ニキビ治療100の疑問|薬・スキンケア・生活・跡まで完全ガイド
ニキビ治療100の疑問|薬・スキンケア・生活・跡まで完全ガイド
保険中心+必要なときだけ自費。
一問一答で“今知りたい”に最短で答えます。詳細は各リンク先で深掘りできます。
1. 基礎(定義/種類/部位)
- 1-1. ニキビ(尋常性ざ瘡)とは?
- 皮脂・角化・細菌・炎症が関与する毛包の炎症性疾患です。総論はこちら。
- 1-2. 種類(白・黒・赤・膿・しこり)の違いは?
- 白/黒は面皰、赤/膿は炎症、しこりは深部炎症です。タイプ別。
- 1-3. 思春期と大人では何が違う?
- 機序は同じでも、大人は生活・化粧品・ストレスの比重が高め。当院方針。
- 1-4. 顔以外(背中・胸)にもできる?
- 皮脂と摩擦・汗が多い部位に出やすいです。顔総論/体は別ページ準備中。
- 1-5. うつる?
- 感染症ではなく“うつりません”。ただし共有タオルや化粧具は衛生的に分けましょう。生活。
- 1-6. 自然に治る?
- 自然軽快もありますが、跡リスクを下げるには早期治療が有利です。標準治療。
- 1-7. 皮膚科と美容皮膚科の違いは?
- 保険で炎症を抑え、必要時のみ自費で補強するのが基本です。皮膚科/美容皮膚科。
- 1-8. 潰すのはダメ?
- 自己圧出は感染・PIH・凹凸の原因に。面皰圧出をご検討ください。
- 1-9. 何科に行けばいい?
- まず皮膚科へ。難治や跡は美容皮膚科と連携します。当院の皮膚科。
- 1-10. 写真だけで診断できますか?
- オンライン相談は目安にはなりますが、正確な診断は対面がおすすめです。総論。
2. 診療(受診目安/頻度/保険)
- 2-1. 受診の目安は?
- 赤いニキビ・しこり・同じ場所の再発・跡が心配なら受診を。方針。
- 2-2. 初診で用意するものは?
- 現在の化粧品・外用/内服のリスト、悪化のきっかけ写真が役立ちます。総論。
- 2-3. 通院頻度は?
- 初期は2〜4週で調整、維持は1〜3か月が目安です。FAQ。
- 2-4. 保険は使える?
- 外用・内服・面皰圧出は保険適用(条件あり)。保険治療。
- 2-5. 面皰圧出は毎回必要?
- 適応時のみ。面皰優位期やイベント前などに有効です。面皰圧出。
- 2-6. 局所ステロイド注射は誰でも受けられる?
- 強い腫れの結節/嚢腫に限り適応を慎重に判断します。ニキビ注射。
- 2-7. 学生でも通いやすい?
- LINE予約・短時間処置で通いやすく設計します。LINE予約。
- 2-8. 皮膚科と薬局の市販薬はどちらが良い?
- 保険外用は作用が明確で併用設計がしやすいです。標準治療。
- 2-9. 自費機器は必須?
- 不要です。必要性があるときのみ選択します。自費治療。
- 2-10. 写真で経過観察してもらえる?
- 経過写真は治療調整に有用です。来院時に拝見します。総論。
3. 外用薬(使い方/副作用/併用)
- 3-1. ベピオでヒリヒリします。どう調整?
- 量・頻度・塗布順を調整し、保湿を強化します。続く場合は医師に相談を。ベピオ。
- 3-2. アダパレンとハイドロキノンは一緒に?順番は?
- 刺激が出やすいので低頻度から、夜はアダパレン→保湿→ハイドロキノンの順が一般的です。レチノイド/HQ。
- 3-3. ウォッシュゲルと普通のベピオの使い分け?
- 導入期はウォッシュゲルで短接触、安定後に通常製剤で維持する方法があります。ウォッシュゲル。
- 3-4. 外用抗菌薬はずっと塗る?
- 原則短期・限局で、長期は耐性の観点から避けます。ゼビアックス/アクアチム/デュアック。
- 3-5. トレチノインは誰でも使える?
- 刺激や乾燥が出ることがあり、妊娠希望/妊娠・授乳中は使用不可です。トレチノイン。
- 3-6. アゼライン酸はどんな位置づけ?
- 刺激が少ない選択肢として用いることがあります。アゼライン酸。
- 3-7. ハイドロキノンで白斑は出ますか?
- 長期・高濃度で色調変化の報告も。医師の指示で濃度と期間を管理します。HQ。
- 3-8. ベピオとアダパレンは併用できる?
- 併用設計は一般的ですが刺激対策が必要です。BPO/アダパレン。
- 3-9. 朝は何を塗る?日焼け止めは?
- 朝は保湿+日焼け止めが基本。薬は医師指示に従ってください。生活ケア。
- 3-10. しみる/赤い時は中止?
- 一時的に頻度を落とす・休薬するなど調整します。自己判断で放置せず相談を。FAQ。
4. 内服薬(期間/併用/避ける条件)
- 4-1. テトラサイクリン系はどのくらい飲む?
