ピコスポット(ピコ秒スポット照射)|シミ・そばかすをピンポイント治療
気になる一点を、
確かな精度で。
鏡や写真で必ず目に入る、その一つのシミ。ピコスポットは、ピコ秒の光をその一点に精密に届け、周囲への熱の影響を抑えながら色素を微細化していく治療です。少ない回数でも変化を感じやすく、ダウンタイムも比較的短く済みます。老人性色素斑、そばかす、ADM、炎症後色素沈着(PIH)に対応しています。
症例
どれくらい変化が出るのか、どのくらいのダウンタイムなのかが伝わるよう、3例の経過をご紹介します。写真は掲載の同意をいただいた症例です。効果には個人差があり、シミの種類(深さ・色調・肝斑の混在)によって反応は異なります。
症例1 老人性色素斑(境界が明瞭な茶色いシミ)


症例2 老人性色素斑(境界が明瞭な茶色いシミ)


症例3 日光性色素斑(面と点を組み合わせた設計)


最終的な治療回数・間隔は、診察(VISIA・ダーモスコピーなど)で肌状態を確認したうえで個別に調整します。
ピコスポットとは
ピコ秒レーザーで、濃い一点だけを精密に破砕する治療です。周囲への熱の影響を抑えながら、微細化した色素は時間をかけて体内に排出されていきます。まず目立つ一点を減らすことで肌全体の印象が整い、その後のトーニングや質感のケアも効果を感じやすくなります。
フォトフェイシャルや外用薬で薄くはなったものの、結局その一点が印象を決めてしまう。前に治療したが取りきれなかった、あるいは戻ってきてしまった——そうした場合にも、もう一段階、確実に仕上げることを目指せます。代表的な適応は老人性色素斑、そばかす、炎症後色素沈着、条件によりADMです。ADMは深さや色によって回数や併用の設計が必要になるため、診察で適応を判定します。
治療の進め方の一例
- 初回カウンセリングとVISIA・ダーモスコピーによる診察のうえ、対象となる一点を選び、必要な部位のみピコスポットを照射します。
- 1〜2週間後経過を確認し、色味の変化や保護の終了を判断します。取り残しがあれば微調整します。
- 2〜4週間後肌全体のトーンが気になる場合はピコトーニングへ、質感が気になる場合はフラクショナルへと進めることができます。
適応・向いている方
効果が期待できるシミ
老人性色素斑(日光性)は輪郭が明瞭で、ピンポイントの破砕と相性が良い病変です。そばかす(雀卵斑)は点在する病変を選択的に照射することで、印象を大きく改善できます。ADMは深さによって複数回と併用の設計で段階的に薄くしていきます。炎症後色素沈着は、炎症を鎮めることや外用治療と併用しながら、濃い焦点を選択的に治療します。肝斑は刺激で悪化しやすいことがあるため、ピコトーニングやルメッカ、外用・内服治療を優先または併用することがあります。
注意が必要な場合
日焼け直後や活動性の炎症、感染がある場合は照射を延期します。ケロイド体質や肥厚性瘢痕の既往がある方、妊娠中・授乳中の方は事前にご相談ください。肝斑の素因が強い方や、広範囲に病変が混在する場合は、保守的な設定や面の治療を優先することがあります。適応の可否・回数・出力は、診察(VISIA・ダーモスコピー・既往歴や内服薬の確認)にもとづき個別に判断します。
作用の仕組み
ピコスポットは、1兆分の1秒というごく短いパルスの光を照射します。熱ではなく光音響効果によってメラニンを微細な粒子に破砕し、周囲への熱の影響を抑えながら、その一点だけを選択的に治療します。
- 吸収——メラニンが波長を選択的に吸収します
- 破砕——光音響の衝撃波によって色素が微粒化します
- 排出——マクロファージが処理し、時間とともに体外へ排出されます
- 再生——表皮のターンオーバーによって肌が均一に整います
当院ではVISIAの画像で色素の深さと密度を解析し、波長・出力・照射径を一点ごとに調整します。ダーモスコピーで病変を確認したうえで治療するため、再発のリスクや過剰な照射を抑えることにつながります。診断・設定・経過の評価を医師が一貫して管理し、確実に、過剰にならず、戻りにくい仕上がりを目指します。
施術の流れ
- 診察・見極めVISIAとダーモスコピーで種類・深さ・肝斑の混在を判定し、治療の方針を共有します。
- クレンジング・冷却必要に応じて麻酔を行い、刺激を抑えながら照射の精度を高めます。
- スポット照射対象となる部位のみ、波長と出力を調整しながら高精度に照射します。
- 鎮静・保護冷却と外用薬でケアし、必要に応じてテープで保護します。
