ニキビ跡のタイプ別の見分け方

ニキビ跡の種類・見分け方|クレーター・赤み・色素沈着|0th CLINIC 日本橋
0th CLINIC 日本橋ACNE SCAR — TYPES
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Acne Scar Classification

ニキビ跡の種類と、見分け方

「ニキビ跡」と呼ばれるものには、赤い跡、茶色い跡、凹んだクレーター、盛り上がった瘢痕があります。見た目が違うだけでなく、治療する標的も異なります。

さらにクレーターは、アイスピック・ボックスカー・ローリングに分けて考えます。実際には複数タイプが混在することが多く、写真だけでなく凹みの深さや皮下癒着も確認して治療を選びます。

東京都中央区日本橋2-16-9 CAMCO日本橋ビル4階|日本橋駅D1出口 徒歩3分・茅場町駅12番出口 徒歩5分・東京駅八重洲口から徒歩圏

Four Things to Look At

まず「色」「凹み」「盛り上がり」「炎症」を分けます。

Red

赤い跡

平らで赤〜赤紫色なら、PIE(炎症後紅斑)が候補です。

PIEの詳細
Brown / Gray

茶色い跡

平らで茶〜灰褐色なら、PIH(炎症後色素沈着)が候補です。

PIHの詳細
Depressed

凹んだ跡

アイスピック、ボックスカー、ローリングなどの萎縮性瘢痕を考えます。

Raised

盛り上がった跡

肥厚性瘢痕やケロイドの可能性があります。凹んだ跡とは治療が異なります。

まだ痛い、腫れている、膿がある、触ると炎症がある場合は、「ニキビ跡」ではなく活動性ニキビの可能性があります。新しい瘢痕を増やさないため、まずニキビ治療を優先します。
Atrophic Acne Scars

凹んだニキビ跡は、3つの形を中心に評価します。

萎縮性ニキビ瘢痕は、一般にicepick・boxcar・rollingの3タイプに分類されます。この分類は治療選択を考えるうえで有用ですが、一人の患者さんに複数タイプが混在することも珍しくありません。

ニキビ跡のタイプ別の見分け方
Icepick

アイスピック型

開口部が狭く、深く入り込む凹み。光の角度によって「小さな穴」のように見えます。

深い病変は、ピコフラクショナルやRFマイクロニードリングだけでは改善が限定的なことがあります。

deep / narrow
ニキビ跡のタイプ別の見分け方
Boxcar

ボックスカー型

円形〜楕円形で、比較的はっきりした縁を持つ凹み。浅いものから深いものまであります。

浅〜中等度ならピコフラクショナルやRF、底面の癒着が明らかな一部ではサブシジョンを検討します。

shallow – deep
ニキビ跡のタイプ別の見分け方
Rolling

ローリング型

境界がなだらかで、皮膚表面が波打つように見える凹みです。

皮下の線維性癒着(tethering)が主因であればサブシジョンを検討します。癒着が乏しい浅い凹凸ではピコフラクショナルやRFから治療することもあります。

tetheringを評価
当院ではTCA CROSSを行っていません。 深いアイスピック型など、当院で行う治療だけでは十分な改善が期待しにくい場合は、無理にピコやポテンツァの回数を増やさず、治療の限界もご説明します。
Color Changes

平らな「色の跡」は、クレーターとは別に考えます。

PIE

炎症後紅斑

赤〜赤紫色の平坦な跡。血管性の変化が中心です。一部は自然に薄くなります。

持続する場合は、当院では適応を確認してルメッカ(IPL)を検討します。

PIEの詳細
PIH

炎症後色素沈着

茶〜灰褐色の平坦な跡。メラニン性の変化が中心です。

新しいニキビを抑え、光防御と外用治療を基本にします。レーザーは選択症例で慎重に検討します。

PIHの詳細
PIEとPIHは同じ場所に混在することがあります。「赤茶色だからIPL」「茶色だからピコトーニング」と写真だけで治療を決めません。
Raised Scars

盛り上がった瘢痕は、凹みとは逆の病態です。

Hypertrophic Scar

肥厚性瘢痕

盛り上がりはあるものの、一般に元の炎症・損傷範囲にとどまる瘢痕です。

Keloid

ケロイド

元の炎症範囲を越えて拡大することがあり、かゆみ・痛みを伴うこともあります。

胸、肩、背中、顎周囲などでは盛り上がる瘢痕を生じることがあります。ステロイド局所注射、テーピング・シリコーン等を含めて評価し、萎縮性瘢痕と同じピコフラクショナルやサブシジョンを第一選択にはしません。

Before Your Visit

受診前に見るなら、この5点。

これは自己診断のためのテストではなく、診察時に「何が一番気になるか」を伝えやすくするための目安です。

まず色を見る

赤〜赤紫ならPIE、茶〜灰褐色ならPIHの可能性があります。両者が混ざることもあります。

平らか、凹んでいるか、盛り上がっているか

色だけなのか、皮膚の形そのものが変わっているのかで治療が変わります。

凹みの「縁」と「広がり」を見る

小さく深い穴、縁がはっきりした凹み、なだらかな波状の凹みなど、見え方の違いを確認します。

皮膚を軽く伸ばした時の変化は参考程度

伸展で凹みが浅くなることはありますが、それだけで「サブシジョン適応」とは判断できません。実際には触診や斜めからの光でtetheringを確認します。

まだ炎症していないか

赤いだけでなく、痛み・腫れ・膿がある場合は活動性ニキビを疑い、跡治療よりニキビ治療を優先します。

スマートフォン写真では、照明・影・カメラ補正によって凹みや色が大きく変わって見えます。LINEで写真を送ってタイプ判定することはできません。 当院のLINEは予約専用です。
Quick Reference

