ルメッカ
ルメッカ治療
初めて受ける美容施術はなにがいいかと聞かれたら、ルメッカ(光治療)かボトックス治療と答えます。ルメッカは、お肌悩み全般に満足いく効果をだせるためおすすめの治療です。
ルメッカ治療とは?
ルメッカ治療は、シミ、そばかす、くすみ、赤ら顔など、様々な肌トラブルを改善するための最新の光治療(IPL)です。IPL (Intense Pulsed Light)とは、幅広い波長の光を照射する技術であり、様々な肌トラブルに対応します。ルメッカは、従来のIPL治療に比べて、少ない回数で高い効果が期待できるのが特徴です。
ルメッカの基本情報
Lumecca(ルメッカ)は、InMode社が開発したIPL(Intense Pulsed Light)を用いた光治療器です。従来のIPL機器よりも高いピークパワーと短いパルス幅を実現し、より少ない治療回数で効果を実感できるとされています。美容医療の分野で、シミ、そばかす、くすみ、赤ら顔、毛穴の開きなど、様々な肌悩みの改善に使用されています。
その特徴は、
・高いピークパワー: 従来のIPL機器と比較して、より高いピークパワー(出力)を実現してること。
・短いパルス幅: 光を照射する時間(パルス幅)が短いため、ターゲットとなる組織に効率よくエネルギーを届け、周囲の組織へのダメージを最小限に抑えることが可能なこと。
・幅広い波長域: 500nm~1200nmの幅広い波長域をカバーしており、様々な肌悩みに対応なこと。
・サファイアクーリングチップ: 照射面のサファイアチップが強力に冷却するため、痛みを軽減し、安全性が向上していることです。
ルメッカで改善できるお悩み

- 1.色素性のお悩み(シミ・くすみ関連)
シミ(色素沈着)の様々なタイプ:
老人性色素斑、そばかす(雀卵斑)、炎症後色素沈着(ニキビ跡、傷、やけどなど)、くすみ。
ADM(後天性真皮メラノサイトーシス)は、一般的なシミより深い層にあるため、レーザー治療がより効果的ですが、ルメッカでもある程度改善が見込める場合があります。
肝斑(かんぱん)に対してルメッカは第一選択の治療法ではありません。悪化リスクもあるため、トラネキサム酸の内服やハイドロキノン外用、他のレーザー治療などを併せて集学的に治療を行います。
- 2.血管性のお悩み(赤み関連)
赤ら顔(酒さ)、毛細血管拡張症、ニキビ跡や火傷後など炎症後の赤みに対して効果を発揮します。
- 3.肌質改善・エイジングケア関連
毛穴の開き、小じわ、肌のハリ・弾力低下、肌のキメの乱れ、ニキビ、ニキビ跡の改善効果があります。
- 4.その他
顔の産毛の脱毛効果があります。
ルメッカ治療の効果と特徴
- ・シミ治療
メラニン色素に反応する波長の光を照射することで、メラニン色素を熱破壊し、ターンオーバーを促進してシミを薄くします。スポット治療(ルビーレーザーやピコレーザー)では治療効果に乏しい薄いしみにも効果を発揮します。
加齢や紫外線ダメージによってできる、境界がはっきりした茶色のシミである老人性色素斑(日光黒子)や、遺伝的な要素が強く、幼少期から見られる細かい茶色の斑点であるそばかす(雀卵斑)、ニキビや傷、やけどなどの炎症後にできる色素沈着を、複数回の治療で改善させることができます。
また、肌全体のトーンが暗く、透明感が失われた状態であるくすみに対して、様々な色素に反応し、肌の代謝の改善やコラーゲンの産生促進をすることで改善が期待できます。
- ・赤み治療
血管中のヘモグロビンに反応する波長の光を照射することで、異常に拡張した血管を収縮させ、赤みを改善します。
顔の毛細血管が拡張し、赤みが慢性的に続く状態である赤ら顔(酒さ)の治療や、皮膚表面に細い血管が浮き出て見える状態の毛細血管拡張症の治療、ニキビや炎症による赤みに対しても効果を発揮します。 - ・肌質改善
真皮層に熱エネルギーを届け、コラーゲンやエラスチンの生成を促進することで、肌のハリや弾力を改善し、毛穴を引き締めます。
皮脂の過剰分泌や加齢によるコラーゲンの減少で、毛穴が目立つ状態である毛穴の開きの改善効果、乾燥や加齢によってできる、目元や口元などの細かいしわ、加齢や紫外線ダメージによって、肌のハリや弾力が失われた状態に対する改善効果を期待できます。ニキビの炎症後にできる赤みや色素沈着だけでなく、クレーター状の皮膚のくぼみに対して、ルメッカは弾性線維の増生を促すことで改善効果を期待できます。
