ヒアルロン酸注入の適応とデザイン|自然仕上がり/華やか仕上がりの選び方

ヒアルロン酸注入の適応とデザイン|自然仕上がり/華やか仕上がりの選び方|0th CLINIC 日本橋
ヒアルロン酸|適応と注入デザイン

ヒアルロン酸注入の適応とデザイン
— 自然か、華やかか。あなたに合う最適解 —

カウンセリングでは施術歴・アレルギー歴を確認し、「ほうれい線を目立たなく」「若々しく」「鼻をすっきり」「顎をシャープに」などのご希望を丁寧にお伺いします。
医師が骨格・筋肉・皮膚厚・左右差を踏まえて全体バランスを設計し、最小量で最大効率を目指すプランをご提案します。

カウンセリングから施術までのステップと注入デザイン

カウンセリングとデザインの流れ

  1. ヒアリング:これまでの施術歴・アレルギー歴・生活イベント(撮影/挙式等)・ご希望の印象を伺います。
  2. 評価:顔全体の比率(正面/側面/斜位)、表情癖、皮膚の厚み、脂肪や骨格のボリューム、血管走行を確認。
  3. デザイン自然/華やかの方向性を決め、注入層(骨膜上/真皮/皮下)とポイントを設計。最小量で効果が高い順に優先順位をつけます。
  4. 施術:必要に応じて麻酔クリーム/笑気麻酔。極細針またはカニューレで微量ずつ注入、都度バランス確認。
  5. 仕上げ:正面・斜位・側面・表情で確認し微調整。セルフケア・ダウンタイムをご案内。

自然な仕上がりの鍵は“全体の調和”。パーツ単体ではなく、横顔・斜位のシルエットと表情まで整えるのが重要です。

仕上がりタイプから選ぶ

自然な仕上がり(ナチュラル)

  • 目元の小じわ・クマの影をさりげなく軽減
  • ほうれい線の浅い改善と口角の印象UP
  • 頬に“ふんわり”自然なボリュームで若見え
目の下・ゴルゴライン ほうれい線

華やかな仕上がり(はっきり変化)

  • 口唇のボリュームアップ・輪郭の明瞭化
  • 鼻背/鼻根の立体感で顔中央の印象を補正
  • 顎先をシャープにして小顔効果・Eライン改善
口唇(リップ) 鼻形成 顎形成

年齢・顔の形・肌質に合わせたデザイン

  • 年齢別:若年層は少量で整える中心型デザインが有効。40代以降はたるみ・土台の変化が出るため、輪郭形成を重視したトータルフェイシャルが効果的。
  • 顔の形:面長は頬のボリュームで正面の若見えを補助、丸顔は顎先でシャープさと縦比率を補正。
  • 肌質:乾燥肌は保水型の選択肢を検討。皮膚が薄い部位は柔らかい製剤でチンダル現象(青白く透ける)を回避。

部位・目的により製剤(硬さ/保形性/粘弾性)を使い分けます。詳しくは 製剤の違いと使い分け →

20代の方向け:中心型注入の美的効果

中心(顔の中軸)を少量で整えると、最小注入で最大の見栄え改善が得やすくなります。
例として鼻中隔基部に微量注入すると、鼻唇角が広がり鼻先の向きや口元の印象が洗練。結果として法令線や頬の見え方も自然に整い、正面・横顔ともにバランスの良い印象へ。

“盛る”より“整える”。中心を整えた上で必要最小限のポイントを加えると、将来的なデザイン拡張も柔軟です。

40代以降の方向け:トータルフェイシャル治療

皮膚・脂肪・靭帯・骨格の加齢変化を考慮し、外側(リフトアップ)内側(影/段差の補正)を組み合わせます。法令線へ直接だけでなく、外側から土台を作るアプローチで自然に改善。
頬・こめかみ・フェイスラインなど構造全体を意識した注入は、たるみ・シワの根本的な若見えに寄与します。

“どこにどれだけ入れるか”よりも“どこを優先して全体をどう整えるか”が重要です。

ダウンタイム・リスクとケア

  • 腫れ・赤み・内出血(数日〜1週間前後)
  • 左右差・しこり感(経過で改善/必要時は溶解検討)
  • 稀に血管塞栓:異変時は即連絡。院内にヒアルロニダーゼ常備
ダウンタイムとセルフケア → よくある質問(痛み/持続/イベント逆算) →

当院の安全方針

  • 国内承認製剤を原則使用し、非正規品は使用しません。
  • 解剖学に基づく安全域での注入。緊急時の手順とヒアルロニダーゼを整備。
  • 効果・限界・リスクを事前に丁寧に説明し、納得のうえで実施します。
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ヒアルロン酸注入の適応とデザイン|自然仕上がり/華やか仕上がりの選び方
ヒアルロン酸注入の適応とデザイン|自然仕上がり/華やか仕上がりの選び方

【自由診療および使用製剤に関するご案内】

  • 本治療は自由診療です(保険適用外)
  • 当院では、国内で承認されているヒアルロン酸製剤(ジュビダームビスタⓇシリーズ、レスチレンⓇ)を使用しております。
  • また、一部施術においては、国内未承認のヒアルロン酸製剤「ビエンフィル(Bienfill)」を使用することがあります。
    この製剤は韓国MFDS(食品医薬品安全処)の基準を満たしており、安全性・品質が認証された製品です。
  • 国内未承認医薬品の使用については、医師の責任において輸入・管理しており、日本国内における同一成分・効能を有する代替製剤は存在しません。

※未承認医薬品に関する詳細は、厚生労働省の公式情報をご参照ください:
https://www.yakubutsu.mhlw.go.jp/individualimport/healthhazard/

信頼できる公的機関の参考リンク

【監修医師について】

本ページの内容は、0th CLINIC 院長 黒田 揮志夫(くろだ きしお)
[病理専門医/皮膚病理医]が監修しています。

すべての治療情報は、国内外の医療文献・臨床ガイドライン・承認情報に基づき、医学的エビデンスに即して正確かつ中立的に記載しています。
情報は随時、最新の知見に基づいて更新・確認を行っております。

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