CAC外来|冠動脈石灰化スコアで心血管リスクを見える化

CAC外来|冠動脈石灰化スコアで心血管リスクを見える化|0th CLINIC
自費・脂質精密評価

CAC外来
冠動脈石灰化スコアで、
将来の心血管リスクを見える化

心電図同期(心臓同期)の単純CTで、冠動脈の石灰化を定量的に評価します。
検査は連携機関で実施し、当院では適応の整理・結果の意味づけ・その後の予防と治療まで一貫して対応します。

  • まだ症状がない段階でも、冠動脈の石灰化 burden を可視化
  • スタチンを始めるべきか、強度を上げるべきかの判断材料になる
  • Lp(a)・apoB・FH疑い・家族歴まで含めて総合評価
初診案内

まずは外来で適応を整理します

5,500円(税込)

初診では、現在の脂質値、家族歴、既往歴、内服歴、これまでの治療反応、必要に応じて apoB・Lp(a)・二次性脂質異常症・FHの視点も含めて確認します。

検査 連携機関で実施
撮影法 心電図同期の単純CT
その後 予防・治療開始まで対応

※費用の詳細や再診については、メニュー・料金ページをご確認ください。

CACとは

冠動脈石灰化スコア(CAC)とは?

CAC(Coronary Artery Calcium)は、冠動脈の壁に沈着した石灰化をCTで評価し、 動脈硬化の存在や程度を数値として把握する考え方です。 採血だけではわかりにくい「実際にどれくらい冠動脈に動脈硬化の痕跡があるのか」を、 画像で確認できる点が大きな特徴です。

とくに、LDL-Cが高いが薬を始めるべきか迷う方家族歴が強い方Lp(a)高値・apoB高値・若年からの高LDL-Cが気になる方では、 治療の納得感を高める材料になりやすい検査です。

当院の位置づけ

当院は「撮って終わり」ではなく、その後を管理します

CAC評価は、検査を受けること自体よりも、結果をどう治療に落とし込むかが重要です。

  • スタチン開始の是非
  • スタチン強度の見直し
  • エゼチミブ、ベムペド酸、PCSK9阻害薬、インクリシランの考え方
  • apoB、non-HDL-C、Lp(a)を組み合わせた再評価
  • FHや二次性脂質異常症の見直し

こうした判断まで含めて、自費の脂質精密評価外来として伴走するのが当院の特徴です。

メリット

この外来のメリット

「検査の希少性」だけでなく、治療判断に使えることが最大の価値です。

1. 冠動脈リスクを“数値”で見える化

健診のコレステロール値や家族歴だけでは判断が揺れる場面でも、 冠動脈の石灰化を可視化することで、予防強度を検討しやすくなります。

2. 過小治療も過剰治療も避けやすい

「薬を始めるべきか迷う」「今の治療で十分か不安」という方で、 治療の強さを再検討する材料になります。必要な人には早めに、不要な人には慎重に、 という個別化がしやすくなります。

3. 造影剤なし・比較的短時間

心電図同期の単純CTで行うため、造影剤を使わず評価できるのが利点です。 受けやすさと情報量のバランスがよい検査です。

4. 家族歴・Lp(a)・若年高LDLとの相性がよい

採血だけでは不安が残るケースでも、画像を加えることでリスクの解像度が上がります。 とくに、家族性高コレステロール血症が気になる方や、親族に早発冠動脈疾患がある方に向きます。

5. 注射薬も含めた次の一手が決めやすい

スタチン、エゼチミブ、ベムペド酸、PCSK9阻害薬、インクリシランなど、 次に何を選ぶかを考える際の材料として活用できます。

6. 国内でもまだ限られる運用

CACは海外での活用が進む一方、日本では臨床での活用がまだ限定的です。 当院では、検査の紹介だけでなく、その後の脂質管理・予防介入まで見据えてご相談いただけます。

