再検（採血）はどれくらいの間隔で必要ですか？

治療開始・変更直後は2〜3か月後に再検。TGが非常に高い場合は2〜4週で確認。その後は目標達成度と合併症により3〜6か月間隔が一般的です。

非空腹でも評価できますか？

非HDLコレステロールは食後でも活用しやすく、ApoBと併用すると見落としを減らせます。比較時は採血条件（時間帯、食事、運動）をなるべく揃えます。

既往（心筋梗塞等）、糖尿病、腎疾患、家族歴、画像の所見等で個別に設定します。非HDLは一般に“LDL目標＋30mg/dL”を目安に、ApoBはリスクが高いほど低く設定します。

保険診療では症状・医学的必要性に応じた検査が算定されます。ApoBなど一部は自費になる場合があります。金額は検査の組み合わせ・保険負担割合で変わるため、受付で目安をご案内します。

家族歴が強い、既往の疑い、リスクが高いのに数値が合わない場合などに“見える化”として検討します。行う/行わないは総合的に判断します。

初期は2〜3か月ごと、安定後は3〜6か月ごとが目安です。高TGで膵炎リスクが高い時は短めに設定します。

よくある質問｜再検タイミング・目標値・費用の目安｜0th CLINIC 日本橋

要約：受診間隔と検査の頻度、目標値の考え方、保険/自費の一般的な目安をまとめました。
個別のご事情は初回相談で最適化します。

① 再検のめやす

開始/変更直後は2〜3か月。
高TGは2〜4週、安定後は3〜6か月。

② 目標値は“個別設計”

既往・家族歴・糖尿病などで調整。非HDLはLDL＋30、ApoBは高リスクほど低め。

③ 費用の考え方

保険は医学的必要性で算定。ApoB等は自費の可能性。負担割合と組み合わせで上下。

再検（採血）のタイミングは？

治療開始/変更後は2〜3か月が基本。
TGが500mg/dL以上など膵炎リスクがある場合は2〜4週で。
安定後は3〜6か月間隔でフォローします（採血条件は揃えるのがコツ）。

目標値はどうやって決めますか？

既往（心筋梗塞・脳梗塞等）、糖尿病・腎機能、家族歴、画像の所見を総合して設定。
非HDLは一般に「LDL目標＋30mg/dL」、ApoBはリスクが高いほどより低く設定します。

非空腹でも大丈夫？

非HDL（TC−HDL）は食後でも評価しやすい指標です。
ApoBを併用すると、LDLが低いのに見落とすケースを減らせます。

費用の目安は？保険と自費の違いは？

保険診療では、症状や医学的必要性に応じて検査・治療が算定されます。ApoBや一部オプションは自費となる場合があります。

区分	内容例	備考
保険	脂質一式、肝腎機能、血糖/HbA1c 等	負担割合で変動（1〜3割）
自費	ApoB、追加画像、栄養/運動カウンセリング等	料金は受付で目安をご案内

※ 正確な金額は、当日の診療内容・算定要件で確定します。

画像検査（頸動脈エコー/CACS）は必要？

家族歴が強い、数値とリスクが合わない、治療強化の判断材料が欲しい時に検討します。
画像ページで詳しく解説しています。

予約やキャンセル、当日の持ち物は？

「“いつ再検するか・どこを目標にするか・費用はどう考えるか”。
この3点を整理すると、治療は無駄なく最短距離になります。」

監修：黒田揮志夫医師（病理専門医／外科病理医）
0th CLINIC 日本橋院長／医学博士（心臓血管外科学）