サブシジョン(瘢痕癒着剥離)|ローリング/一部ボックスカーに
サブシジョン(瘢痕癒着剥離)
皮下で瘢痕の“糸”のような癒着が凹みを牽引しているタイプのニキビ跡に対し、鈍針などで癒着を切り離す治療です。
ローリング型に適応が高く、一部ボックスカーでも有効。Icepickには通常向かず、TCA CROSSを検討します。
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適応と見極め
- 向いているタイプ:ローリング型(皮膚を横に伸展すると浅くなる)、一部ボックスカー(浅め/底面が可動)
- 向いていないタイプ:Icepick(細く深い陥凹)→ TCA CROSS を優先
- 併用の考え方:癒着解除のあとに MNRF(ポテンツァ) や フラクショナルで面を整え、必要に応じて 浅層充填(ボライト) を追加
- 前提:炎症性ニキビが活動期なら 活動性の鎮静 を先に。重症は イソトレチノイン 等で再発抑制を検討
施術の流れ
ダウンタイムと内出血対策
| 症状 | 目安 | 対策 |
|---|---|---|
| 腫れ・圧痛 | 数日〜1週間 | 当日アイシング・就寝時は頭を高く・刺激的ケアを控える |
| 内出血(紫〜黄) | 1〜2週間で自然吸収 | 圧迫・必要に応じ外用、日中は遮光と優しいメイク |
| 針孔の赤み | 数日 | 清潔保持・こすらない・入浴は短時間から |
※血液をサラサラにするお薬(抗凝固/抗血小板薬)やサプリの有無は必ず申告ください。中止の可否は主治医と相談が必要です。
合併症・リスク
- 内出血・腫脹・圧痛・一過性のしびれ感
- 色素沈着(摩擦・日焼けで悪化しやすい)
- 稀に感染、不整な凹凸、過剰な線維化
- ケロイド体質・瘢痕体質の方は要相談
気になる症状が長引く場合は受診してください。適応・出力・回数は個別に調整します。
“効く順番”の併用例
- サブシジョン(牽引解除)
- MNRF(ポテンツァ) or フラクショナル(面のリモデリング)
- 浅層充填(ボライト)(滑らかさとツヤ感の補強)
- 必要に応じて色調調整(低出力レーザー/トーニング)
よくある質問
どのくらいの回数が必要ですか?
瘢痕の深さ・数によりますが、数回(例:2〜4回)を見込むことが多いです。毎回の改善度を写真で確認し、天井を見極めます。
痛みはありますか?麻酔は?
局所麻酔を併用します。痛みに不安がある方は表面麻酔や笑気などのオプションをご相談ください。
仕事や学校はいつから?運動や入浴は?
多くは翌日から通常生活へ。運動・長風呂・飲酒は腫れ/内出血が落ち着くまで控えめに。メイク再開の目安は医師指示に従ってください。
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まずは適応チェックから。最短ルートでご提案します。
初診カウンセリング(予約制)|日本橋駅すぐ
※効果・回数・ダウンタイムには個人差があります。既往歴・内服薬・ケロイド体質の有無は必ずご申告ください。
👨⚕️ 医師からのコメント・監修
「ニキビ痕の治療は、見た目の改善だけでなく、自己肯定感や生活の質の向上にも直結する重要な医療のひとつです。
凹凸・赤み・色素沈着など、多様な痕に対して、根拠あるアプローチと丁寧な経過フォローを大切にしています。」
0th CLINICでは、瘢痕のタイプや肌質に合わせて、レーザー、ニードリング、薬剤治療などを適切に組み合わせ、オーダーメイドで改善プランをご提案しています。 初めての方にもわかりやすい説明を心がけ、納得いただいたうえで治療を進めていきます。
監修:黒田 揮志夫 医師(病理専門医/皮膚病理医)
0th CLINIC 日本橋 院長
医学博士/日本病理学会認定 病理専門医
ニキビ・ニキビ痕の診療経験多数/再発予防と治療ガイドラインに基づいた処方設計を実施
0th CLINIC 日本橋 院長
医学博士/日本病理学会認定 病理専門医
ニキビ・ニキビ痕の診療経験多数/再発予防と治療ガイドラインに基づいた処方設計を実施
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