また、アクネ菌を殺菌し、炎症を抑える効果もあるため、ニキビの毛穴の詰まりとアクネ菌の増殖による炎症を改善させます。 - ・その他
ルメッカは脱毛を主目的とした機器ではありませんが、脱毛効果のある波長も含まれているため、顔の産毛を薄くする効果も期待できます。 - ・くすみ治療
お肌のくすみは、様々なお肌トラブルの集合体です。ルメッカは上記に説明した様々な肌トラブルを改善する治療により、くすみ治療を可能にします。
シミ、そばかす、くすみを改善し、肌のトーンを明るくする美白効果、赤み改善の改善、肌質の改善、コラーゲン生成を促進し、肌のハリや弾力を回復します。これらの複合作用により、くすみを改善し、肌のトーンをアップします。
ルメッカのメカニズム

ルメッカ(Lumecca)は、InMode社が開発したIPL(Intense Pulsed Light)光治療器です。そのメカニズムを理解するには、まずIPLの原理を説明します。
- ・IPL (Intense Pulsed Light) の原理
IPLは、キセノンランプから発せられる、幅広い波長域(500nm~1200nm程度)の光を利用した治療法です。この幅広い波長域の光は、様々な肌悩みを引き起こすターゲット(シミの原因となるメラニン色素や赤みを引き起こすヘモグロビンなど)に吸収され、熱エネルギーに変換されます。この熱エネルギーによって、メラニンやヘモグロビンを破壊したり、コラーゲンを活性化したりすることで、それぞれの肌悩みを改善することが可能です。
- ・ルメッカの特徴とメカニズム
ルメッカは、従来のIPL機器と比較して、高いピークパワーと短いパルス幅を実現しています。これが、ルメッカの高い効果と安全性を支える重要なメカニズムです。
高いピークパワー: ピークパワーとは、光の出力の最大値のことです。ルメッカは、従来のIPL機器よりも高いピークパワーで光を照射できるため、ターゲットに対してより多くのエネルギーを届けることができます。これにより、少ない治療回数で、より高い効果を期待できます。
短いパルス幅: パルス幅とは、光を照射する時間のことです。ルメッカは、パルス幅を非常に短く制御できるため、ターゲットに熱エネルギーを集中させ、周囲の正常な組織へのダメージを最小限に抑えることができます。これにより、痛みやダウンタイムを軽減し、安全性を高めています。
- ・光の波長とターゲット
ルメッカは、500nm~1200nmの幅広い波長域の光を照射します。特に、500-700nmの波長が他機種に比べて多く含まれています。この波長域には、以下のターゲットに吸収されやすい波長が含まれています。
① メラニン色素: シミ、そばかす、くすみなどの原因となる色素。主に表皮に存在します。メラニン色素に光が吸収されると、熱エネルギーに変換され、メラニン色素が破壊されます。破壊されたメラニン色素は、ターンオーバーによって体外へ排出され、シミやくすみが改善されます。ルメッカは、他機種よりメラニンに効果的な波長帯の光が多く含まれるため、そのターンオーバー作用と併せて、治療が難しい薄いシミにも効果的です。
② ヘモグロビン: 赤血球に含まれる赤い色素。赤ら顔や毛細血管拡張症の原因となります。ヘモグロビンに光が吸収されると、熱エネルギーに変換され、異常に拡張した血管を収縮させます。これにより、赤ら顔や毛細血管拡張症が改善されます。
③ 真皮層への効果:真皮層の膠原線維が肌のはりを保っています。光や加齢により、弾性線維が弾力を失います。ルメッカは真皮層に熱エネルギーを伝え、コラーゲンやエラスチンの生成を促進します。これにより、肌のハリや弾力アップ、毛穴の引き締め、小じわの改善などの効果が期待できます。
- ・サファイアクーリングチップによる冷却
照射面に強力なサファイアクーリングチップを備えています。このチップが肌を冷却しながら照射することで、痛みを軽減し、熱によるダメージから肌を保護します。
ルメッカ治療のメリット
- ・様々な肌悩みに効果的
ルメッカは、幅広い波長域の光を照射するため、シミや赤み、肌のハリなど、多くの肌悩みをか行けるすることができます。 - ・高いピークパワーによる高い効果
