肝斑の再発予防|遮光・摩擦回避・保湿・生活チェックリスト

肝斑の再発予防ガイド

肝斑は“診断8割”、ケアは“習慣9割”
遮光・摩擦回避・保湿・生活を軸に、悪化要因を一つずつ外していきます。

アクセス

東京都中央区日本橋二丁目16番9号 CAMCO日本橋ビル4階(東京駅八重洲口・日本橋駅から徒歩3分)

遮光チェック(UVA/可視光/再塗布)

現実解:ティント+酸化鉄で可視光もカバー。2本指量を点置き→なじませ、屋外は2–3時間おきに重ね。

これだけ守る

  • SPF50/PA++++を基本(短時間外でも)
  • ティント+酸化鉄配合を優先(可視光/HEV)
  • =顔で約1〜1.2mL(2本指ルール)
  • 再塗布=屋外2–3hおき/室内は昼に1回

道具で時短

  • UPF衣類・広つば帽子・UV傘を常備
  • サングラスで頬骨の照り返し対策
  • 窓UVAはフィルム/レースで低減、運転時は特に意識

塗る面積を減らす=再塗布の手間も減ります。

「しっかり塗る → やさしく落とす」が肝斑の基本。落とし方は次章へ。

摩擦回避チェック(落とし方・拭き方)

“早く・弱く・押して”。回数より圧を減らすのがコツ。

落とす:減圧テク

  • 短時間クレンジング(指腹で押し溶かす)
  • 泡で転がす洗顔1分以内
  • タオルは押し拭き/マイクロは“そっと当てる”

擦れ源の断捨離

  • マスク内側にワセリン薄膜
  • 髪・眼鏡・枕カバーの頬骨擦れを除去
  • コットンは湿らせて軽圧、基本は“手のひら圧着”

保湿・バリアの土台(低刺激ファースト)

“攻め”より整える期間を1–2週つくると、見た目のムラが落ち着きやすい。

60秒ルール

  • 洗顔後60秒以内に保湿開始
  • セラミド/グリセリン/HA中心で土台づくり
  • 乾燥部はワセリン薄膜(朝はUVの前)

刺激の線引き

  • ピーリング/レチノールは濃度・頻度を控えめ
  • ヒリつき・赤みが24–48h続くなら一旦引き算

外用の選び方(刺激を上げない)

“増やす”より整える。効かせ方は導入や順番で調整。

基本ライン

  • ナイアシンアミド:バリア下支え、継続しやすい
  • TXA外用:単独は入りにくい→導入で“通り道”
  • ビタミンC誘導体:朝のティントと相性〇
  • ハイドロキノン部位・期間限定(白斑/刺激に注意)

やめ時の目安

  • ヒリつき・赤み・乾燥が24–48h続く
  • ムラに濃い境界が出る
  • 季節/体調で反応が変化した
Q&Aで確認

生活チェック(睡眠・季節・リズム)

“続く工夫”が勝ち。固定化×季節入替でぶれない土台を。

固定化する習慣

  • 睡眠時間帯をできるだけ一定に
  • 運動時は汗を押し当て吸いで拭く
  • イベント前1–2週は新規アクティブ追加なし

季節の入れ替え

  • 春夏:ティント+皮脂コントロール
  • 秋冬:保湿増量+摩擦ガード
  • 内服(医師指示下):TXAは相互作用/禁忌を確認

施術後の注意(何を休む?)

“赤みがある間は引き算”。早く整えるほど次の一手が効きます。

当日〜48時間

  • こすらない(短時間クレンジング・押し拭き)
  • 強いアクティブ外用は休止(高濃度レチノール/HQ)
  • SPF50/PA+++++ティントで遮光徹底

1週まで

  • 保湿を厚めに(ワセリン薄膜OK)
  • 赤み/ヒリつきが続く→まず自宅で“引き算”
  • 写真比較:VISIA or 同条件撮影

個別指示がある場合はそちらを優先。

Q&A(再発予防)

日焼け止めは室内でも必要?
窓ガラスはUVAを通します。窓際/長時間なら昼に1回重ね塗りを。
ティントは必須?
肝斑は可視光の影響も受けやすいとされるため、酸化鉄配合の色付きが有利です。
どの外用から始めれば?
まずはバリア中心(セラミド等)+ナイアシンアミド。刺激の強いものは後回しに。
悪化したと感じたら?
刺激物を一旦休止→保湿強化。2–3日で落ち着かない/濃くなる時は受診を。

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