頭痛・肩こり・めまい × 血圧|受診の目安と“次の一手”

頭痛・肩こり・めまい × 血圧|受診の目安と“次の一手”|日本橋の循環器内科 0th CLINIC

頭痛・肩こり・めまい × 血圧|受診の目安と“次の一手”

症状が血圧由来かどうかは、家庭血圧がカギ。
0th CLINICは正しい測定 → リスク見極め → 必要な検査まで、ムダなくご案内します。

まず“危険なサイン”の確認

  • 突然の激しい頭痛(今までで最悪)/意識障害・麻痺・ろれつ困難
  • 胸痛・呼吸困難・冷や汗を伴う
  • 収縮期180以上 または 拡張期120以上が持続(繰り返し測定でも高値)

上記は救急受診を検討。迷うときは当院へご相談ください。

まずは家庭血圧で“因果関係”をチェック

  1. 朝・晩に1分間隔で2回(平均値を記録)
  2. 症状が出たタイミングでも上腕で再測定(手首は避ける)
  3. 1週間分の平均と、症状時の値をメモ

測定方法の詳細:家庭血圧の測り方/記録用:血圧ログ(PDF)

症状別の考え方(総論)

頭痛 × 血圧

一過性の血圧上昇で頭痛が強まることはありますが、頭痛の原因=高血圧と断定はできません。
家庭血圧の平均と、症状時の値を比較。

関連:健診で“高血圧”を指摘

肩こり × 血圧

姿勢・筋緊張・ストレス要因が大きいケースも。血圧による頭重感との区別には、測定と時刻の記録が有効です。

関連:塩分・睡眠・ストレス

めまい × 血圧

血圧高値だけでなく、起立性低血圧や不整脈、耳鼻科疾患も鑑別。
立ち上がり時のふらつきは降圧薬の時間帯調整で改善することも。

関連:降圧薬の副作用と対策

受診の目安

当日の流れ(目安◯分)

  1. 家庭血圧ログの確認(朝晩平均・症状時の値)
  2. 診察・血圧測定(必要に応じて複数回)
  3. 心電図/採血(腎・電解質・甲状腺など)
  4. 方針決定:生活調整/薬の選択・時間帯調整/必要に応じてABPMや睡眠検査を連携

白衣・仮面が疑われる場合:24時間血圧(ABPM)をご提案することがあります。

LINEで24時間予約
持ち物:血圧ログ(1週間分)、健診結果、常用薬リスト
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よくある質問

Q. 頭痛の時にだけ血圧が高いのは高血圧ですか?
A. 一過性上昇のことがあります。家庭血圧の平均で評価し、白衣/仮面の可能性も見ます。
Q. めまいが心配。血圧の薬は減らせますか?
A. 自己中断は危険です。時間帯や種類の調整で改善できる場合があります。
Q. 肩こりと血圧は関係しますか?
A. 直接関係しないケースも多いです。測定値と生活因子(姿勢・睡眠)を一緒に見直します。
Q. まず何から始めれば良い?
A. 今週から朝晩×1週間の家庭血圧を取りましょう。測り方ログ をご利用ください。

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👨‍⚕️ 医師からのコメント・監修

頭痛・肩こり・めまい × 血圧|受診の目安と“次の一手”
「循環器疾患は、多くが静かに進行します。
だからこそ、症状のないうちから予防と管理に取り組むことが重要です。
検査データや生活背景まで丁寧に確認し、“納得して続けられる医療”を心がけています。

0th CLINICの循環器内科では、高血圧・動脈硬化・不整脈などの疾患を中心に、忙しい現代人にも続けやすい医療設計を行っています。
未来の病気を防ぐ「未病医療」を、あなたの日常に無理なく取り入れていきましょう。

監修:黒田 揮志夫 医師(病理専門医/外科病理医)
0th CLINIC 日本橋 院長
医学博士(心臓血管外科学)
日本病理学会認定 病理専門医/元外科専門医
総合診療・救急・心臓血管外科領域での診療経験10年以上

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