従来のIPL機器よりも高いピークパワーで光を照射できます。より少ない治療回数で高い効果を実感しやすいのが大きなメリットです。 - ・短いパルス幅による安全性と痛みの軽減
短いパルス幅で光を照射するため、ターゲットに熱を集中させ、周囲の組織へのダメージを最小限に抑えられます。痛みやダウンタイムが少なく、安全性が高い治療法です。 - ・強力な冷却システムによる快適な施術
強力なサファイアクーリングチップが、照射面を冷却しながら施術を行います。熱による痛みや不快感を大幅に軽減し、快適に施術を受けられます。 - ・短時間で施術が可能
1回の施術時間は、照射範囲にもよりますが、顔全体で約15分程度と短時間です。忙しい方でも、無理なく治療を続けられます。 - ・ダウンタイムが短い
施術直後は、赤みやほてり、ヒリヒリ感が出ることがありますが、通常は数時間~数日で治まります。シミの部分が一時的に濃くなり、薄いかさぶたができることがありますが、1週間程度で自然に剥がれ落ちます。施術直後からメイクが可能なので、日常生活への影響が少ないのもメリットです。
- ・肌への負担が少ない
メスを使わないため、傷跡が残る心配がありません。肌への負担が少なく、肌が弱い方でも比較的安心して受けられる治療法です。 - ・FDA承認済み
アメリカのFDA(米国食品医薬品局)で承認されており、安全性と有効性が認められています。 - ・カスタマイズ可能な治療
肌質や症状に合わせて、出力やパルス幅などを細かく調整できます。一人ひとりの肌悩みに合わせた、オーダーメイドの治療が可能です。 - ・他の治療との併用が可能
レーザー治療、ケミカルピーリング、イオン導入など、他の美容治療と併用することで、相乗効果が期待できます。
ルメッカ治療が向いている方
ルメッカ治療が向いている方
- シミ、そばかす、くすみが気になる方
- 赤ら顔、毛細血管拡張症が気になる方
- 毛穴の開き、小じわ、肌のハリ不足が気になる方
- ニキビ、ニキビ跡が気になる方
- ダウンタイムを短くしたい方
- 痛みに弱い方
- 少ない治療回数で効果を実感したい方
- 初めて美容施術を受けようと思っている方。
- 10歳くらい若返りたい方。
こんな方におすすめ
・美肌を目指したい方: シミ、くすみ、赤み、毛穴、小じわなど、複数の肌悩みを同時に改善し、総合的に美肌を目指したい方。
・肌の若返りをしたい方: 肌のハリや弾力を取り戻し、エイジングケアをしたい方。
・肌質を改善したい方: 肌のキメを整え、なめらかで健康的な肌を目指したい方。
・忙しくて時間がない方: 施術時間が短く、ダウンタイムも短いため、忙しい方でも続けやすい治療法を探している方。
・他のIPL治療で満足できなかった方: 従来のIPL治療で効果を実感できなかった方や、より高い効果を求める方。
・安全性の高い治療を受けたい方: FDA承認済みの、安全性の高い治療を受けたい方。
治療を避けるべきケース
・肝斑がある方: 肝斑は刺激によって悪化する可能性があるため、ルメッカが適しているかどうか、医師と慎重に相談する必要があります。場合によっては、他の治療法が推奨されることもあります。
・光過敏症の方: 光に対して過敏な反応を示す方は、ルメッカ治療を受けられない場合があります。
・妊娠中、授乳中の方: 妊娠中、授乳中の方は、安全性を考慮して治療を控えた方が良いでしょう。
・極度の日焼けをしている方: 日焼け直後の肌は、火傷のリスクが高まるため、治療を受けられません。
・てんかんの既往歴がある方: 光刺激によって発作が誘発される可能性があるため、注意が必要です。
ルメッカ治療の流れ
- 1.カウンセリング
医師による診察: まず、医師があなたの肌の状態を診察し、ルメッカ治療が適しているかどうかを判断します。シミ、そばかす、くすみ、赤ら顔など、具体的なお悩みを相談し、治療の目的や期待できる効果について説明を受けます。
治療プランの決定: あなたの肌質や、お悩みの種類・程度、ライフスタイルなどに合わせて、最適な照射設定や治療回数を決定します。
リスクや副作用の説明: ルメッカ治療は比較的安全な治療ですが、リスクや副作用についても説明があります。不明点や不安な点は、この時にしっかり確認しておきましょう。
同意書の記入: 治療内容に納得したら、同意書にサインをします。
- 2.施術準備
洗顔・クレンジング: 施術部位のメイクや汚れを落とします。
