンが皮膚に残って“茶〜灰色”に見える状態です。
0th CLINICでは、①原因コントロール(新規炎症の抑制)→②美白内外用→③低出力レーザー/トーニング→④紫外線・摩擦対策の順で、肌質と生活に合わせて最短ルートを設計します。

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PIHかどうかの見極め

  • 色調:茶色〜灰色(ときに青み)。赤み主体なら PIE(赤み) を参照。
  • 時間経過:自然軽快もあるが、紫外線・摩擦で長期化しやすい。
  • 触ると?:凹凸が少なく、色だけ残ることが多い(凹みは萎縮性=別経路)。

活動性ニキビが続くとPIHも増えます。まずは炎症コントロール(保険治療含む)を最優先に。

“効く順番”で組む:内服・外用・低出力レーザー

① 原因を止める(炎症対策)

新しいニキビを減らす=PIHの新規発生を止めること。保険の外用・内服、生活改善を組み合わせます。詳しくは ニキビ治療100FAQ をご参照ください。

② 美白“内外用”を最適化

  • 外用:メラニン産生を抑える成分、角質ターンオーバーを整える成分などを肌質に応じて選択。敏感肌は低刺激設計から段階的に。
  • 内服:酸化ストレス対策・メラニン代謝をサポートする成分の併用を検討(既往歴・内服中の薬を確認)。

外用は“塗る量・頻度・期間”の設計が効果と刺激を左右します。むやみに増やさず、段階的に。

③ 低出力レーザー/トーニング

均一低出力でメラニンを少しずつ減らし、色ムラを整えます。回数を重ねる前提で、刺激・反跳を避ける“安全側の出力設計”が肝心です。

  • ピコレーザー(低出力運用):色むらの面改善に有効。回数前提でコツコツ進める。
  • 濃い斑や広範囲は3〜6回を目安に、経過で8回以上も検討。

④ 仕上げ:紫外線・摩擦対策を習慣化

  • UV:PA値重視の日焼け止めを毎日。屋内でも窓側は塗布。
  • 摩擦:クレンジング/洗顔は“撫でるだけ”。タオルは押し当てる。
  • 熱・乾燥:長風呂・高温シャワーは赤み/乾燥の誘因。保湿を先行。
フェーズ 内容 目安
0〜2週 炎症鎮静・外用の刺激テスト・UV/摩擦制御の徹底 刺激少なめ設計で開始
2〜8週 低出力レーザー/トーニングを定期実施+美白内外用を継続 2〜4週間隔で3〜6回
以降 色ムラの微調整・メンテナンス 季節や予定に合わせて間隔調整

セルフケアのコツと避けたいこと

毎日のコツ

  • 朝:日焼け止め→メイク。外出が長い日は塗り直し。
  • 夜:刺激の少ないクレンジング・洗顔、こすらない。
  • 入浴:ぬるめ+短時間、上がったら早めに保湿。

避けたいこと

  • スクラブ・ゴシゴシ洗い・強いピーリングの頻用
  • 屋外長時間で無防備(帽子・日傘が有効)
  • 自己判断で外用を増やす(刺激→悪化の原因)

よくある質問

PIHとPIEの見分けがつきません…
色が茶〜灰色ならPIH、赤〜紫ならPIEが疑わしいです。迷う場合は医師が診断し、低出力レーザーIPLなど、適切な経路を選びます。
何回で薄くなりますか?
目安は3〜6回。濃い・広い場合は8回以上を検討。紫外線・摩擦対策を同時に徹底すると効率が上がります。
ダウンタイムや副作用は?
赤み/乾燥・一時的な刺激感が出ることがあります。保湿と遮光で多くはコントロール可能です。詳しくはダウンタイムとケアをご確認ください。

まずは炎症コントロールとタイプ診断から。最短ルートをご提案します。

初診カウンセリング(予約制)|日本橋駅すぐ

👨‍⚕️ 医師からのコメント・監修

色素沈着(PIH)対策|内服・外用・低出力レーザーの正しい組み立て
「ニキビ痕の治療は、見た目の改善だけでなく、自己肯定感や生活の質の向上にも直結する重要な医療のひとつです。
凹凸・赤み・色素沈着など、多様な痕に対して、根拠あるアプローチと丁寧な経過フォローを大切にしています。」

0th CLINICでは、瘢痕のタイプや肌質に合わせて、レーザー、ニードリング、薬剤治療などを適切に組み合わせ、オーダーメイドで改善プランをご提案しています。 初めての方にもわかりやすい説明を心がけ、納得いただいたうえで治療を進めていきます。

監修:黒田 揮志夫 医師(病理専門医/皮膚病理医)
0th CLINIC 日本橋 院長
医学博士/日本病理学会認定 病理専門医
ニキビ・ニキビ痕の診療経験多数/再発予防と治療ガイドラインに基づいた処方設計を実施

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