- 原則短期。反応を見て外用中心へ移行します。ビブラマイシン。
- 4-2. 食事や乳製品との相互作用は?
- 一部で吸収低下があり、服用方法を指示します。内服の注意。
- 4-3. 抗菌薬とピルは併用できる?
- 種類により注意が必要です。必ず処方時にご相談ください。ピル。
- 4-4. イソトレチノインの適応は?
- 重症・難治例で検討。催奇形性など重大な副作用があり厳格な管理が必要です。イソトレチノイン。
- 4-5. 亜鉛やビタミンのサプリは有効?
- 一定の報告もありますが個人差が大きく、まずは標準治療の最適化を。総論。
- 4-6. アジスロマイシンは一気に治る?
- 適応を選びます。まずは外用・面皰管理が基本です。アジスロマイシン。
- 4-7. トラネキサム酸はニキビ跡に効く?
- 色素沈着の改善で用いることがあります。適応は個別判断です。TXA。
- 4-8. 抗菌薬耐性が心配です
- 期間管理と外用中心への移行でリスクを抑えます。保険治療。
- 4-9. 妊娠・授乳中は内服できる?
- 多くが制限されます。安全最優先で個別に判断します。総論。
- 4-10. いつ内服をやめる?
- 炎症が落ち着いたら段階的に減らし、維持は外用と生活設計で行います。方針。
5. ルーティン(洗顔/保湿/日焼け止め/メイク)
- 5-1. 洗顔は1日何回?温度は?
- 基本は1日2回、ぬるま湯で優しく。洗顔のコツ。
- 5-2. メイク落としの選び方は?
- ノンコメドジェニック・摩擦が少ないものを選び、帰宅後は早めにオフ。生活。
- 5-3. 保湿は必要?
- 必要です。バリア回復は外用の刺激軽減にも役立ちます。保湿。
- 5-4. 日焼け止めはSPF/PAいくつ?
- 毎日SPF30+・PA+++以上を目安に。日焼け対策。
- 5-5. 朝の順番は?
- (指示がなければ)保湿→日焼け止め→メイクが基本です。ルーティン。
- 5-6. 枕カバーやタオルは?
- 清潔に保ち、摩擦の少ない素材を。生活。
- 5-7. マスクで悪化します。素材は?
- 摩擦の少ない素材・こまめな交換が有効です。対策。
- 5-8. 髪・整髪料は関係ある?
- 前髪やオイル系で悪化することがあります。額周りは特に注意。部位別。
- 5-9. 学校・仕事と両立できますか?
- 通院間隔とルーティンを調整します。無理のない設計が重要です。方針。
- 5-10. メイクはやめるべき?
- やめる必要はありません。薄く・ノンコメドで、帰宅後は早めにオフ。生活。
6. 生活(睡眠/食事/運動/ジム/サウナ/プロテイン)
- 6-1. 睡眠は関係する?
- 睡眠不足は悪化因子です。7時間目安+規則性を。原因。
- 6-2. 高GI食品って具体的に何?
- 白パン/菓子/甘い飲料など。主食は未精製穀類を意識。食事。
- 6-3. 乳製品は避けるべき?
- 影響する人がいます。症状と関連があれば量や種類を調整。食事。
- 6-4. プロテインはやめるべき?ホエイ以外ならOK?
- ホエイで悪化する方がいます。タイミング・種類・量を調整。運動/栄養。
- 6-5. サウナ・岩盤浴は悪化する?
- 長時間の発汗・摩擦で悪化することがあります。直後の洗浄と保湿を。生活。
- 6-6. 喫煙・飲酒は?
- 肌状態に影響します。減らす/控えるが基本です。総論。
- 6-7. 仕事で汗をかきます。対策は?
- 着替え/洗浄の導線と素材選びが鍵です。生活。
- 6-8. ランニングや筋トレはOK?
- OK。直後の洗浄・衣類・タオル衛生を徹底。運動後ケア。
- 6-9. ストレス対策は?
- 睡眠・休息・軽運動・趣味時間の確保を。総論。
- 6-10. 旅行中のケアは?
- ミニサイズでルーティン維持、日中はこまめに洗浄・保湿を。旅行Tips。
7. 特殊状況(背中/メンズ/妊娠授乳/受験/就活)
- 7-1. 背中ニキビの洗い方は?
- 髪→体の順に流し、汗をかく日は直後にシャワー&着替えを。総論。
- 7-2. メンズのヒゲ剃り後のぶつぶつ対策は?
- 刃・フォーム・後処理を整え、摩擦と乾燥を減らします。総論。
- 7-3. 妊娠・授乳中は何ができる?
- 外用中心で安全性を優先。新規の強い治療は避けます。総論。
- 7-4. 受験・就活に間に合う?
- 逆算計画でT−12〜4週に基礎を整え、直前は刺激を避けます。イベント逆算。
- 7-5. 医療職でマスク必須。どう対策?
