汗、腋臭|日本橋駅徒歩3分、プライベート空間で診察
汗・体臭(多汗症/腋臭)を“症状から”解決
脇汗・手汗・足汗・体臭。それぞれ原因と保険の枠組みが異なります。
このページは症状→自己チェック→治療の選び方を俯瞰し、詳しい解説ページへ最短でご案内します。
症状別ファインダー
※ 詳細な適応・単位・副作用は各解説ページでご案内しています。
まずは自己評価(HDSS)
日常生活への支障度をHDSS(Hyperhidrosis Disease Severity Scale)で4段階評価します。
- HDSS 1:気にならず生活に支障なし
- HDSS 2:許容できるが時に支障
- HDSS 3:頻繁に支障(重症)
- HDSS 4:常に支障(重症)
HDSS 3–4 や保存療法で不十分な方は、ボトックス等の選択肢を検討します。
原因と鑑別
一次性多汗症
思春期以降に左右対称・局所に多い(脇・手のひら・足・顔)。家族歴があることも。
二次性(疾患・薬剤)
甲状腺機能亢進、低血糖、感染、薬剤(抗うつ薬 等)などが原因の場合は、まず原因治療を優先します。
治療の選び方(早見表)
症状 | 第一選択(保存) | 注射(ボトックス) | 保険の考え方 |
---|---|---|---|
脇汗 |
エクロックゲル /
ラピフォートワイプ 生活指導(衣服・制汗・ストレス対策) |
腋窩ボトックス |
外用:保険適用(要件あり) ボトックス:保険枠あり(重度原発性腋窩/要件あり) |
手汗 |
外用/イオントフォレーシス(当院または在宅機) アポハイドローション / プロバンサイン(内服)の検討 |
手掌ボトックス |
保険適用の範囲は限定的 ※詳細は診察時に個別説明(適応・要件・保険者判断に依存) |
足汗 | 外用/イオントフォレーシス | 足底ボトックス | 自費が基本 |
体臭(腋臭) | 外用・生活指導 | ボトックス(汗低減目的/症状により検討) | 保険適用は症状・治療法により異なる |
※ 医療保険の適用は疾患区分・重症度・適応・要件・保険者判断等に依存します。実際の取り扱いは診察時に最新の運用をご案内します。
薬剤ガイド(院内リンク)
- エクロックゲル(脇汗の外用)
- ラピフォートワイプ(脇汗の外用)
- アポハイドローション(汗の外用)
- プロバンサイン(抗コリン内服)
- ボツリヌス毒素(ボトックス)(注射)
受診の目安
- 突然の発汗増加・体重減少・動悸・発熱など全身症状を伴う
- 市販・外用で不十分、HDSS 3–4
- 受験・就活・接客・演奏など生活への支障が大きい
まずは診察で“マイプラン”づくり
外用/注射/機器を組み合わせ、イベント逆算で効果とダウンタイムを最適化します。
汗・腋臭(ワキガ)治療|原因・対策・治療法まで徹底解説
「汗が止まらない」「ワキのニオイが気になる」…そんなお悩みを抱える方へ。ゼロスクリニックでは保険診療から自費治療まで、一人ひとりに合わせた対策をご提案しています。

📝 汗・腋臭治療の基本情報
- 原発性局所多汗症:手・足・腋などに多量の汗が出る状態。保険適用の外用薬あり。
- 腋臭症(ワキガ):アポクリン汗腺由来のニオイ。重度は手術による根治治療も。
- 選べる治療法:外用薬・ボトックス注射・手術など多様なアプローチが可能。
🔍 よくあるお悩み
- シャツに汗染みができて困る
- 人に会う前にワキのニオイが気になる
- 制汗剤が効かず、何度も塗り直している
- 緊張していなくても汗が止まらない

⚙ 汗・腋臭治療のメカニズム
- 外用薬:交感神経の伝達を遮断 → 汗腺の働きを抑える
- ボツリヌス注射:神経と汗腺の信号を遮断し発汗を数ヶ月抑制
- 手術:アポクリン汗腺を除去しニオイの根本治療に

🎯 治療効果が期待できる部位
- 腋(ワキ)
- 手のひら
- 足の裏
- 顔(額・鼻・上唇)
👤 治療が向いている方
- 市販の制汗剤が効かない方
- 汗・ニオイで人間関係に影響がある方
- 営業・接客など人と接する仕事の方
- 夏場だけ一時的に治療したい方
⚠ 治療を避けるべきケース
- 妊娠中・授乳中の方(注射は不可)
- 感染性皮膚炎がある方(完治後に治療)
- ボトックス禁忌疾患(重症筋無力症など)
📝 汗・腋臭治療の流れ

