泌尿器の救急|今すぐ受診の目安(捻転・発熱+背部痛・尿閉・血尿など)
泌尿器の救急|今すぐ受診の目安
「これは救急レベル?」が一目で分かるように放置すると危険なサインをまとめました。
当院では初期評価・応急処置・連携病院への橋渡しを行います。
診療時間はお知らせをご確認ください。
命に関わる可能性がある場合は 119(救急要請) / 夜間・深夜は救急外来の受診を優先してください。
今すぐ受診・救急の目安 放置NG
① 精巣捻転を疑う症状
- 急に始まった片側の陰嚢(いんのう)激痛・腫れ・吐き気
- 触れると高い位置に精巣がある/冷や汗をかく痛み
6時間以内の対応が重要。時間が経つほど精巣を守れない可能性が上がります。
→ 陰嚢痛
② 発熱+背中・わき腹の強い痛み
- 38℃以上の発熱と背部/側腹部の強い痛み、悪寒・嘔気
- 排尿時の痛みや頻尿が同時にある
どこへ行けばいい?(当院でできること・連携)
当院での初期対応
- 診察・尿/血液検査・超音波(腎/膀胱/前立腺)
- 鎮痛・解熱・抗菌薬の初期投与(適応時)
- 尿閉の評価(必要に応じ連携先で導尿)
重症・入院や処置が必要な場合は連携病院と一緒に治療にあたります。
受診前のポイント
- 飲んだ薬・持病・アレルギーを書き出す/お薬手帳
- 血尿は写真に撮っておくと参考になります
- 尿検査のため来院直前の排尿は控えるとスムーズ
- 精巣痛はアイシングや圧迫で様子見しない(悪化することがあります)
相談・予約
まずはお電話またはLINEでご相談ください。状況に応じて最短の受診/救急受診をご案内します。
👨⚕️ 医師からのひとこと・監修
「強い痛み・発熱・排尿ができない・目で見て赤い尿は迷わず相談してください。時間が大切な病気があります。連携病院と協力して最短で安全な治療につなげます。」
監修:荘子 万可 医師(泌尿器科専門医)|最終更新:2025-11-02
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