- ホームケア・再診UV対策と保湿、摩擦の回避をお願いし、1〜2週間後に経過を確認して微調整します。
イベントの予定がある方には、痂皮の目安(7〜10日程度)や炎症後色素沈着のリスクを踏まえて、逆算したスケジュールをご提案します。
注意点・副作用
施術前
強い日焼けの直後は施術できません。肝斑優位の場合は、面の治療を優先した段階的な計画にします。妊娠中・授乳中の方、光過敏のある方、ケロイド体質の方は事前にご相談ください。
施術後の経過の目安
当日から数日は、赤みやヒリつき、点状の出血が出ることがあります。数日から7〜10日で薄い痂皮が形成され、自然に脱落します。痂皮は無理に剥がさないでください(炎症後色素沈着のリスクが上がります)。UV対策(SPF30以上が目安)と保湿、摩擦の回避を毎日続けてください。テープ保護や洗顔・メイクを始めるタイミングは、部位と反応によって異なりますので、個別の指示に従ってください。
想定される副作用・リスク
赤み、腫れ、疼痛、痂皮形成、一過性の炎症後色素沈着や色素脱失が生じることがあります。まれに瘢痕、ヘルペスの再発、ニキビ様の反応が起こることがあり、種類・深さ・紫外線や摩擦の影響によって取り残しや再発が生じることもあります。
当院では、診断・設定・照射数・アフターケアを最適化してリスクを抑えるよう努めています。強い痛みや腫れ、膿、水疱などの異常を感じた場合は、早めにご連絡ください。
料金(税込)
| 施術内容 | 詳細 | 1回目 | 2回目 |
|---|---|---|---|
| ピコスポット(ディスカバリーピコ) | 直径3mmまで | 5,500円 | 4,400円 |
| 直径5mmまで | 11,000円 | 9,900円 | |
| 直径1cmまで | 33,000円 | 29,800円 | |
| 取り放題(400shotまで) | 110,000円 | 99,000円 | |
| 取り放題ライト(200shotまで) | 77,000円 | 66,000円 |
すべての料金に施術料を含みます。肌の状態や部位により、必要な回数・プランをご提案します。自由診療のため全額自己負担となり、効果には個人差があります。
医師コメント
シミ治療は、当てれば消えるというものではなく、まず種類を見極めることが最も重要です。ピコスポットは適応が合えば短期間で変化が出やすい一方、肝斑や炎症後色素沈着のように刺激で悪化しうる病変もあります。当院ではVISIAとダーモスコピーで鑑別し、必要最小限の照射とアフターケアの設計で、戻りにくい仕上がりを目指します。
監修 黒田 揮志夫(医師/病理専門医・皮膚病理)よくあるご質問
ピコスポットはどんなシミに向いていますか?
老人性色素斑、そばかす、ADM、炎症後色素沈着などが対象です。肝斑が疑われる場合は悪化のリスクがあるため、診察で適応を判断します。
ダウンタイムはどれくらいですか?
赤みやヒリつきが出たあと、数日から7〜10日程度で薄い痂皮が自然に脱落します。強くこすったり剥がしたりしないことが重要です。
テープ保護は必要ですか?
反応や部位により、保護テープをおすすめする場合があります。期間は数日から1週間程度が目安で、状態に合わせてご案内します。
何回くらい必要ですか?
濃いシミは1回でも変化を感じることがありますが、種類や深さによって複数回(2〜3回以上)が必要な場合があります。間隔は4〜8週間が目安です。
LINEで写真を送って、シミの種類を判定してもらえますか?
誠に恐れ入りますが、LINEはご予約専用の窓口としており、画像による判定は行っておりません。シミの種類の見極めにはVISIAとダーモスコピーによる診察が必要です。ご来院時に医師が確認いたします。お急ぎのご質問はお電話(03-6281-9280)でも承っております。
アクセス
東京都中央区日本橋2丁目16番9号 CAMCO日本橋ビル4階
1階入口で部屋番号「401」を押してお入りください。
日本橋駅 D1出口より徒歩3分 / 茅場町駅 12番出口より徒歩5分 / 東京駅八重洲口から徒歩圏内
診療時間:月・火・金 9:00〜20:00 水・木 9:00〜17:00 土 9:00〜14:00(日・祝休診)
ご予約はLINEまたはお電話で承っております(WEB予約フォームはございません)。
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