遮光+外用
UVA・UVBに加えて可視光も意識した光防御と、 症例に合う外用治療を中心に開始します。
肝斑は、一度の施術で取り切るタイプのシミではありません。 紫外線・可視光、ホルモンなど複数の要因が関係し、 改善後も再び濃くなることがあります。
0th CLINIC 日本橋では、 光防御と外用治療を中心に、 必要に応じてトラネキサム酸内服を追加し、 レーザー・光治療は適応のある症例で補助的に検討します。
東京都中央区日本橋2-16-9 CAMCO日本橋ビル4階| 日本橋駅D1出口 徒歩3分・茅場町駅12番出口 徒歩5分・東京駅八重洲口から徒歩圏
2025年に公表された国際Delphiコンセンサスでは、 肝斑に対して広域スペクトラム光防御を全員に行い、 ハイドロキノン系外用を中心とする治療が推奨されています。 レーザーは主として難治例で検討されます。
UVA・UVBに加えて可視光も意識した光防御と、 症例に合う外用治療を中心に開始します。
外用だけでは不十分な症例などで、 リスク評価後に経口トラネキサム酸を検討します。
難治例や適応のある症例で、 レーザー・ピーリング・マイクロニードリング等を補助的に検討します。
肝斑ではUVだけでなく可視光も色素沈着に関与します。 そのため、十分なUVA・UVB防御に加え、 鉄酸化物などを含む色付き日焼け止めを選択肢として考えます。
日常的に十分量の日焼け止めを使用し、 屋外活動が長い日は塗り直しや帽子・日傘も組み合わせます。
2025年のレビューでは、 色付き日焼け止めは無色製品より可視光誘発色素沈着や 肝斑再燃の抑制に有利とされています。
外用治療中は乾燥や刺激が出ることがあります。 強い摩擦、過度なピーリング、刺激性の高いスキンケアを重ねることを避けます。
ハイドロキノンは肝斑で最も研究されている外用成分の一つです。 国際コンセンサスでは、 ハイドロキノン+レチノイド+弱いステロイドの3剤併用療法が 医師管理下でのゴールドスタンダードとされています。
日本では承認・流通する製剤が海外と異なるため、 実際の処方内容は国内で使用可能な薬剤と肌状態に合わせて選択します。
治療の中心ハイドロキノンが合わない場合や維持治療では、 アゼライン酸、コウジ酸、トラネキサム酸外用などが選択肢になります。 刺激性と効果のバランスを見ながら使用します。
代替・維持治療2024年のRCTメタ解析では、 3剤併用外用に経口トラネキサム酸を追加した群で MASI改善が大きく、再発も少ない結果でした。
ただし肝斑目的の経口使用は適応外です。 血栓症の既往・家族歴、女性ホルモン製剤、 喫煙、持病、内服薬などを確認し、適応を慎重に判断します。
選択例への追加妊娠・授乳中は使用できない、あるいは慎重な判断が必要な薬剤があります。 レチノイドや経口トラネキサム酸等を自己判断で開始せず、 診察時に妊娠・授乳中であることをお知らせください。
低フルエンスレーザーで改善する症例はあります。 しかし、最新の研究では、 レーザーを外用治療より先に行う根拠は十分ではありません。
2026年の52研究・1,058例のメタ解析では、 低フルエンスQ-switched Nd:YAGはサブグループで有意な改善を示しました。 一方、研究間のばらつきが大きく、 全体のエビデンス確実性は非常に低いと評価されています。
反復治療では再燃や斑状色素脱失などにも注意が必要で、 「2〜4週ごとに5〜10回」を一律の標準コースにはしません。
ピコトーニングの詳細2026年のレーザーメタ解析では、 ピコ秒レーザーは対照治療を明確に上回りませんでした。 また755nmピコ秒アレキサンドライトレーザーのRCTメタ解析でも、 外用3剤併用療法に対する明確な優位性は示されていません。
外用治療の補助として検討されることがあります。 色素沈着を起こしやすい肌では、 炎症を増やさないよう適応と施術条件を慎重に判断します。
スキンケアや肌質治療の補助として組み合わせることはありますが、 肝斑そのものの標準治療の中心とは位置づけません。 「トラネキサム酸の浸透を高めれば治療成績が上がる」 「ジェネシスがピコトーニングを後押しする」と断定できる高品質な根拠は十分ではありません。
肝斑のある方に日光黒子やADM、PIHが混在することはあります。 すべてを同じ治療で処理しようとせず、 病変ごとに治療を分けることが大切です。
まず肝斑の遮光・外用治療を整えます。 境界明瞭な日光黒子が残る場合は、 肝斑の状態を確認しながら病変ごとにスポット治療を検討します。
ニキビ・湿疹・かぶれなど活動性の炎症がある場合は、 まず炎症を治療します。 刺激性の高い施術を急がないことが重要です。
ADMは真皮の色素が関係し、肝斑とは治療が異なります。 肝斑を安定させながら、 ADMに対するレーザー治療を別に計画することがあります。
強いスポット照射を急がず、 写真・臨床所見の経過を見ながら治療対象を整理します。 「早く全部治療する」ことより、誤治療を避けることを優先します。
肝斑、日光黒子、PIH、ADMなどの混在を医師が確認します。
UVA・UVB・可視光対策、現在のスキンケア、 刺激や炎症がないかを確認します。
肌状態や既往歴に応じて、 ハイドロキノン系外用や代替外用を選択します。
適応がある場合に限り、 リスク評価後に経口トラネキサム酸を検討します。
写真や必要に応じてVISIAで経過を比較し、 機器治療や混在病変への追加治療が必要か判断します。
国際Delphiコンセンサスでは、 医師管理下のハイドロキノン系3剤併用療法がゴールドスタンダードです。
経口トラネキサム酸は外用への追加で改善・再発抑制を示しますが、 リスク評価が必要です。
低フルエンス1064nmには一定の効果がありますが、 レーザー全体のエビデンス確実性は低く、再燃も課題です。
「5回」「10回」と一律に決めることはおすすめしません。 まず遮光・外用治療を整え、 機器治療が必要な症例でのみ、反応と副作用を確認しながら追加治療を判断します。
必ずしも「してはいけない」わけではありません。 ただし現在は、レーザーを第一選択にはせず、 外用等で不十分な難治例や適応のある症例で補助的に検討する考え方が中心です。
一律ではありません。 外用・遮光・内服で十分改善する方もいれば、 残る色素や混在病変に追加治療を検討する方もいます。
漫然と長期継続する治療ではありません。 適応外使用であること、血栓症リスクなどを考慮し、 効果と安全性を確認しながら使用期間を決めます。
使用期間や濃度は肌状態に応じて管理します。 刺激性皮膚炎や色素変化などが起こることがあるため、 長期に自己判断で使用せず、必要に応じて休薬や維持治療への切り替えを行います。
同時治療が可能な場合もありますが、全員に行うわけではありません。 肝斑が不安定な場合は、まず肝斑治療を優先してから日光黒子のスポット治療を検討します。
できません。当院のLINEは予約専用です。 肝斑は他の色素斑との鑑別が重要なため、治療方針は来院時の診察で決めます。
肝斑治療では、レーザーの回数を増やすことが目的ではありません。 まず遮光と外用を整え、必要なら内服を追加し、 それでも残る病変に機器治療を検討します。 肝斑と日光黒子が混在する場合も、病変ごとに治療を分けて考えます。
監修:黒田 揮志夫 医師(0th CLINIC 日本橋 院長)/医学博士/日本病理学会認定 病理専門医
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