ビベグロン（ベオーバ®）｜過活動膀胱（OAB）の“切迫感・頻尿”に

ビベグロン（ベオーバ®）｜過活動膀胱（OAB）の“切迫感・頻尿”に｜日本橋の泌尿器科 0th CLINIC

β3作動薬として膀胱の“蓄尿力”を高め、尿意切迫感・頻尿・切迫性尿失禁の改善をめざす内服薬です。
抗コリン薬で口渇・便秘がつらい方、前立腺肥大症（BPH）合併の方にも検討できます。

ビベグロンとは

膀胱平滑筋のβ3受容体を刺激して弛緩させ、蓄尿容量を増やす方向に働きます。結果として、尿意切迫や頻尿が軽減することが期待されます。

※最適薬は症状プロファイル（OABSS/残尿量/合併症）で決まります。診察で一緒に選びましょう。

通常、1日1回、食事の影響を受けにくい時間帯に内服します。
具体的な用量・期間は、年齢・腎機能・合併症・併用薬などにより医師が個別に判断します。

※本ページは患者さん向け一般情報です。自己判断での開始・増減はお控えください。

初診でOABSSや残尿測定、尿検査を行い、切迫・頻尿・失禁のどれが主因かを把握。β3作動薬単独か、抗コリン薬/α遮断薬などの併用かを決めます。

膀胱訓練・骨盤底トレ・水分/カフェイン調整などを同時に。薬と合わせて改善率が上がります。

気になる症状が出たら中断せず、まずは当院にご相談ください（自己中止で悪化する例があります）。

Q. いつから効きますか？: A. 個人差はありますが、数日〜数週間で「切迫の回数が減った」「夜間が楽になった」と感じる方が多いです。
Q. 抗コリン薬との違いは？: A. β3作動薬は口渇・便秘が少なめとされ、眠気・認知機能への配慮が必要な方にも選択されやすい傾向です。最適は症状・既往で変わります。
Q. 前立腺肥大症（BPH）があっても使えますか？: A. 蓄尿症状が前景の方では選択肢になります。BPHページでの評価と併せてご提案します。
Q. 保険適用ですか？自己負担は？: A. 保険診療の対象です。自己負担は保険割合・処方日数などで変わります。受診時に目安をご案内します。