吐き気・むかつき(嘔気)
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Nausea
吐き気・むかつき(嘔気)
吐き気は胃腸炎など消化器の原因が多い一方、心臓・代謝(糖尿病など)・めまい(耳)・神経・薬の影響などでも起こります。
まずは危険サイン(赤旗)の有無を確認し、必要な検査へつなげるのが安全です。
0th CLINIC 日本橋(日本橋・茅場町・東京駅エリア)では、緊急度を優先して評価し、必要に応じて採血・尿検査・心電図・腹部エコーなどを組み合わせます。
危険サイン(赤旗)|当てはまる場合は至急評価を
次に当てはまる場合は救急受診を含めて至急ご相談ください(自己判断で我慢しない)。
心臓の可能性
胸の症状+吐き気
- 胸痛・圧迫感、冷汗、息苦しさ
- 顎・左腕・背中への放散、強い不安
腹部救急・出血
強い痛み/出血
- 激しい持続腹痛、反跳痛
- 吐血、黒色便(タール便)
- 黄疸、背中に響く激痛(胆道/膵)
脱水・神経
水分が取れない
- 嘔吐が止まらない/尿が極端に少ない
- 意識がぼんやり、ふらつきが強い
- 麻痺・ろれつ不良・激しい頭痛
妊娠初期で水分が保てない、糖尿病で口渇・多尿・深い呼吸(アセトン臭)などがある場合も、早急な評価が必要です。
受診の目安(今すぐ/当日〜数日/早め)
今すぐ(至急)
赤旗がある
- 胸痛、強い腹痛、出血兆候
- 水分が取れない、意識があいまい
- 神経症状(麻痺/ろれつ/失調)
当日〜数日以内
生活に支障・悪化
- 吐き気が強く仕事/家事が困難
- 発熱、下痢、強い胃痛を伴う
- 薬を開始/増量してから悪化
早め(見直し)
続く・繰り返す
- 数日以上続く/何度も再発
- 体重減少、貧血っぽい
- 夜間に症状で起きる
原因の整理(代表例)|「どこが原因か」を絞る考え方
消化器(最も多い):胃腸炎/胃炎/逆流/胆道・膵
- 急性胃腸炎:吐き気・嘔吐+下痢、腹痛、発熱、脱水
- 胃炎・潰瘍:みぞおち痛、食後/空腹時悪化、黒色便は要注意
- 逆流性食道炎:胸やけ、酸っぱい逆流、咽頭違和感
- 胆石/胆嚢炎:右上腹部痛、脂っこい食事で悪化、発熱
- 膵炎:心窩部〜背部へ放散する強い痛み、反復嘔吐
→ 専門解説:消化器:吐き気・嘔吐
心臓:胸部症状が目立たないことも(特に高齢・糖尿病)
- 胸痛/圧迫感、冷汗、息苦しさがあれば最優先で評価
- 女性・高齢・糖尿病では「胃の不調」だけに見えることも
代謝・内分泌:糖尿病(低血糖/高血糖)・腎機能・甲状腺など
- 口渇・多尿・深い呼吸、強い倦怠(DKA等)
- 低血糖:冷汗、動悸、ふるえ、意識がぼんやり
- 腎機能低下:食欲低下、むくみ、だるさ
めまい(耳)・神経:回転性めまい/頭痛/神経症状
- 回転性めまい+吐き気:耳の病気(前庭性)を考える
- 激しい頭痛、麻痺、ろれつ不良、歩行障害:緊急評価
- 片頭痛でも吐き気が前面に出ることがあります
薬の影響:開始・増量のタイミングがヒント
- 抗菌薬、鎮痛薬、向精神薬、GLP-1製剤などで嘔気が出ることがあります
- 中止/増減は独断で行わず、処方医へ相談してください
※ 複数要因が重なることもあります。危険サインがなくても、続く・繰り返す場合は原因の整理が有効です。
自宅でできる対処(安全域)|まずは脱水を防ぐ
水分(最優先)
- 経口補水液などを少量ずつ(一気飲みは悪化することがあります)
- 嘔吐がある場合は「ひと口」を回数多めに
- 尿が極端に少ない/ぐったりする → 受診を優先
食事
- 脂っこいもの・刺激物・アルコールは控える
- おかゆ、スープ、うどん等から少しずつ
- 無理に食べない(回復に合わせて戻す)
生活・注意点
- におい/乗り物/睡眠不足など誘因を避ける
- めまいが強いときは運転や高所作業を控える
- 市販薬は短期の補助。改善しない・悪化するなら受診
※ 処方薬の中止/増減は独断で行わず、処方医へご相談ください。
当院でできること(検査・治療の流れ)
1)まず緊急度を評価
- 赤旗(胸痛・出血・神経症状・脱水)の確認
- 必要時:心電図で心臓の緊急疾患を評価
2)必要に応じた検査
- 採血:炎症、貧血、電解質、肝胆膵、腎機能、血糖など
- 尿検査:脱水、糖・ケトンなど(状況に応じて)
- 腹部エコー:胆嚢/胆管・肝・膵の評価
3)初期治療とフォロー
- 脱水があれば補液(点滴含む)を検討
- 原因に合わせた対症療法(制吐・制酸など)を医師が判断
- 必要時:内視鏡/CT/MRIは提携機関で手配し、結果説明まで
- 再発予防(誘因/生活/服薬設計)の見直し
よくある質問
吐き気だけでも受診した方がいいですか?
胸痛・息苦しさ・冷汗、激しい腹痛、吐血/黒色便、神経症状、水分が取れないなどがあれば早急な評価が必要です。
危険サインがなくても、数日以上続く・繰り返す・体重減少や貧血がある場合は原因確認をおすすめします。
市販薬で様子を見ても大丈夫?
軽症で短期間なら選択肢になりますが、改善しない・悪化する・危険サインがある場合は受診してください。
処方薬の中止/増減は独断で行わず、処方医へ相談してください。
吐き気と一緒にめまいがあるときは?
回転性めまい、耳鳴りや難聴を伴う場合は耳の病気(前庭性)も考えます。
激しい頭痛、麻痺、歩行障害などがあれば緊急評価が必要です。
食事や水分はどうすればいいですか?
脱水予防が優先です。経口補水液などを少量ずつ。
食事は脂っこいもの・アルコールを避け、回復に合わせておかゆ・スープなど消化の良いものから戻します。
尿が極端に少ない、ぐったりする場合は受診を優先してください。
