コラム
筋トレで増えるニキビの対策|ベルト/タンクトップの摩擦・汗・サプリまで(医師監修)
筋トレで増えるニキビの対策
ベルト/タンクトップの摩擦・汗・プロテインまで
背中・肩・フェイスラインの“トレ後ブツブツ”。原因は摩擦×汗×導線のズレにあります。
今日からできるチェックと時系列ケアで、トレーニーの肌を整えましょう(医師監修)。
1. なぜ“筋トレで増える”のか(仕組み)
摩擦・圧迫
ベルトの接触面、タンクトップの肩縫い目、ベンチ面との反復接触でバリアが乱れ、面皰→炎症に進みやすくなります。
汗・粉末・油分の残留
汗や粉末サプリ、整髪料が皮膚に残ると、角栓形成や細菌環境が変化。“直後ケアの遅れ”がトリガーになります。
キーワードは「接触面を減らす・10分以内のリセット」です。
2. 悪化因子チェック(10項目)
- ベルトを素肌に直当てしている
- 速乾インナーを着ず、綿T一枚で汗が滞留
- タンクトップの肩縫い目が太く、同じ場所が擦れる
- ベンチやマットに同じ部位を強圧でこすっている
- トレ後10分以上、汗を流さず放置
- 背中はナイロンタオルで強擦している
- 整髪料・前髪が額〜こめかみに触れたまま
- タオルを複数回使い回している
- ホエイプロテインをワークアウト後すぐ大量摂取
- 帰宅後の保湿・着替えが遅い/省略している
3. 今日からの時系列ケア(更衣→トレ中→直後→帰宅)
更衣前(0分)
- 前髪は上げ、整髪料は最小限。
- ベルト直当てを避け、薄手の速乾インナーを一枚挟む。
- 肩の縫い目がフラットなトップスを選ぶ。
トレ中(0〜60分)
- ベンチとの接触面にタオルを挟む(清潔なもの)。
- 汗は押さえる拭き取りで。こすらない。
- 同じ部位の長時間圧迫はフォーム・種目を分散。
終了直後(+10分以内)
- シャワーで汗・粉末を洗い流す。背中は手で洗う。
- 顔は低刺激洗顔、こすらずすすぐ。
- 清潔な速乾インナーに即着替え。
ポイント:「インナー1枚挟む」「ベルト/縫い目の接触を減らす」「10分以内に汗を流す」。これだけで多くは改善に向かいます。
4. やりがちNG 3選
- ナイロンタオルでゴシゴシ:バリアを壊して色素沈着リスクに。
- アルコールで拭きまくる:乾燥→反応性皮脂で悪化。
- 新しい強力コスメを一気投入:イベント前は特に悪化の元。