- 摩擦低減素材・小休憩時の洗浄・保湿の工夫を。対策。
- 7-6. ヘルメット/帽子で悪化します
- 汗と摩擦を減らし、直後の洗浄を徹底。生活。
- 7-7. アトピー/脂漏性皮膚炎と併発
- 刺激が出やすいため外用設計を丁寧に調整します。皮膚科。
- 7-8. 皮膚科に行けない日が続く
- 中止より“頻度/量の微調整”で継続を。次回来院で再設計します。総論。
- 7-9. 海外旅行先でのケア
- 日差し・水質・食事が変わるため、基本セットを携帯。旅行Tips。
- 7-10. 学校の部活と両立
- 練習後導線と衣類選びを優先。短時間処置も活用。面皰圧出。
8. 処置・機器(面皰圧出/局注/IPL/ピコ/RF)
- 8-1. 面皰圧出はどのタイミングで入れる?
- 面皰優位期やイベント前などに。炎症化を抑える狙いです。面皰圧出。
- 8-2. イベント直前のしこりは局注でどのくらいで引く?
- 多くは数日で目立ちにくくなります。稀に一時的な陥凹が出ます。ニキビ注射。
- 8-3. IPL(ルメッカ)は何に効く?
- 赤み(PIE)や色調の改善を目指します。IPL。
- 8-4. ピコとポテンツァ、凹凸での使い分けは?
- 浅〜中等度はピコフラ、深い/ローリングはRFやサブシジョン併用も。ピコ/RF。
- 8-5. フラクショナルは何回必要?
- 目安は複数回。凹凸の種類と深さで調整します。跡治療。
- 8-6. ダウンタイムは?
- 赤みや点状出血が数日残ることがあります。予定と逆算します。総論。
- 8-7. 麻酔は必要?
- 表面麻酔で痛み軽減が可能です。施術。
- 8-8. サブシジョンはどんな跡に?
- ローリング系の凹みに有効な場合があります。サブシジョン。
- 8-9. TCA CROSSは?
- 深いアイスピック型に選ぶことがあります。適応は診察で判断。跡治療。
- 8-10. 費用はどのくらい?
- 医療広告ガイドラインに沿い、カウンセリングで個別にご案内します。総論。
9. 跡対策(PIE/PIH/凹凸/TCA-CROSS/サブシジョン)
- 9-1. PIEとPIHの違いは?
- PIEは赤み、PIHは茶〜褐色の色素沈着です。対策が異なります。跡の種類。
- 9-2. どれくらいで消える?
- PIE/PIHは数か月単位、凹凸は複数回治療が一般的です。目安。
- 9-3. 日焼け止めは本当に必要?
- PIH悪化を防ぐ要です。毎日SPF/PAを。日焼け対策。
- 9-4. ハイドロキノン/トレチノインは有効?
- 適切な濃度と期間で用います。刺激対策が必要です。HQ/トレチノイン。
- 9-5. ピコフラは何回?
- 凹凸の程度で回数を調整します。ピコ。
- 9-6. サブシジョンの合併症は?
- 内出血・色素沈着など。適応選択と術後ケアが重要です。サブシジョン。
- 9-7. TCA CROSSの注意点は?
- ダウンタイムと色素沈着対策が必要です。跡治療。
- 9-8. 赤みには何が効く?
- IPL/レーザーや時間経過での改善が期待できます。IPL。
- 9-9. 色素沈着が濃くなった
- 摩擦/紫外線/刺激の見直しと外用調整を行います。HQ。
- 9-10. 凹凸を完全にゼロにできる?
- ゼロを約束はできませんが、組み合わせで目立ちにくくすることを目指します。方針。
10. トラブル対応(しみる/乾燥/増えた/やめ時/再発)
- 10-1. 薬がしみる・赤い
- 頻度/量を下げ、保湿と順番を見直します。続く場合は診察で調整。FAQ。
- 10-2. 乾燥して皮がむける
- 保湿を強化し、角質ケアは慎重に。保湿。
- 10-3. 逆に増えた気がする
- 導入期に一時的悪化が見えることがあります。経過を見つつ微調整。方針。
- 10-4. 接触皮膚炎かも
- 赤み/痒み/境界明瞭なら疑います。パッチや外用切替を検討。皮膚科。
- 10-5. 口周りだけ荒れる
- 刺激物や歯磨剤、マスク摩擦を見直します。生活。
- 10-6. 飲み忘れ・塗り忘れ
- 次回から整える方が安全です。無理な“取り戻し”は避けます。総論。
- 10-7. 旅行や出張で薬が足りない
- 早めにご相談ください。セットの簡略化も提案します。総論。
- 10-8. いつやめればいい?
- 炎症鎮静後は再発予防の維持療法に切替え、段階的に減らします。方針。
- 10-9. 再発をくり返す
- 面皰管理・生活導線・機器の組合せを再設計します。圧出。
- 10-10. 腫れ・痛み・発熱が強い
- 早めに受診を。細菌感染や嚢腫の可能性を評価します。皮膚科。
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