皮膚のかゆみ・乾燥(陰部・わきのかゆみ)

皮膚のかゆみ・乾燥(陰部・わきのかゆみ)|0th CLINIC 日本橋

Internal Medicine — 内科診療

皮膚のかゆみ・乾燥、
陰部やわきのムズムズ

皮膚がかゆい、陰部やわきがムズムズする、乾燥して粉がふく——こうした症状は、皮膚そのもののトラブルから、糖尿病など全身の状態のサインまで、原因がさまざまです。0th CLINIC 日本橋では、内科・皮膚科・泌尿器科を横断して見立てを行い、必要に応じて検査や専門的な評価につなげます。少し相談しづらい部位の症状も、落ち着いてご相談いただける環境を大切にしています。

早急な評価をおすすめするサイン

  • 強い口渇、多尿、倦怠感に、急な視力低下や吐き気を伴う
  • 発熱や悪寒とともに、皮膚の赤みや腫れ、痛みが急速に広がる
  • 黄疸、尿の色が濃くなる、耐えがたいほどの全身のかゆみ
  • 原因不明のかゆみが続き、夜間の寝汗、発熱、体重減少を伴う

まず疑う、皮膚そのものの原因

原因特徴
乾燥肌季節の変化、加齢、熱い湯での入浴や洗いすぎで皮脂やうるおいが失われ、かゆみにつながります
接触皮膚炎(かぶれ)制汗剤、衣類の染料や柔軟剤、外用薬などが刺激になり、境界のはっきりした赤みやヒリヒリ感を伴います
汗疹・間擦疹わきや鼠径部、胸の下など、汗と摩擦が集まりやすい場所に起こります
カンジダ皮膚炎ビロード状の赤みと、周囲に小さな発疹(衛星病変)が特徴。陰部やわきなど湿った部位に多く、糖尿病や抗生物質の使用で悪化しやすくなります
白癬(いわゆる「たむし」)縁がやや盛り上がった輪状の赤みと皮むけ。股部や体幹に広がることもあります
疥癬・毛じらみ疥癬は夜間の強いかゆみ、指の間や手首、陰部の小さな発疹が特徴。家庭内での感染にも注意が必要です
アトピー性皮膚炎・脂漏性皮膚炎慢性的に繰り返すかゆみと湿疹。うるおいのケアと炎症のコントロールを組み合わせます

Look Beyond the Skin

全身の状態が背景にあることも

背景手がかり
糖尿病(高血糖)全身の乾燥、陰部やわきに繰り返すカンジダや白癬、首やわきの色素沈着やざらつき(黒色表皮腫)
腎機能の低下左右対称の強いかゆみと乾燥
肝臓・胆道の状態手のひらや足の裏、体幹に広がるかゆみ。黄疸や尿の色の変化を伴うことがあります
甲状腺・貧血・鉄欠乏乾燥肌、脱毛、寒がりや暑がり、爪の変化
お薬の影響新しいお薬を始めてから数日から数週間でかゆみが出ることがあります。自己判断で中止せずご相談ください
神経の状態灼熱感やしびれを伴う、皮疹の乏しいかゆみ。糖尿病の神経障害に伴うこともあります

かゆみが長引く、繰り返す場合は、皮膚だけでなく全身の状態をあわせて確認することが大切です。

陰部・わきに特有の原因

湿潤や摩擦、通気の悪さが背景にあることが多く、肥満や糖尿病、長時間座ることで繰り返しやすくなります。制汗剤や除毛剤、下着の素材などが刺激になっていることもあります。わきや鼠径部に、痛みを伴うしこりや瘻孔を繰り返す場合(化膿性汗腺炎)は、早めの専門的な評価をおすすめします。排尿時の痛みや頻尿、においの変化、分泌物を伴う場合は、泌尿器科的な評価もあわせて行います。

Our Approach

検査の進め方

問診・視診

発症の時期、悪化する要因、既往やお薬、生活習慣を確認します。

皮膚の検査

顕微鏡での確認や、必要に応じて培養検査を行います。

尿・血液検査

血糖、腎機能、肝機能、甲状腺、鉄の状態などを確認します。

必要に応じた連携

泌尿器症状を伴う場合は、尿検査やエコーなどをあわせて行います。

治療の考え方

皮膚炎・感染症への対応

乾燥にはうるおいのケアと入浴方法の見直し、接触皮膚炎には原因の回避と外用薬、真菌症には抗真菌薬、細菌感染には培養結果をもとにした治療を行います。

全身の状態の是正

高血糖は皮膚のうるおいを減らし、細菌や真菌のバランスを崩して感染を繰り返しやすくします。かゆみが長引く、繰り返す場合は、糖代謝の評価と是正もあわせて行うことが大切です。

今日からできること

入浴と洗浄は、どうすればよいですか
湯温は38〜40度、長湯は避け、石けんはにおいの強い部位や汚れやすい部位のみに、こすらず泡で使うことをおすすめします。入浴後5分以内の保湿も大切です。
陰部やわきの蒸れ対策は、どうすればよいですか
吸湿性のよい下着、こまめな着替え、運動後は早めのシャワーが役立ちます。就寝前に皮膚を乾燥させ、摩擦を減らす工夫も助けになります。
皮膚科だけでなく、糖尿病の評価も受けたほうがよいのはどんなときですか
繰り返すカンジダや白癬、治りにくい湿疹、強い乾燥に口渇や多尿を伴う場合は、糖代謝の評価をおすすめします。
排尿時の違和感やにおいの変化もあります
尿路の感染や外陰の炎症が、皮膚炎とあわせて起きていることがあります。尿検査や培養、エコーをあわせて行うと、原因を見落としにくくなります。

Reviewed By

監修医

黒田 揮志夫(0th CLINIC 日本橋 院長/病理専門医・プライマリ・ケア認定医)|医師紹介ページ

関連:糖尿病内科/泌尿器科

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