ニキビ治療のイベント逆算|就活・挙式・撮影前に“赤みを残さない”計画
イベント逆算:T-12週から当日までの“失敗しない”道筋
就活・挙式・前撮り・大切な撮影に向けて、赤み・しこり・跡を残さないための逆算スケジュール。
0th CLINICは保険治療を基本に、必要なときだけ自費を最小限に追加し、ダウンタイムを賢く管理します。
逆算表(例)
T-12〜8週:炎症鎮静のフェーズ
この時期のコントロールが、跡の作らせにくさを左右します。
T-8週:面皰管理と再発予防の強化
- 面皰優位なら圧出を適宜追加(間隔は医師判断)
- 刺激や乾燥が出る場合は量・頻度・塗布順を調整
- 背中・胸など体部も同時に設計(衣類・汗・洗浄順)
T-6週:色調(PIE/PIH)と凹凸の初期介入
機器はダウンタイムとイベント日程を必ず逆算して選びます。
T-4週:仕上げ前の調整
- 軽い圧出・外用の微調整で質感を整える
- 強い赤みが出る施術は基本的にここで打ち止め
- 予定が詰まる週は新規の刺激を避ける
T-2週:ダウンタイムを出さない最終調整
- 外用の当日赤みを回避する調整(量/頻度)
- 必要があれば軽微な圧出、色調ケアは最小限
- しこりが育つ気配があれば相談(後述:局注)
T-10/7/3/1日:直前のポイント
OK
避ける
低刺激の洗顔・保湿・十分な睡眠
新製品投入・強いピーリング・日焼け
帰宅後すぐの洗浄・薄いメイク
厚塗り・強擦・遅い就寝
撮影・面接時は照明・カメラ設定で赤みが和らぐことも。メイクは薄く均一に。
当日:薄いカバーと速やかなケア
- 必要最小限のカバーで崩れにくく
- 終了後は速やかな洗浄と保湿・紫外線対策
ダウンタイム管理(避ける施術/OK施術/メイク・照明対策)
イベント直前に避けたいもの
- 強い反応が出やすい施術(深めのフラクショナル、強いピーリング 等)
- 初めて使う外用・新しいスキンケア製品
- 長時間の日焼け・サウナ・激しい擦り洗い
直前のチャレンジはリスク。慣れたルーティンで本番を迎えましょう。
直前でも比較的OKな選択(個別判断)
- 面皰圧出(軽微・範囲限定)
- 外用の量・頻度調整(赤み回避)
- 色ムラを薄く整えるメイクの工夫(下地・薄膜)
可否は肌状態とスケジュールで変わります。診察で最適化します。
見え方を味方に:メイク・照明のポイント
- 黄色〜ニュートラルの下地で赤みを抑える
- 厚塗りより薄い均一膜+スポンジ軽押さえ
- 照明は正面からの柔らかい光で影を減らす
緊急手当:しこりニキビの局所ステロイド注射
強い炎症や腫れがある結節・嚢腫では、局所ステロイド注射で短期的に腫れを引かせる選択肢があります(医師判断)。
- 適応:撮影・面接前など、腫れを早く抑えたい場合
- 注意:ごくまれに皮膚のへこみ(陥凹)や色調変化が一時的に起こることがあります
- 目安:撮影の2〜3日前までに可否を判断
根本治療ではないため、日常の面皰・炎症コントロールと併用します。
直前の“やりがちNG”
- 新しい化粧品や美容家電の突貫投入
- 強い摩擦クレンジング・スクラブ・ホットタオル
- 日焼け・長時間の屋外スポーツ/サウナ
- 睡眠不足・カフェイン過多・塩分/糖分の偏り
よくある質問(イベント前)
- Q. 履歴書写真の前日にしこりが…間に合いますか?
- A. 状態次第で局所注射を検討します。直前は可否が限られるため、できれば2〜3日前にご相談ください。
- Q. 前撮り1週間前、どこまで施術して良い?
- A. 基本は軽い圧出と外用調整。赤みが残る可能性のある機器は控えます。
- Q. 面接が連続します。ベピオやアダパレンは続ける?
- A. 量・頻度を微調整して継続するのが基本です。刺激が強ければ一時的に間隔を空けることもあります。
- Q. メイクで隠すコツは?
- A. 黄色〜ニュートラル下地で赤みを抑え、薄い均一膜で。厚塗りは崩れと悪化の原因になります。
- Q. 妊娠・授乳中のイベント対応は?
- A. 外用中心と面皰圧出など穏やかな方法で調整し、内服・レチノイドは原則回避します。