クーリングジェル塗布: 施術部位に、光から肌を保護し、痛みを軽減するための冷却ジェルを塗布します。
アイガード装着: 光から目を保護するために、アイガード(ゴーグルのようなもの)を装着します。
- 3.ルメッカ照射
テスト照射: 肌の反応を見るために、テスト照射を行う場合があります。
本照射: 設定した出力で、ルメッカを顔全体または気になる部位に照射していきます。
ルメッカは、IPL(Intense Pulsed Light)という特殊な光を照射する治療です。
照射時には、輪ゴムで弾かれたような痛みや、熱感を感じることがあります。痛みの感じ方には個人差がありますが、我慢できないほどの痛みはほとんどありません。痛みに弱い方は、事前に医師に相談しておくと良いでしょう。
照射時間: 顔全体で約15〜30分程度が一般的です。
- 4.クーリング・鎮静
冷却: 照射後は、肌を冷却して鎮静させます。クーリングパックや冷たいタオルなどが用いられます。
保湿: 必要に応じて、保湿剤や成長因子が含まれたパックなどで肌を整えます。
- 5.アフターケア
軟膏塗布: 炎症を抑えるための軟膏が処方される場合があります。
施術後の注意点の説明: 施術後の過ごし方や、注意点について説明を受けます。
日焼けは厳禁です。外出時は、日焼け止めを必ず使用し、帽子や日傘などで紫外線対策を徹底してください。
施術当日は、激しい運動、飲酒、長時間の入浴、サウナなどは避けましょう。
施術部位を強く擦ったり、刺激を与えたりしないようにしてください。
次回の予約: 必要に応じて、次回の施術予約を行います。
治療回数:ルメッカは、1回の施術でも効果を実感できることが多いですが、より高い効果を得るためには、3〜4週間ごとに3〜5回程度の施術を繰り返すことが推奨されます。
必要な治療回数は、肌の状態やお悩みの程度によって異なります。
カウンセリングから施術までのステップ
カウンセリング
VISIAを用いてお肌の状態を評価することから始まります。現在のお肌の状態の客観的評価から始め、現在のお肌の状態や症状、悩みを聞かせていただきます。また、以前に受けられたことのある美容施術や皮膚科の薬などを問診させていただきます。それらを統合させていただき医師の診察をうけていただきます。ここでは、シミや赤みを診断させていただき適切な施術方法をご提案します。例えば、肝斑と診断された場合は、ピコトーニングをお勧めすることや、状況によってはトラネキサム酸内服下にルメッカの施術を提案することもあります。また、ADMなどの特殊なシミの場合はスポット治療を提案させていただくこともあります。いずれの場合は、最も適切と考える治療を相談の上、決定いたします。
ルメッカ照射施術
テスト照射: 肌の反応を見るために、テスト照射を行う場合があります。
本照射: お肌の状態に併せて、出力を設定しルメッカを照射していきます。お肌の状態に問題がなければ、照射出力は高めに設定できますが、その分火傷のリスクが高くなります。
ハンドピースを肌に密着させ、照射していきます。
照射時には、輪ゴムで弾かれたような痛みや、熱感を感じることがあります。痛みの感じ方には個人差がありますが、我慢できないほどの痛みはほとんどありません。痛みに弱い方は、事前に相談しましょう。
ルメッカ治療の注意点と副作用
治療前
日焼けは厳禁: 施術の4週間前から日焼けは厳禁です。日焼けした肌に照射すると、火傷や色素沈着のリスクが高まります。日焼け止めをしっかり塗り、紫外線対策を徹底してください。
光感受性を高める薬の服用や外用薬の使用に注意: 光過敏症を引き起こす可能性のある薬を服用している、または外用薬を使用している場合は、必ず医師に申告してください。
肌の刺激になるような行為は避ける: スクラブ洗顔、ピーリング、ワックス脱毛など、肌に刺激を与えるような行為は、施術の1週間前から避けましょう。
妊娠中・授乳中、または妊娠の可能性のある方は施術を受けられません。
持病、アレルギー、内服薬などがある場合は、必ず医師に申告してください。
治療中
痛みを感じる場合があります: 輪ゴムで弾かれたような痛みや、熱感を感じることがあります。痛みの感じ方には個人差がありますが、我慢できないほどの痛みはほとんどありません。
光から目を保護するために、アイガードを装着します。
