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就活・受験期の簡易ミールプラン|“肌を荒らさない”時短ごはんと間食術(医師監修)

就活・受験期の簡易ミールプラン|“肌を荒らさない”時短ごはんと間食術(医師監修)|0th CLINIC 日本橋

就活・受験期の簡易ミールプラン|“肌を荒らさない”時短ごはんと間食術

忙しい時期こそ、高GIと摩擦/睡眠不足を避けるだけで肌は安定しやすくなります。
保険中心+必要時のみ自費という当院方針に沿って、食事は“整える”脇役として設計します。

※一般的情報です。医療判断は個別診療で調整します。妊娠・授乳中や食物アレルギーの方は必ずご相談ください。
目次
  1. まずは3つのルール
  2. 悪化因子チェック10
  3. コンビニ/学食の選び方
  4. 1週間サンプル(置き換え表付き)
  5. 試験・面接当日の食べ方
  6. やりがちNG3
  7. 受診の目安と院内でできること
  8. よくある質問

まずは3つのルール(時短×安定)

① 低GIを“主食で”作る

白パン→全粒、甘い飲料→水/茶。主食を未精製穀類やおにぎりへ置換。

② たんぱくは“食品ベース”優先

鶏・魚・卵・大豆を基本に。ホエイで悪化しやすい人は種類・量・タイミングを調整

③ 空腹時間を作らない

3食+小さめ間食(ナッツ/ヨーグルト/バナナ半分)でドカ食いを予防。

悪化因子チェック10(当てはまるものに☑)

  • 菓子パン・甘い飲料が週3回以上
  • 夜食でカップ麺/揚げ物を選びがち
  • ホエイプロテインを毎日飲む
  • 朝食を抜きがち
  • 水分が1日1L未満
  • 昼食が油多め(フライ/ラーメン)
  • 間食がチョコ・クッキー中心
  • 外食で野菜/海藻が少ない
  • 深夜まで勉強/準備で睡眠不足
  • 運動/面接後にそのまま汗放置

☑が多いほど“整える余地”があります。生活アドバイスも併せてどうぞ。

コンビニ/学食で“迷わない”選び方

コンビニの基本セット

  • 主食:おにぎり(鮭/梅/昆布)or 全粒パン
  • 主菜:サラダチキン、焼き魚、卵、豆腐
  • 副菜:海藻/ひじき/温野菜サラダ
  • 汁物:減塩味噌汁 or スープ
  • 間食:素焼きナッツ、ヨーグルト、果物少量

学食でのコツ

  • 主菜は“焼く/蒸す/煮る”調理を優先
  • 丼物は“ご飯少なめ+野菜追加”で低GI
  • 汁物を加えて満足度と温かさを確保

甘いドリンク・揚げ物は“0か100”ではなく頻度と量のコントロールでOK。

1週間サンプル(置き換え可能)

時間置き換え候補
おにぎり+ゆで卵+味噌汁全粒トースト+プレーンヨーグルト+バナナ½オートミール+豆乳+きな粉納豆ごはん/卵かけ+海苔
鶏むねサラダ+雑穀おにぎり焼き魚弁当(ご飯少なめ)豆腐チゲ+小ライスそば+温野菜/海藻サラダ
間食素焼きナッツ小袋低糖ヨーグルト果物少量チーズ/プロテインバー(糖質控えめ)
豚しゃぶサラダ+冷ややっこ+味噌汁サバの塩焼き+ご飯小+漬物親子丼(ご飯小)+おひたしチキンと野菜のスープ+パン少量

木〜日も同様に“主食/主菜/副菜/汁物”の型で回します。外食やご褒美は前後の食事で整えるだけで十分

試験・面接“当日”の食べ方

朝(3〜4時間前)

  • おにぎり+卵+味噌汁 など低GIで安定
  • カフェインは普段通り(増やしすぎない)

直前(30〜60分前)

  • 水/お茶、バナナ½やナッツ少量
  • 甘いドリンク・揚げ物は避ける

長丁場(午前+午後)の場合

  • 小分けの主食(おにぎり)を携帯
  • ヨーグルト・スープで冷え/空腹を防ぐ

終わった後

  • 水分と温かい汁物でリカバリー
  • 夜は脂質控えめで早めに就寝

やりがちNG 3

  1. 空腹→ドカ食い:間食でつなぎ、主食は低GIに。
  2. エナジードリンク連投:水/茶で置き換え、必要ならコーヒーは普段量。
  3. 新食品の“実験”を当日に:当日初めては避け、慣れたメニューで。

受診の目安と院内でできること

受診の目安

  • 赤み・痛み・しこりが強い/同じ場所をくり返す
  • 面接や写真撮影が近いのに腫れが引かない

妊娠・授乳中、既往薬のある方は必ずご相談ください。

当院での基本方針

  • 保険中心(外用・必要時短期内服・面皰圧出
  • イベント直前の局所注射は適応を慎重に判断
  • 跡(赤み/色素沈着/凹凸)は時期に応じて段階的に対応(跡治療
※自由診療にはリスク・副作用・費用が発生します。詳細はカウンセリングでご説明します。

よくある質問

Q. 試験前夜は何を食べれば?

消化に優しい定番メニュー(ご飯+味噌汁+魚/鶏)で。揚げ物・刺激物は控えめに。

Q. 朝に時間がない…

おにぎり+卵 or ヨーグルト+バナナ½で十分。水分も忘れずに。

Q. 甘いもののコントロール方法は?

食後にフルーツやビター少量へ置換。空腹を作らないのがコツ。

Q. プロテインはダメ?

“ダメ”ではありません。悪化する人は種類・量・タイミングを調整し、食品由来へ寄せましょう。

Q. 長丁場の面接で持っていく物は?

おにぎり、ナッツ、常温の水。口周りの摩擦対策としてマスク替えも。


監修:黒田 揮志夫 医師(病理専門医/皮膚病理医)|0th CLINIC 日本橋 院長

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