皮膚の感染症(蜂窩織炎・ひょうそ・爪周囲炎など)
皮膚の感染症
蜂窩織炎・ひょうそ・爪周囲炎など
「赤く腫れて痛い」「指先がズキズキして眠れない」
皮膚の感染症は、放置すると細菌が深部へ広がり、入院治療が必要になることもあります。
※当院は原則、中学生以上の方を対象としております。
これって何の病気?症状チェック
「ただの怪我」と思っていても、実は細菌感染が起きているかもしれません。主な感染症の特徴をまとめました。
蜂窩織炎
足などがぼんやり広く赤く腫れる
ひょうそ
指先が赤く腫れ、膿がたまって激痛
爪周囲炎
爪の根元や横が赤く腫れて痛む
| 疾患名 | 主な症状 | 痛みの特徴 | よくある原因 |
|---|---|---|---|
| 蜂窩織炎 | 広い範囲の赤み・腫れ | 重だるい痛み・熱感 | 小さな傷、水虫、むくみ |
| ひょうそ | 指先の腫れ・膿 | ズキズキと脈打つ痛み | 深爪、ささくれ、ネイル |
| 爪周囲炎 | 爪の根元・横の赤み | 触れると痛い | 逆剥け、乾燥、水仕事 |
| 感染性粉瘤 | しこりが赤く腫れる | 局所的な強い痛み | 元々あったしこりの細菌感染 |
🚑 受診までに自宅でできること
- 患部を安静に: 無理に動かさず、足の場合は高く上げると痛みが和らぎます。
- 優しく洗う: 石鹸を泡立てて優しく洗い、流水でしっかり流して清潔を保ちます。
- 冷やす: 炎症(熱感)が強い場合は、冷タオル等で冷やすと楽になります。
- 禁忌: 針で突いて膿を出そうとするのは、悪化の危険があるため厳禁です。
※今日はお風呂(湯船)は控え、シャワーのみにすることをお勧めします。
早めに受診すべき目安
以下の症状がある場合は、重症化のサインです。お早めに当院、または救急医療機関をご受診ください。
- 赤みが数時間〜1日で急速に広がっている
- ズキズキする痛みが強く、夜も眠れない
- 38度以上の発熱、寒気、だるさがある
- 顔(特に目の周りや鼻)がパンパンに腫れてきた
- 糖尿病や透析中など、免疫が低下している自覚がある
🚨 救急受診を検討すべきサイン
息苦しさ、意識がぼんやりする、血圧低下(めまい)がある場合は、敗血症などの全身感染症の恐れがあります。迷わず救急車や夜間救急外来を利用してください。
当院の診断・治療アプローチ
1. 視診・超音波(エコー)検査
皮膚の状態を詳細に観察し、必要に応じてエコー検査で「膿がどこに、どれくらいたまっているか」を確認します。これにより、切開して膿を出す必要があるかを正確に判断します。
2. 培養検査(原因菌の特定)
「何度も繰り返す」「抗菌薬が効きにくい」といった場合、患部から菌を採取し培養検査を行います。どの薬が一番効くか(薬剤感受性)を調べることで、遠回りしない治療が可能になります。
3. 耐性菌(MRSA)への対応
一部の抗菌薬が効かないMRSAが原因の場合もあります。当院ではガイドラインに基づき、適切な抗菌薬を選択します。ご家族への感染対策についても丁寧にご説明します。
よくある質問
抗生物質は何日くらい飲む必要がありますか?
症状や重症度によりますが、通常5日〜1週間程度です。自己判断で中止すると再燃(ぶり返し)のリスクがあるため、必ず指示通り飲み切ってください。
指が腫れて痛いのですが、何科に行けばいいですか?
皮膚の赤みや腫れ、ひょうそ、爪の周囲の痛みは「皮膚科」が専門です。膿がたまっている場合の処置も当院で行っております。
仕事が忙しくて通院が難しいです。
当院は日本橋駅から徒歩1分、東京駅からも徒歩圏内です。WEB予約を活用いただくことで、お仕事の合間や帰り際にもスムーズに受診いただけます。
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