糖尿病|治療アルゴリズム & 症例分岐
内分泌代謝内科|0th CLINIC 日本橋
糖尿病|治療アルゴリズム & 症例分岐
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私たちは、偏見のない診療と最初から「しっかり治療」を大切にします。ここでは、緊急の見落としを避け、合併症を予防するための具体的な順番を示します。略語は使わず、初めてでも迷いません。
アクセス
東京都中央区日本橋二丁目16番9号 CAMCO日本橋ビル4階(東京駅八重洲口・日本橋駅から徒歩3分)
STEP 0|緊急の評価(まず安全を確保)
STEP 1|診断・分類(タイプを見極める)
血糖やヘモグロビンA1c(過去1〜2か月の平均的な血糖の目安)、経口ぶどう糖負荷試験などを用いて、状態を確認します。次に、以下の特徴があれば、一般的な2型以外も考えます。
→ 詳細は 2型 / 1型 / 二次性(薬剤・内分泌)
STEP 2|目標値を決める(数値はあなたと一緒に)
決めること
- ヘモグロビンA1cの目標:低血糖の危険や生活との両立を見て決定
- 目標範囲内の時間:血糖が目標範囲にある時間の割合(70%以上を目指す)
- 体重・血圧・脂質:合併症予防に直結
確認すること
- 腎臓の働き(eGFR・尿アルブミン/クレアチニン比)
- 心臓・血管の病気の既往(心筋梗塞・脳梗塞・足の動脈の病気など)
- 妊娠の希望・妊娠中かどうか
→ 検査の頻度とセットは 検査ハブ 参照
STEP 3|初期治療の道順(あなたに合わせて選ぶ)
生活の工夫(食事・運動・睡眠)と、必要に応じて最初からお薬や注射を組み合わせます。以下は代表的な道順の例です。詳細な薬の比較は「薬の選び方(薬MAP)」へ。
| 背景・優先したいこと | 主な選択肢(例) | 補足 | 関連リンク |
|---|---|---|---|
| 体重を減らしたい | 体重が減りやすい注射や飲み薬 | 食事と運動の工夫と合わせて効果が出やすい | 薬MAP |
| 腎臓を守りたい/たんぱく尿がある | 腎臓を守る効果が期待できる飲み薬 | 腎機能で用量や使い方が変わる | 腎症 |
| 心臓・血管の病気の既往がある | 心血管イベントを減らすことが期待できる薬 | 血圧・脂質の管理も同時に | 心血管 |
| 夜間の低血糖が不安 | 低血糖が起こりにくい薬の組み合わせ | 血糖センサーで時間帯を確認し対策 | 在宅のコツ |
| 妊娠を希望/妊娠中 | 母子の安全を最優先した選択 | 産科と連携して進める | 妊娠糖尿病 / 既往糖尿病妊娠 |
| 血糖が非常に高い/体重が急に減った | 注射(インスリン)を最初に使うことがある | 安全を最優先し、落ち着いたら見直す | 1型 / DKA |
STEP 4|追加・変更の考え方(3か月で再評価)
- 効果が不十分なとき:やめるのではなく、組み合わせや量を調整します。
- 副作用が気になるとき:別の薬へ切り替える、時間帯を調整する、用量を見直す。
- 生活が変わったとき:仕事・育児・季節に合わせて、現実的な形に再設計します。
→ 詳しくは 薬の選び方(薬MAP) / 数値は 在宅のコツ
STEP 5|定期の確認と予防(再発を防ぐ)
症例で見る(3つのよくある場面)
よくある質問
最初から薬や注射を使っても大丈夫ですか?
合併症を防ぐため、必要と判断したときは最初から使います。生活の工夫と一緒に進めることで、安全に効果を出します。
血糖センサーは誰に向いていますか?
夜間の低血糖が心配な方、食事や運動の影響を知りたい方に向いています。装着は簡単で、生活に合わせて使い方を調整します。
どのくらいの頻度で通院しますか?
目安は1〜3か月ごとです。開始時や変更時は少し短く、落ち着いてきたら延ばしていきます。
相談・検査のご予約
当日検査のご相談も可能です。オンライン相談にも対応しています。
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