テストステロン低下は、メタボのリスクを高める?
    テストステロン低下は、メタボのリスクを高める?
    ~国内研究が示すホルモンと生活習慣病の関連~
  
  
    「お腹まわりが気になる」「血圧やコレステロールが高め」…それ、実はテストステロン低下と関係しているかもしれません。
    2013年に『UROLOGY』誌に掲載された日本人男性1150人を対象にした研究では、テストステロンが低い人ほどメタボリックシンドローム(MS)のリスクが高いことが明らかになりました。
  
📊 研究の概要
    30歳以上の日本人男性1150名を対象に、血中テストステロン濃度とメタボ(MS)との関連を調査。
    その結果、テストステロンが高いほど、メタボの発症率が低く、逆にテストステロンが低いほどメタボの構成因子(腹囲・脂質異常・高血圧)のリスクが上昇していることが確認されました。
  
🧬 なぜテストステロンが関係するのか?
    テストステロンには、内臓脂肪の燃焼や筋肉の維持、血圧や脂質代謝の正常化などの働きがあります。
    このホルモンが不足すると、代謝機能が落ち、結果として肥満・高血圧・脂質異常などが起こりやすくなるのです。
  
⚠ テストステロン低下は「老化」ではなく「予防できるリスク」
    加齢に伴う自然な低下と思われがちなテストステロンですが、生活習慣の改善や適切な医療介入で対策が可能です。
    もし、日々の体調や体型に変化を感じているなら、テストステロンの状態をチェックしてみましょう。
  
▶ テストステロン治療を検討している方へ
生活習慣病の予防は、ホルモンのケアから始まるかもしれません。
    テストステロン = バイタリティ
    生きる力を支えるホルモン
  
  
    「冒険したい」「人と関わりたい」「社会に役立ちたい」
    そんな思いや行動力の背景には、男性ホルモン「テストステロン」が大きく関わっています。
    テストステロンは、筋肉や性機能だけでなく、心のあり方や人とのつながり、社会性にも関係している重要なホルモンです。
  
🧳 冒険:新しいことに挑む意欲
    旅行、狩猟、挑戦への欲求。
    変化を恐れず一歩踏み出す「冒険心」は、テストステロンがしっかり働いていると自然と湧き上がってきます。
  
👥 仲間:人とのつながりを大切に
    仲間や家族と関わる、信頼を築く、絆を深める——
    テストステロンは、社会性や人間関係の形成にも影響を与えるホルモンです。
  
🏆 競争:達成感と前向きなエネルギー
    スポーツやゲーム(麻雀・囲碁・将棋など)、ランキングへのこだわり。
    テストステロンは、達成感を求める行動や競争心を後押しします。
  
⚖️ 公平:誠実さと道徳性を育む
    正直であること、嘘をつかない、分け与える気持ち——
    テストステロンは、倫理的な行動や公正な判断にも関わっているとされています。
  
🌱 社会貢献:他者への思いやり
    ボランティア活動や寄付、地域への関心。
    「誰かのために行動したい」と思う気持ちも、テストステロンが支える心のバイタリティのひとつです。
  
「最近やる気が出ない」「挑戦する気持ちが薄れてきた」「誰かと関わるのが面倒」—— それは年齢のせいだけではなく、テストステロンの低下が関係している可能性があります。
▶ テストステロン補充療法をご希望の方へ
    あなたらしい「生きる力」を取り戻す第一歩として、
    テストステロンを正しく知り、整えることから始めてみませんか?
  
👨⚕️ コラムに関する医師からのコメント
    「“何となく調子が出ない”という違和感が、実は男性ホルモンの低下によるものかもしれません。
更年期障害は女性だけのものではなく、男性にも確かな医学的根拠と治療法があります。」
        テストステロン値の低下によって心身に不調が現れる「LOH症候群」は、生活の質に大きな影響を及ぼします。
        当院では、テストステロン補充療法や分泌促進療法など、エビデンスに基づいた複数の治療選択肢をご提案しています。
      
「加齢のせい」とあきらめず、お気軽にご相談ください。
0th CLINIC メンズヘルス外来 監修医
・日本泌尿器科学会認定 泌尿器科専門医
・日本抗加齢医学会専門医
・テストステロン治療認定医
    「ホルモンバランスの乱れは、見た目や心にも現れることがあります。
一人で悩まず、安心して受診いただける体制を整えています。」
        男性の更年期は、皮膚・代謝・免疫・精神面まで幅広い影響を及ぼす可能性があります。
        血液検査や内服薬、注射療法など多面的にサポートいたしますので、ご安心ください。
      
0th CLINIC 日本橋 院長
・医学博士/日本病理学会認定 病理専門医
・総合診療・救急医として10年以上の臨床経験