▲ カウンセリングの様子
1. 問診・診察
まずは医師による問診・視診を行い、発汗の部位・程度・タイミングや、ニオイの有無・性状を確認します。ご本人や周囲の感じ方もヒアリングします。

▲ 説明と資料提供
2. 治療法の選択
診断結果に基づき、保険診療(外用薬など)または自費治療(注射・手術など)の選択肢をご案内します。生活スタイルやご希望に応じて、最適な治療方針を一緒に決めていきます。

▲ 注射または同意書記入の様子
3. 同意書記入・施術/処方
治療方針に同意いただいた後、必要な書類への署名をいただきます。
外用薬の場合は処方、注射治療の場合はその場で施術を実施します(所要時間:5~10分程度)。

▲ 再診または経過観察の診察風景
4. 経過観察・再治療のご案内
治療後は1~2週間〜数ヶ月のスパンで効果を評価し、必要に応じて再治療や処方調整を行います。特にボツリヌス注射の場合は、4〜6ヶ月の持続効果があります。
なぜゼロスクリニックの多汗症・腋臭治療が選ばれるのか?
「汗が止まらない・ニオイが気になる」そんなお悩みに、
私たちは専門性と通いやすさでお応えします。
診察後すぐに保険治療・自費治療の提案が可能。
ご予約は24時間WEB受付です。
原発性局所多汗症やワキガの診断と治療に豊富な経験。
保険対応の外用薬からボトックス注射まで安心して相談できます。
エクロックゲル®・ラピフォートワイプ®などの保険適用薬や、
汗の量をピンポイントで抑えるボトックス注射も可能です。
再発や副作用が心配な方もご安心ください。
初診からアフターフォローまで一貫して担当します。
日本橋駅・茅場町駅から徒歩3分。
お仕事帰りや学校帰りにも通いやすい立地です。
プライバシーに配慮した診療室で、待ち時間なくご案内します。
📚 多汗症治療のエビデンスとガイドライン
多汗症は医学的にも認められている疾患であり、発汗量が日常生活に支障をきたす状態と定義されます。
原発性局所多汗症と診断された場合、保険適用の外用薬治療やエビデンスに基づいた注射治療を受けることができます。
■ 日本皮膚科学会による治療ガイドライン
- 診断基準に該当すれば、保険適用の治療が可能
- 治療法ごとに「推奨度」が設定されており、ボトックス注射や外用薬は推奨度A
- 内服薬やイオントフォレーシスも選択肢の一つ
■ 治療ごとのエビデンス(要約)
治療法 | エビデンスの内容 | 推奨度 |
---|---|---|
エクロックゲル®/ラピフォートワイプ® | アセチルコリン伝達遮断により発汗抑制。国内第Ⅲ相試験で有効性確認 | A(強く推奨) |
ボトックス注射 | 多くのRCTで効果を証明。発汗を4〜6ヶ月抑制 | A(強く推奨) |
イオントフォレーシス | 手足に効果。週2回程度の通院が必要 | B(行うよう勧められる) |
抗コリン薬(プロバンサイン®) | 全身的な発汗抑制。副作用に注意 | C1(行ってもよい) |
■ 信頼できる外部情報リンク(別タブで開きます)
- ▶ 日本皮膚科学会|多汗症診療ガイドライン(PDF)
- ▶ 厚生労働省 e-ヘルスネット|多汗症とは
- ▶ PubMed|多汗症に関する国際研究一覧
- ▶ マルホ株式会社|エクロックゲル® 製品情報
- ▶ 科研製薬|ラピフォートワイプ® 製品情報
■ 海外の多汗症治療に関する信頼できる文献・情報
👨⚕️ 医師からのコメント・監修

「汗やワキのニオイで悩む方は、実は非常に多くいらっしゃいます。
ですが、適切な診断と治療によって多くの方が快適な生活を取り戻されています。
恥ずかしがらず、気になる症状はぜひご相談ください。」
多汗症や腋臭症は、正確な診断と患者さんに合った治療法の選択が重要です。
当院では、保険診療から専門的な治療まで幅広く対応しており、効果や副作用についても丁寧に説明しながら診療を行っています。
0th CLINIC 日本橋 院長
医学博士/日本病理学会認定 病理専門医
多汗症・腋臭症に関する診療経験多数
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ただいま準備中です。少々お待ちください。