こんな方へ

CAC外来が向いている方

治療開始や強度調整に迷う方

  • LDL-Cが高いが、薬を始めるべきか迷っている
  • すでに治療中だが、今の強度で十分か不安
  • スタチンを中断した、または副作用が心配で踏み切れない
  • 採血だけでは納得しづらく、画像も含めて判断したい

遺伝・残余リスクが気になる方

  • 家族に若くして心筋梗塞・狭心症・突然死がある
  • 若年からLDL-C高値を指摘されている
  • Lp(a)高値を指摘された
  • apoB高値、non-HDL-C高値、FH疑いの評価を深めたい
注意: 胸痛、締め付け感、労作時の息切れ、冷汗を伴う症状などがある場合は、 この自費外来ではなく、循環器での保険診療・救急評価を優先してください。
受診の流れ

初診から結果説明、その後の管理まで

1

初診(5,500円)

脂質値、家族歴、既往、生活習慣、既存治療、副作用歴を確認し、 CAC評価が有用かどうかを整理します。

2

連携機関でCT撮影

心電図同期(心臓同期)の単純CTを、連携機関で受けていただきます。 当院で撮影前後の説明を行います。

3

結果説明

スコアの意味を、年齢、LDL-C、apoB、Lp(a)、家族歴などと合わせて読み解きます。 “高い・低い”だけで終わらせません。

4

予防・治療へ

生活改善、再検査、薬物療法の開始や強化、 必要に応じて注射薬を含めた選択肢の相談まで対応します。

ポイント: 当院では、CACの結果を単独で判断せず、 脂質精密評価の文脈で総合的に解釈します。
当院で相談できること

検査後に相談できる内容

  • スタチンの開始・増量・変更
  • エゼチミブ追加の考え方
  • ベムペド酸の位置づけ
  • PCSK9阻害薬、インクリシランの適応整理
  • 高TGへのEPA・フィブラートの整理
  • apoB、non-HDL-C、Lp(a)を踏まえた再設計
  • 家族性高コレステロール血症(FH)の再評価
この外来が合わない場合

別の導線がよいケース

  • 今まさに胸痛・胸部圧迫感・労作時症状がある
  • 狭心症や心筋梗塞の既往があり、急ぎ循環器評価が必要
  • 妊娠中、または妊娠の可能性がありCTを避けるべき状況
  • すでに保険診療で冠動脈評価の方針が明確に決まっている

症状のある方は、まず保険診療での循環器評価を優先してください。

自費・脂質精密評価

「薬を始めるべきか迷う」段階で、
画像まで含めて相談したい方へ

採血だけでは決めきれない脂質管理を、CAC・apoB・Lp(a)・家族歴・既往まで含めて整理します。 検査後は、その結果を踏まえて治療や予防を開始できます。

FAQ

よくあるご質問

CAC外来は保険診療ですか?
当ページのCAC外来は自費外来です。症状がなく、予防や脂質管理の精度を高めたい方を主な対象にしています。 一方で、胸痛など症状がある場合は保険診療や緊急評価が優先です。
造影剤は必要ですか?
通常、CAC評価は心電図同期(心臓同期)の単純CTで行うため、造影剤は使いません。
結果が0なら一生安心ですか?
いいえ。スコア0は重要な情報ですが、それだけで一律に判断はしません。 年齢、家族歴、喫煙、糖尿病、LDL-C、apoB、Lp(a)などを合わせて解釈します。
スタチンが合わなかったのですが、相談できますか?
はい。副作用歴や不耐の内容を確認し、必要に応じて用量調整、別薬剤、エゼチミブ、ベムペド酸、 PCSK9阻害薬、インクリシランなどを含めて再検討します。
検査後にそのまま治療を始められますか?
はい。結果説明のうえ、生活改善の具体化や薬物療法の開始・調整までご相談いただけます。

※このページは、無症状の方を中心に、脂質管理・一次予防の精度向上を目的とした自費外来の案内です。
※胸痛や急な息切れなど症状がある場合は、保険診療または救急対応を優先してください。
※検査は連携機関で実施し、当院では概要説明・適応整理・結果説明・その後の管理を行います。