コラム

夏は汗・皮脂、冬は小じわ ——0th式ボトックス活用術(多汗症/スキンボト)

季節で変える処方|夏は汗・皮脂、冬は小じわ —— 0th式ボトックス活用術(多汗症/スキンボト)

季節で変える処方

夏は汗・皮脂、冬は小じわ ——
0th式ボトックス活用術(多汗症/スキンボト)

「同じボトックスでも、季節で目的を変える」と、仕上がりが自然で満足度が上がります。
夏は汗・皮脂のコントロール、冬は小じわと質感ケア。多汗症ボトックススキンボトックスを中心に、“効かせ方”を設計します。

季節の基本戦略:目的を「汗・皮脂」⇄「小じわ・質感」で切替

夏:汗・皮脂のコントロール

冬:小じわ・質感の底上げ

  • 目尻表情じわコントロールは控えめ設計で“自然な表情”をキープ。
  • スキンボトックス細かいちりめんジワやツヤ感を補強。
  • 乾燥で強まる口元の癖には、笑顔ボトックスやオトガイ調整を少量で。

※ ボトックスの国内承認は美容領域では主に眉間・目尻の表情じわです。その他の部位は適応外で、診察の上で説明・同意のもと実施します。

イベント逆算カレンダー(目安)

時期施術の例ポイント
夏の2–4週間前 腋窩多汗/手足汗ボト、スキンボト 発汗・皮脂が落ち着くまでにラグあり。最終打ちは2–3週前が目安。
真夏のメンテ 多汗ボトの効果確認・必要なら微調整 効き過ぎ・不足を避けるため最小追加で。
冬の2–3週間前 目尻の微調整、スキンボト 乾燥期のちりめんジワ・メイク崩れに。写真行事の前に。

症状別:組み立てのコツ

汗が主訴

  • →優先度高、夏前に最終打ち
  • 手汗・足汗→生活支障が大きい場合は検討
  • 服の汗じみ対策に肩のライン改善も

皮脂・毛穴が主訴

小じわ・質感が主訴

  • 目尻控えめ設計
  • 乾燥期はスキンボトでツヤとキメを補強
  • 口角・オトガイの癖は必要最小量で
ポイント:初回は控えめ→2–4週で微調整が安全。効き過ぎを避け、表情の“らしさ”を守ります。

安全・品質について

当院は正規品・講習修了・温度管理・ロット管理などの安全・品質SOPを徹底しています。詳しくはボトックスの安全・品質ポリシーをご覧ください。

※ 美容領域での国内承認は主に眉間・目尻です。その他の部位は適応外で、診察の上で説明・同意を行います。

まとめ:季節ごとに“目的”を決める

  • 夏:汗・皮脂(多汗ボト+スキンボト)
  • 冬:小じわ・質感(控えめ表情ボト+スキンボト)
  • 初回は控えめ→2–4週で微調整が安全・自然

よくある質問(季節×ボトックス)

Q. 夏の最終打ちはいつ?

A. 発汗や皮脂の変化が落ち着くまでラグがあるため、2–3週間前を目安に。

Q. 冬はどこを優先?

A. 乾燥で目立つ目尻の細かいシワや額の癖を控えめに調整し、スキンボトで質感を底上げします。

Q. “効き過ぎ”が怖いです

A. 初回は最小有効量で設計し、2–4週間で微調整が基本です。

Q. 保険は使えますか?

A. 腋窩多汗症は重症度等の条件で保険適用となる場合があります。まずは診察でご相談ください。

👨‍⚕️ 医師からのコメント・監修

夏は汗・皮脂、冬は小じわ ——0th式ボトックス活用術(多汗症/スキンボト)
「皮膚疾患や感染症治療では、適切な薬剤選択と正しい使い方の指導が最も大切です。
再発を防ぎ、症状を早く抑えるために、丁寧に診療と説明を行っています。

0th CLINICでは、肌トラブルや感染症に対しても、患者さまごとに最適な治療を組み立て、必要に応じて漢方や生活指導も含めて多面的にサポートしています。

監修:黒田 揮志夫 医師(病理専門医/消化器病理医)
0th CLINIC 日本橋 院長
医学博士/日本病理学会認定 病理専門医/プライマリ・ケア連合学会認定 プライマリ・ケア認定医
  日本医師会認定 産業医/健康スポーツ医 総合診療・救急科での診療歴10年以上

予約はLINEのみ:LINE予約

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