術後の注意点
日焼けは厳禁: 施術後は、肌が紫外線の影響を受けやすくなっています。施術後少なくとも4週間は、日焼け止めをしっかり塗り、帽子や日傘などで紫外線対策を徹底してください。
激しい運動、飲酒、長時間の入浴、サウナは避ける: 血行が良くなると、赤みや腫れが長引く可能性があります。施術当日は避けましょう。
施術部位を強く擦ったり、刺激を与えたりしない: 施術部位はデリケートになっています。洗顔やスキンケアの際は、優しく扱いましょう。
十分な保湿を心がける: 施術後は肌が乾燥しやすくなっています。保湿剤をしっかり塗り、肌の乾燥を防ぎましょう。
処方された薬は指示通りに使用する: 炎症を抑えるための軟膏などが処方された場合は、医師の指示通りに使用してください。
経過観察: 施術後の経過には個人差があります。気になる症状がある場合は、すぐに施術を受けたクリニックに連絡しましょう。
ルメッカ治療の副作用
ルメッカは比較的安全な治療法ですが、以下のような副作用が起こる可能性があります。
赤み、ひりつき: 施術直後に、照射部位に赤みやひりつきが出ることがありますが、通常は数時間~数日で治まります。
腫れ: まれに、施術部位が腫れることがありますが、通常は数日で治まります。
熱感: 施術中や施術後に、熱感を感じることがありますが、通常は一時的なものです。
マイクロクラスト(かさぶた): シミやそばかすの部分が、一時的に濃く浮き出て、薄いかさぶた(マイクロクラスト)になることがあります。通常、1週間程度で自然に剥がれ落ちます。無理に剥がさないでください。
色素沈着: 施術後に、一時的に色素沈着が起こることがあります。ほとんどの場合、数ヶ月で自然に消えますが、長引く場合は、医師に相談してください。
色素脱失: まれに、施術部位の色素が抜けて、白斑のようになることがあります。
火傷: 稀ですが、出力設定が強すぎたり、肌質に合っていなかったりすると、火傷を起こす可能性があります。
水疱: 火傷がひどい場合には、水疱ができることがあります。水疱ができた場合は、すぐにクリニックに連絡し、適切な処置を受けましょう。
毛嚢炎: 毛穴に炎症が起こり、ニキビのような発疹ができることがあります。
潜在性肝斑の顕在化: 稀ですが、肌の奥に潜んでいた肝斑が、施術の刺激によって表面化し、濃くなることがあります。
アレルギー反応: 非常に稀ですが、使用するジェルや薬剤に対してアレルギー反応を起こすことがあります。
特に注意が必要な方
・日焼けをしている方、これから日焼けをする予定のある方
・光過敏症の方
・てんかんの既往歴のある方
・妊娠中、授乳中の方
・施術部位に皮膚疾患のある方
・ケロイド体質の方
ルメッカ治療の料金表

ルメッカ治療のよくある質問(Q&A)
Q1. ルメッカ治療の効果はいつから実感できますか?
A1. 施術後数日~1週間程度で、シミが薄くなったり、肌のトーンアップを実感される方が多いです。ただし、効果の現れ方には個人差があります。また、シミの種類によっては、マイクロクラストと呼ばれる薄いかさぶたができて、それが剥がれ落ちることでシミが薄くなる場合もあります。
Q2. マイクロクラストは必ずできますか?
A2. いいえ、必ずできるわけではありません。マイクロクラストの有無や程度は、シミの種類、深さ、肌質、照射出力などによって異なります。薄いシミや、肌の奥深くにあるシミは、マイクロクラストができないこともあります。
Q3. マイクロクラストができた場合の注意点はありますか?
A3. マイクロクラストは、無理に剥がさないでください。洗顔やスキンケアの際に、自然に剥がれ落ちるのを待ちましょう。また、紫外線対策を徹底し、日焼けを避けてください。
Q4. 施術後に気をつけることはありますか?
A4. 施術後は、肌がデリケートな状態になっています。以下の点にご注意ください。
紫外線対策: 施術後4週間は、日焼け止めをしっかり塗り、帽子や日傘などで紫外線対策を徹底してください。
保湿: 肌が乾燥しやすくなっているため、保湿をしっかり行ってください。
刺激を避ける: 施術部位を強く擦ったり、マッサージしたりすることは避けましょう。
その他: 激しい運動、飲酒、長時間の入浴、サウナは、施術当日は避けましょう。
Q5. 施術を受けられない場合はありますか?
