胃の痛み(胃痛)|原因チェック・受診の目安・当日の検査
胃の痛み(胃痛)でお困りの方へ|まず何をすればよいか、医師がやさしく案内します
みぞおちのキリキリ、食後の鈍痛、空腹時に差し込む痛み… 胃痛の原因はさまざまです。本ページでは症状・部位別チェックと危険なサイン、当日の検査・治療の流れを簡潔にまとめ、関連ページ(逆流性食道炎・機能性ディスペプシア・ピロリ菌・胃・十二指腸潰瘍 ほか)へ迷わず辿れるように設計しています。
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まずはここから:症状別クイックチェック
注意
みぞおちの強い痛みが背中に響く
→ 膵炎などの可能性。吐き気・発熱を伴えば緊急度が上がります。まずは受診を。
注意
鎮痛剤(NSAIDs)内服中に悪化
→ 胃粘膜障害〜潰瘍のリスク。内服継続は医師へ相談を。
部位別で考える:どこが痛い?(イラスト案)
イラストに連動し、上腹部中央(みぞおち)=胃・十二指腸の関与が多いなど、部位別に代表疾患を説明すると理解が進みます(例:右上→胆のう/左上→胃・膵、など)。
※腹痛は消化器以外(泌尿器・婦人科・心血管)でも起こり得ます。胸の圧迫感・息切れ・冷汗を伴う場合は救急受診も検討してください。
当日受診・救急を考える「危険サイン」
- 冷汗を伴う激しい上腹部痛/背中へ響く痛み
- 黒色便・吐血、下血
- 38℃以上の発熱+右上腹部痛(胆のう/胆管炎の可能性)
- 持続する嘔吐、強い脱水
- 短期間での体重減少、進行する貧血
- 50歳以降に新規発症の胃痛、ピロリ菌陽性で症状が続く
当日の流れ(目安)
- 問診:発症時期、痛みの性状(食後/空腹時)、解熱鎮痛剤の使用、出血サインの有無
- 検査:尿検査・採血(貧血/炎症/膵酵素など)
必要に応じて腹部エコー、胃カメラを当日/後日で調整 - 説明・方針:危険サインの有無、内服治療の開始、ピロリ菌検査・除菌の適応判断
痛み止めの常用は症状を隠すことがあります。診断がつくまでは医師に相談を。
よくある原因と関連ページ
| 原因 | 主な症状 | 関連ページ |
|---|---|---|
| 逆流性食道炎(GERD) | 胸やけ、食後悪化、就寝前悪化 | GERD |
| 機能性ディスペプシア(FD) | 胃もたれ、早期飽満感、痛みと検査異常なし | FD |
| 胃炎・胃/十二指腸潰瘍 | みぞおち痛、黒色便/吐血 | 潰瘍 |
| ピロリ菌感染 | 慢性胃炎、潰瘍再発 | H. pylori |
| 胃ポリープ・早期胃がん | 無症状〜慢性不調、貧血 | 胃ポリープ・胃がん検診 |
短期のセルフケア(軽症・短期間に限る)
- 就寝3時間前までに食事を終える、脂質・刺激物・アルコールを控える
- カフェイン・炭酸のとり過ぎを見直す
- 前屈み姿勢を減らす、枕を少し高く
※改善しない再燃を繰り返す、危険サインを伴う場合は自己判断での長期内服は避け、医療機関で原因精査を。
受診のご案内
よくある質問
どのくらい続いたら受診?
目安として1~2週間以上続く場合、または再燃を繰り返す場合は受診を。黒色便、吐血、冷汗を伴う激痛、発熱+右上腹部痛は当日受診を。
胃カメラはつらい?
当院では負担軽減のため、鎮静の併用や細径スコープなどをご案内できます。適応は個別に判断します。
市販薬で改善しません
症状の性質・背景が異なると、適切な薬も変わります。長期の自己判断内服は避け、原因を見極めましょう。
※本ページは一般向けの情報提供であり、診断・治療の最終判断は診察に基づきます。国内の医療広告ガイドラインおよびGoogleポリシーに配慮し、特定の医薬品の広告は行っていません。
関連コラム
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