しみ(色素斑)の総合ガイド|見分け方・治療・在宅ケア・料金

しみ(色素斑)の総合ガイド|見分け方・治療・在宅ケア・料金|0th CLINIC 日本橋

しみ(色素斑)総合ガイド

しみは、原因深さ(層)によって、選ぶべき治療が変わります。
まずは“見分け”──そして安全第一の段階治療へ。
このページでは、見分け方・治療の全体像・在宅ケア・料金を、やさしく整理しました。

  • 肝斑・日光黒子・そばかす・PIH・脂漏性角化症・ADMを網羅
  • まずは左右対称性・輪郭・色の見え方・摩擦をチェック
  • 治療は遮光/外用/内服の土台+機器を段階的に
しみ(色素斑)の総合ガイド|見分け方・治療・在宅ケア・料金

アクセス

東京都中央区日本橋二丁目16番9号 CAMCO日本橋ビル4階(東京駅八重洲口・日本橋駅から徒歩3分)

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🔎 しみの“超要約”比較(最初の見分けに)

まずは簡単に見分けましょう。左右に同じように広がるか、輪郭がはっきりしているか、色が薄いのか濃いのか。
治療は「土台(遮光・外用・内服)」→「機器を段階的に」が安全です。
タイプ 特徴(分布 / 輪郭 / 色) まず優先 注意・NG 詳しく
肝斑(Melasma) 頬骨〜こめかみに左右対称。境界はややぼんやり、色は薄〜中等度の茶色。こすれると悪化しやすい。 遮光・外用・内服を土台に、低出力トーニングから少しずつ。 高出力スポット単独は避ける(濃くなることがある)。 肝斑ページ
日光黒子(Lentigo) 境界がくっきりした濃い斑。大きさは点〜斑状。左右がそろわなくてもOK。 スポット照射(ピコ/ルビー)+遮光。 肝斑が混ざる場合は出力を配慮。炎症後の色素沈着に注意。 関連疾患も
そばかす(Freckles) 鼻〜頬に細かい斑点。子どもの頃からあることが多く、季節で濃さが変わる。 広く照らす治療(IPL/トーニング)+再発予防のケア。 肝斑があれば設定を弱めに。強い刺激の連発は避ける。 そばかすページ
PIH(炎症後色素沈着) ニキビ・湿疹・摩擦のあとに遅れて出てくる。広がりやすく、色は淡茶〜灰茶。 原因のコントロール+刺激を避ける設計。遮光は必須。 強い出力は悪化のもと。まず炎症源の治療と摩擦回避。 PIH解説
脂漏性角化症 少し盛り上がることが多い。表面がザラッと付く感じ。年齢とともに増える。 部位・厚みに合わせて局所治療(冷凍/切除/レーザーなど)。 無理にこすってはがさない。色素沈着のケアを併用。 詳しく
ADM/太田母斑 灰青〜青みのある茶色。色が深い層にあることが多い。 波長選択と回数計画が大切。段階的に進める。 汎用の強い設定は非効率。色変化のリスクに注意。 ADM解説

迷ったときは、まず 見分け方 をチェック。写真があれば来院時の確認がスムーズです。

🚶‍♀️ シミ治療の流れ

はじめての方でも安心して進められるよう、「見分け → 設計 → 施術 → ケア」の順にご案内します。
迷ったら、各ステップのリンクから詳細ページへどうぞ。

STEP 1:カウンセリング

お悩み・ご希望・ご予算、これまでのスキンケアや治療歴を伺います。
初回はカウンセリングのみでもOK。不安や疑問はお気軽にご相談ください。

所要15–30分目安 見分け方の予習
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STEP 2:肌診断(VISIAなど)

専用機器で目に見えない色素沈着や“予備軍”も可視化。
経過比較にも使えるため、根拠のあるプラン設計ができます。

撮影 5–10分 鑑別のポイント
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STEP 3:医師による診察とシミ分類