A5. 以下の場合は、施術を受けられないことがあります。
妊娠中、授乳中の方
光過敏症の方
てんかんの既往歴のある方
施術部位に重篤な皮膚疾患のある方
極端に日焼けをしている方
その他、医師が不適当と判断した場合
Q6. 施術前に準備しておくことはありますか?
A6. 施術の4週間前から日焼けは避けてください。また、光感受性を高める薬を服用している場合は、事前に医師に相談してください。施術当日は、メイクを落としてからご来院ください(クリニックでクレンジングすることも可能です)。
Q7. 男性でもルメッカ治療を受けられますか?
A7. はい、もちろん可能です。ルメッカは、性別を問わず、幅広い肌悩みに対応できる治療法です。
Q8. ルメッカ治療は1回で終わりますか?
A8. 1回の施術でも効果を実感できることが多いですが、より高い効果を得るためには、複数回の施術をおすすめします。お悩みの症状や肌質によって、最適な治療回数は異なります。一般的には、3〜4週間ごとに3〜5回程度の施術が推奨されています。
Q9. ルメッカの施術頻度は?
A9. 3〜4週間に1回のペースで、3〜5回程度の施術を推奨することが多いです。ただし、最適な頻度は、肌の状態やお悩みの程度によって異なりますので、医師と相談して決めると良いでしょう。
Q10. ルメッカの施術時間はどれくらいですか?
A10. 施術範囲にもよりますが、顔全体で約15〜30分程度です。
Q11. ルメッカは安全ですか?
A11. ルメッカは、FDA(米国食品医薬品局)で承認されている医療機器であり、安全性と有効性が認められています。しかし、どのような治療にもリスクは伴います。施術前に、医師からリスクや副作用について十分な説明を受け、納得した上で治療を受けることが大切です。
Q12. ルメッカとフォトフェイシャルの違いは何ですか?
A12. ルメッカもフォトフェイシャルも、IPLを用いた光治療という点では同じです。しかし、ルメッカは、従来のIPL機器よりも高いピークパワーと短いパルス幅を実現しており、より少ない治療回数で高い効果が期待できるとされています。また、強力なクーリングシステムを搭載しているため、痛みやダウンタイムが軽減されています。
Q13. ルメッカとレーザー治療の違いは何ですか?
A13. ルメッカはIPLを用いた光治療であり、レーザー治療とは異なります。レーザーは単一波長の光を照射するのに対し、ルメッカは幅広い波長の光を照射します。そのため、ルメッカはシミ、そばかす、くすみ、赤ら顔など、様々な肌悩みに同時にアプローチできるというメリットがあります。一方、レーザー治療は、特定のターゲットに集中して照射できるため、濃いシミや深いシワなど、よりピンポイントな治療に適しています。
Q14. ルメッカでイボは取れますか?
A14. いいえ、ルメッカはイボ治療を目的とした機器ではありません。イボには、CO2レーザー、液体窒素療法などが効果的です。
Q15. ルメッカでニキビ跡の赤みは消えますか?
A15. 炎症後の色素沈着、毛細血管の拡張による赤みに対して効果が期待できます。
これらのQ&Aは一般的な情報提供を目的としており、医学的なアドバイスに代わるものではありません。ルメッカ治療を検討されている方は、必ず専門の医師に相談し、ご自身に適した治療法について説明を受けてください。
当院のルメッカ治療を選ぶ理由
0th CLINICでルメッカ治療を受ける理由
ルメッカ(光治療)は、様々なお肌悩みに副作用を少なく受けることができるためおすすめの施術です。ルメッカが美容での初めての施術という方も少なくないと思います。当院では、美容が初めての方でも安心して受けることができるように、丁寧な説明を心がけています。また、お肌の悩みに最も効果的にアプローチできるように、しっかりとした診断をもとに適切な治療をご提案します。ルメッカ治療だけでなく、様々な美容治療をご用意しております。そのため、ルメッカ治療と他の治療を組み合わせた、最適な治療プランをご提案することが可能です。 例えば、しみが一番のお悩みであれば、場合によってはスポット治療を最初もしくは組み合わせて治療を行ったあとに、肌のトーンや色むらの治療にルメッカを組み合わせる複合治療が可能です。
アクセス抜群の立地 当院は、日本橋駅と茅場町駅より徒歩3分の場所に位置しており、アクセス抜群です。 お仕事帰りやお買い物のついでにも、お気軽にお立ち寄りいただけます。
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