ロキソプロフェン(ロキソニン®等)|炎症・痛み・発熱のためのNSAIDs

ロキソプロフェン(ロキソニン®等)|炎症・痛み・発熱のためのNSAIDs|日本橋の0th CLINIC

ロキソプロフェン(ロキソニン®等)

ロキソプロフェンは、いわゆる「ロキソニン®」などに含まれるNSAIDs(非ステロイド性抗炎症薬)です。
炎症や痛み・発熱を抑える目的で、内科・整形外科・皮膚科・泌尿器科・歯科口腔外科など幅広い診療科で使用されます。
一方で、胃潰瘍・腎機能・心血管リスクへの配慮が必要な薬でもあり、アセトアミノフェンなどとの使い分けが重要です。

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主な使いどころ(代表例)

  • 頭痛・片頭痛の痛み:必要に応じて片頭痛治療と組み合わせて使用
  • 歯痛・抜歯後の痛み:歯科・口腔外科領域の炎症性疼痛
  • 筋肉痛・関節痛・腰痛:整形外科領域の炎症性疼痛
  • 月経痛:婦人科領域での強い生理痛のコントロール
  • かぜ・インフルエンザ等の発熱に伴う痛み(ただし連用や高用量には注意)
  • 外傷・小手術・処置後の痛み(切開排膿・小外科手術・内視鏡後など)
  • 尿路結石の疝痛:多くのガイドラインで第一選択の鎮痛薬とされることが多いです (参考:尿路結石の治療方針

用法・用量の目安

成人:通常、ロキソプロフェンナトリウムとして 1回 60 mg を、1日2〜3回、食後または空腹時を避けて服用。
症状や体格に応じて調整し、1日の総量は 180 mg を超えない範囲が目安です。
胃腸障害・腎機能・心血管リスクなどにより、そもそも使用を避けた方がよい場合もあります。

小児や妊娠後期は原則として使用しません。妊娠中・授乳中の使用可否は医師が個別判断します。

注意すべき点

  • 胃潰瘍・胃炎・消化管出血のリスク:胃薬(PPI/H2ブロッカー等)を併用する場合や、そもそもNSAIDsを避けてアセトアミノフェンを検討する場合があります。
  • 腎機能への影響:脱水・高齢・基礎的な腎障害がある場合、NSAIDsで腎機能が悪化することがあります。
  • 心血管リスク:心筋梗塞・脳梗塞・心不全などの既往がある場合、NSAIDsの使用は慎重になります。
  • 喘息・アスピリン喘息:NSAIDsで喘息発作が誘発されるタイプの方は、原則として禁忌です。
  • 複数のNSAIDsや市販薬との重複:市販の鎮痛薬・風邪薬にもNSAIDsや同系統成分が含まれていることがあるため、自己判断での併用は避けてください。

アセトアミノフェンとの使い分けイメージ

一般的に、炎症を強く抑えたい痛み(関節痛・外傷・手術後・尿路結石の疝痛など)ではロキソプロフェンを用いることが多く、
腎機能や胃腸への負担を抑えたい場合にはアセトアミノフェンを優先して検討します。

実際には、基礎疾患や他の薬とのバランスを見ながら、どちらを主体に使うかを個別に判断します。

よくある質問

Q. 「ロキソニン®」と同じ薬ですか?
A. 有効成分はどちらもロキソプロフェンナトリウムで、基本的な作用は同じグループの薬です。先発品・ジェネリックなど、剤形や添加物に違いがあります。
Q. アセトアミノフェンとの違いは?
A. どちらも解熱鎮痛薬ですが、ロキソプロフェンはNSAIDsとして炎症を抑える力が強い一方、胃腸・腎機能・心血管への注意が必要です。 アセトアミノフェンは炎症を抑える力は弱いものの、一般に腎や胃腸に配慮しやすいとされています。
Q. どのくらいで効きますか?
A. 30〜60分程度で効果が出てくることが多いです。痛みや発熱が続く場合や、何度も必要になる場合は、原因精査を含め受診をおすすめします。
Q. 空腹時に飲んでも大丈夫ですか?
A. 胃腸障害のリスクを減らすため、なるべく食後の服用が推奨されます。どうしても空腹時になる場合は、少量でも何かを胃に入れてから服用することをおすすめします。

関連する疾患・検査・薬

費用の目安

保険診療:症状・検査内容により自己負担が変わります(初診料・再診料・検査料など)。
ロキソプロフェン自体は保険適用内で処方されます。詳しくは診察時にご説明します。

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持ち物:お薬手帳・常用薬リスト、健診/検査結果(お持ちであれば)
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注意・免責

  • 本ページは一般向け解説であり、すべての患者さんに当てはまるわけではありません。
  • 用量・投与間隔・使用期間は年齢・体重・肝腎機能・心血管リスク・併用薬・既往で変わります。自己判断での連用/高用量は避けてください
  • 胃痛・黒色便・むくみ・呼吸苦・アレルギー症状などを疑う場合は中止し、すぐに医療機関へ。

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