赤み(PIE)対策|炎症後紅斑を最短ルートで改善

赤み(PIE)対策|炎症後紅斑を最短ルートで改善|0th CLINIC 日本橋

赤み(PIE)対策|炎症後紅斑

PIE(Post-Inflammatory Erythema)は、炎症後に残る血管優位の赤み。色素沈着(PIH)とは原因も対策も異なります。
0th CLINICでは血管・炎症コントロール+生活指導を組み合わせ、最短ルートでの改善をめざします。

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PIEとは(炎症後紅斑)

炎症が収束した後に皮膚浅層の毛細血管が拡張・増生して見える赤みです。
痛みや膿はなく、触れると赤みが一時的に薄くなる(圧迫で退色)ことが多いのが特徴。
活動性ニキビが残る場合は、まず炎症コントロールを優先します。

PIEとPIH(色素沈着)の見分け方

項目 PIE(赤み) PIH(茶〜灰色)
主因 血管拡張・炎症の名残 メラニン沈着
色の特徴 赤〜赤紫 茶〜灰色
圧迫 退色しやすい 変化しにくい
主な対策 血管向け光/レーザー、炎症ケア 低出力レーザー・美白外用/内服

治療の選択肢(“効く順番”で最適化)

① IPL(血管・赤みに配慮した設定)

広い面の赤みに適した光治療。ルメッカなどのIPLは、出力・フィルターを調整してPIEに配慮します。
・面状の赤み/頬〜こめかみの広範囲に適しやすい
・色素沈着が混在する場合、トーン改善も併走しやすい

② PDL(色選択性の高い血管レーザー)

点状〜線状の赤みや、より血管選択性が求められるケースに。
・紫斑リスクを踏まえたダウンタイム設計が必要
・点状の“赤点”が目立つタイプに検討

③ RF(マイクロニードリングRF/ドラッグデリバリー)

真皮リモデリングを促し、赤みと質感の双方を改善に導く設計。ポテンツァ等でパラメータを最適化します。
・瘢痕や毛穴の“凹凸”も併存する場合に有用
・炎症を起こさない出力設計と術後ケアが鍵

回数・間隔・ダウンタイムの目安

  • 回数目安:3〜5回(赤みの濃さ・範囲により調整)
  • 施術間隔:3〜6週間(機器と反応に応じて)
  • ダウンタイム:軽い赤み・ほてり(通常は数日以内)。PDLは紫斑数日〜1週間程度の可能性
  • メイク/洗顔:当日〜翌日で個別案内

※肌質・既往・季節で最適解は変わります。診察時に“天井”を見極め、無駄打ちを避けます。

生活指導(赤みを長引かせないために)

  • 紫外線対策:SPF・PAのバランス/こすらない塗り直し
  • 摩擦・圧迫を避ける:洗顔は泡で押し洗い/マスク・枕カバーを清潔に
  • 温熱刺激の管理:サウナ・長風呂・強い運動後は一時的に赤みが増すことあり
  • 炎症の芽を摘む:活動性ニキビは早めに受診し、自己圧出は避ける
  • スキンケア最適化:低刺激・保湿重視。レチノイド使用は医師指示に従う

よくある質問

赤みは自然に消えますか?
軽度なら自然軽快もありますが、範囲が広い/濃い/長引く場合は血管向けの光・レーザー併用が効率的です。
施術は痛いですか?
IPLは輪ゴムではじくような刺激、PDLは部位により痛みあり。必要に応じて冷却・麻酔を検討します。
日焼けしていても受けられますか?
安全性を最優先し、季節・肌状態で出力を調整します。場合により時期をずらす/生活指導を先行します。
何回で効果が出ますか?
個人差はありますが、多くは3〜5回で変化を実感。写真比較で効果を可視化します。

ニキビ治療全般のQ&Aは 「ニキビ治療100FAQ」 も併せてご覧ください。

“今の赤み”、最適な一手を。

医師がタイプを見極め、出力・間隔を個別設計します。

👨‍⚕️ 医師からのコメント・監修

赤み(PIE)対策|炎症後紅斑を最短ルートで改善
「ニキビ痕の治療は、見た目の改善だけでなく、自己肯定感や生活の質の向上にも直結する重要な医療のひとつです。
凹凸・赤み・色素沈着など、多様な痕に対して、根拠あるアプローチと丁寧な経過フォローを大切にしています。」

0th CLINICでは、瘢痕のタイプや肌質に合わせて、レーザー、ニードリング、薬剤治療などを適切に組み合わせ、オーダーメイドで改善プランをご提案しています。 初めての方にもわかりやすい説明を心がけ、納得いただいたうえで治療を進めていきます。

監修:黒田 揮志夫 医師(病理専門医/皮膚病理医)
0th CLINIC 日本橋 院長
医学博士/日本病理学会認定 病理専門医
ニキビ・ニキビ痕の診療経験多数/再発予防と治療ガイドラインに基づいた処方設計を実施

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