げっぷ(呑気・胃の張り)
げっぷ(呑気・胃の張り)
げっぷが続く/止まらない、胸やけや胃の張りを伴う――多くは空気嚥下(呑気)や逆流性食道炎、機能性ディスペプシアですが、胸痛や嚥下困難、吐血・黒色便を伴うときは緊急評価が必要です。
当院では症状と危険サインから緊急度を判定し、必要に応じて心電図・腹部エコー・ピロリ検査、上部内視鏡の連携まで最短でご案内します。
今すぐ受診の目安
🚑 ためらわず救急へ
- 胸痛・胸の圧迫感・冷や汗・息苦しさを伴う(心筋虚血の可能性)
- 嚥下困難(食べ物・飲み物が通りにくい/つかえる感じ)や痛みを伴う嚥下
- 吐血・黒色便がある(上部消化管出血の可能性)
- 持続する激しい上腹部痛(胆石発作・膵炎など)
- 発熱や繰り返す嘔吐を伴い、水分が取れない
胸部症状が強い場合は心電図・心筋梗塞の除外が優先です。迷ったら救急へ。
当日〜早めの受診の目安
- げっぷが数日〜数週間続く/生活に支障がある
- 胸やけ・酸っぱい逆流・声枯れ・慢性咳がある(逆流性食道炎を疑う)
- 食後のもたれ・上腹部不快感(機能性ディスペプシアを疑う)
- 体重減少・貧血の指摘がある/夜間症状が目立つ
- 糖尿病・脂質異常症・喫煙歴があり、胸部症状を併発する
よくある原因と特徴
消化管由来
- 空気嚥下(呑気症):早食い/炭酸/ガム/ストロー/会話しながら飲食/ストレスで増悪
- 逆流性食道炎(GERD):胸やけ・酸逆流・咳/声枯れ。就寝前飲食/脂質多め/アルコールで悪化
- 機能性ディスペプシア:胃もたれ・早期飽満感・心窩部痛。内視鏡で器質病変なし
- 胃炎・消化性潰瘍/ピロリ感染:上腹部痛・出血兆候で精査
- 食道裂孔ヘルニア:体位で悪化。逆流症状が目立つ
胆・膵・心肺など
- 胆石・胆嚢炎:右上腹部痛・発熱・脂っこい食事後に増悪
- 膵炎:持続する強い上腹部痛と背部放散、嘔気
- 狭心症/心筋梗塞:胸部圧迫感・冷汗・息切れ(消化器症状と紛らわしい)
- 一部の薬剤:GLP-1作動薬・鉄・NSAIDs などで消化器症状が増悪することあり
まずできるセルフケア
- 飲食の見直し:炭酸・アルコール・脂っこい/辛い・チョコ・カフェインを控える
- 食べ方:よく噛む・早食い回避・会話しながらの食事を減らす・ストローやガムを減らす
- 体位:食後2〜3時間は横にならない・就寝時は頭側を少し高く
- 体重とストレス:減量・腹圧軽減、リラクゼーション
- 市販薬(制酸薬/ガス対策)は短期間のみ、長引く場合は受診
当院でできる初期対応
- トリアージ:胸痛・黒色便などの危険徴候をまず評価
- 当日検査:採血(炎症・貧血・肝胆膵・電解質・HbA1c等)/心電図/腹部エコー
- ピロリ検査:便中抗原/尿素呼気試験の手配
- 治療:PPI/H2RA・消化管運動改善薬の検討、生活指導
- 連携検査:上部内視鏡(提携機関へ即日〜翌日で手配可能な範囲で)
よくある質問(要点)
胸やけは少ないのに、げっぷだけ多いです。
空気嚥下(呑気)が主因のことがあります。食べ方・炭酸・ストロー・ガム・ストレスを見直し、それでも続く場合はGERD/機能性ディスペプシアなどを評価します。
市販薬で様子を見ても大丈夫?
一時的な軽快には有効ですが、数週間以上持続・悪化・夜間増悪・体重減少/貧血がある場合は受診して原因を確認しましょう。
いつ受診すべき?
緊急サインがあれば直ちに。そうでなくても生活に支障があれば当日〜早めの受診を。
受診や相談は、LINEで24時間
最短でご返信します。症状の出方(食後/体位/夜間)、併発症状(胸痛・吐血・黒色便・発熱)をメモしておくと診断がスムーズです。