肌状態を拝見し、老人性色素斑・肝斑・ADM・PIH などを総合的に鑑別します。
複数が混在することも多く、正確な診断が治療成功の鍵です。

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STEP 4:治療プランの決定

単独(レーザー・光・外用薬)だけでなく、複合治療もご提案可能。
効果・ダウンタイム・ご予算に合わせて、最適な段階治療に落とし込みます。

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STEP 5:施術

選択した機器(ルメッカ・ピコレーザー・トーニング等)で施術を行います。
痛みが不安な方には麻酔クリーム設定調整で負担を軽減します。

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STEP 6:アフターケアと再発予防

紫外線対策・保湿・外用薬の使い方を丁寧にご説明。
継続治療や生活習慣の見直しで、再発しにくい肌づくりを目指します。

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🌟 あなたに合った治療をカスタマイズ

「何を選べばいいのかわからない…」という方もご安心ください。
当院は肌診断 × 医師の診察 × ご希望を組み合わせ、納得感のあるプランをご提案します。
まずは見分け方治療総覧をご覧ください。

🧭 主な治療と位置づけ

まずは「どのタイプに効きやすいか/何に注意するか」を把握しましょう。詳細は各ページでご確認いただけます。

機器治療

ピコトーニング

びまん性の色むらをやさしく整えます。肝斑やそばかすの広域改善に。

広域改善 低刺激
詳しく

ピコスポット

境界がはっきりした点状〜斑状のしみに。日光黒子主体に選択します。

局所に集中 日光黒子
詳しく

ピコフラクショナル

質感・毛穴・浅い瘢痕が気になるときに。色と質感の両面にアプローチ。

質感ケア 併用に相性◎
詳しく

ルメッカ(IPL)

赤みとしみが混在する広い範囲に。肝斑合併時は設定を丁寧に調整します。

赤み+しみ 広域照射
詳しく

ルビーフラクショナル

深め・しつこい色に段階的に。出力・間隔の設計が効果を左右します。

頑固な色 段階治療
詳しく

ポテンツァ(肝斑)

難治性の肝斑に。併用や間隔設計が鍵となります。

難治例 設計重視
詳しく

ピーリング

くすみ・ざらつきの土台を整える基本ケア。併用で相乗効果が期待できます。

土台づくり 併用◎
詳しく

外用・内服(土台ケア)

ハイドロキノン(外用)

気になる部位をポイントで明るく。濃いしみにピンポイントで使います。

ポイント使い 用法順守
詳しく

トレチノイン(外用)

角層の入れ替えを促し、艶とハリ感を後押し。刺激には配慮が必要です。

ターンオーバー 刺激に注意
詳しく

トラネキサム酸(内服)

肝斑のベースケアとして用いられることがあります。医師と相談のうえで。

肝斑ベース 併用可
詳しく

アゼライン酸(外用)

角質ケアと整肌を両立。ゆっくり穏やかにトーンを整えたい時に。

整肌 穏やか
詳しく

⚠️ 安全のために(受診目安・避けたい治療)

  • 早期受診の目安:急に増えた/色が急変/出血・痂皮/硬さ・しこりを触れる。
  • 避けたい誤治療:肝斑に対する高出力スポット単独・強い刺激の連発。
  • 併存症の配慮:妊娠/授乳・光過敏薬・皮膚炎がある場合は設定を調整。

👨‍⚕️ 医師からのコメント・監修

しみ(色素斑)の総合ガイド|見分け方・治療・在宅ケア・料金
シミ治療で大切なのは、まず“正確な診断”と“肌に合った選択”をすることです。
特に肝斑やADMなど、見極めが難しい色素疾患を含む場合、安易な照射は逆効果になることもあります。
当院では、VISIAやダーモスコピーなどの診断機器と医師の目視によるダブル診断により、個別性を重視した治療を行っています。」

当院のシミ治療は、ピコレーザー・ルビーレーザー・IPLなど複数の機器を駆使し、症状とご希望に合わせた最適な治療法をご提案しています。
治療後も、再発防止のためのスキンケア・内服・生活指導を徹底し、「治して終わりではない」本質的な治療を大切にしています。

監修:黒田揮志夫 医師(病理専門医/皮膚病理医)
0th CLINIC 日本橋 院長

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