タイプ別の特徴と、当院での考え方

タイプ見た目の特徴診察で見る点当院での主な考え方
PIE赤〜赤紫、平坦活動性ニキビ、酒さ等との鑑別自然経過も考慮。持続する場合はIPL等を選択
PIH茶〜灰褐色、平坦PIE混在、肌色、新しい炎症ニキビ治療・光防御・外用が基本。レーザーは選択的
Icepick小さく深い穴状深さ、開口部、混在瘢痕当院治療では改善が限定的なことあり。TCA CROSSは実施なし
Boxcar縁のある円形〜楕円形の凹み浅さ/深さ、底面の癒着浅〜中等度はピコフラクショナル/RF。癒着例はサブシジョン検討
Rollingなだらかで波打つ凹み皮下tetheringの有無癒着が明らかならサブシジョン。浅い残存凹凸はピコ/RF
肥厚性/ケロイド盛り上がり、硬さ、時に痛痒さ元の範囲を越えるか、部位、増大傾向ステロイド局所治療、テーピング等を含め別系統で評価
Evidence Update 2026

分類は有用ですが、「タイプ=治療1つ」ではありません。

萎縮性ニキビ瘢痕をicepick・boxcar・rollingに分ける分類は広く用いられています。一方、近年のレビューでも、瘢痕タイプごとの唯一のゴールドスタンダード治療は確立しておらず、複数の治療選択肢を形・深さ・癒着に合わせて選ぶことが重要とされています。

Questions

よくある質問

写真を見れば、自分でニキビ跡のタイプを判断できますか?

ある程度の特徴は分かりますが、治療を決めるには不十分なことがあります。特にローリングとボックスカーでは、深さや皮下癒着の評価が重要です。

皮膚を伸ばして凹みが消えたら、サブシジョンが必要ですか?

それだけでは決められません。伸展所見は参考になりますが、凹みの形、触診、tetheringの有無を合わせて判断します。

ローリング型なら必ずサブシジョンですか?

いいえ。強い皮下癒着が主因なら有力ですが、浅く癒着が乏しい場合はピコフラクショナルやRFマイクロニードリングを検討することもあります。

アイスピック型は当院で治療できますか?

深いアイスピック型は当院のピコフラクショナル・RF・サブシジョンだけでは改善が限定的なことがあります。当院ではTCA CROSSを行っていないため、期待できる変化が小さい場合はその点もご説明します。

PIEとPIHが混ざっていることはありますか?

あります。赤みと茶色い色素沈着が同じ場所に重なって見えることがあります。それぞれ治療標的が異なるため、色調を分けて評価します。

クレーターと色素沈着は同時に治療できますか?

可能な場合もありますが、「同日にすべて行う」ことが最善とは限りません。刺激量とダウンタイムを考え、優先順位をつけて治療します。

LINEで写真を送れば診断できますか?

できません。当院のLINEは予約専用です。治療選択には対面での深さ・癒着・肌状態の評価が必要です。

Medical Supervision

「名前を当てる」ことより、治療標的を見つけることが重要です。

ニキビ跡のタイプ別の見分け方
同じ頬の中に、ローリング・ボックスカー・PIE・PIHが混在することは珍しくありません。タイプ名だけで治療を決めず、どこに癒着があり、どこが浅い凹凸で、どこが色の問題なのかを分けて考えます。

監修:黒田 揮志夫 医師(0th CLINIC 日本橋 院長)/医学博士/日本病理学会認定 病理専門医

Appointment

どのタイプか分からなくても、そのままご来院ください。

治療名を選んでから予約する必要はありません。凹みの形・深さ・癒着、赤み・色素沈着の混在を確認し、当院でできる治療と、治療しない方がよい部分も含めてご説明します。

完全予約制|24時間LINE予約受付|日本橋駅D1出口 徒歩3分・茅場町駅12番出口 徒歩5分・東京駅八重洲口から徒歩圏

本ページは一般的な医療情報の提供を目的としています。ニキビ跡のタイプは複数が混在することがあり、写真や自己チェックのみでは治療適応を判断できない場合があります。施術の効果・必要回数・ダウンタイムには個人差があります。適応・費用・リスクは診察時にご説明します。最終医学レビュー:2026年9月14日。

👨‍⚕️ 医師からのコメント・監修

ニキビ跡のタイプ別の見分け方
「ニキビ痕の治療は、見た目の改善だけでなく、自己肯定感や生活の質の向上にも直結する重要な医療のひとつです。
凹凸・赤み・色素沈着など、多様な痕に対して、根拠あるアプローチと丁寧な経過フォローを大切にしています。」

0th CLINICでは、瘢痕のタイプや肌質に合わせて、レーザー、ニードリング、薬剤治療などを適切に組み合わせ、オーダーメイドで改善プランをご提案しています。 初めての方にもわかりやすい説明を心がけ、納得いただいたうえで治療を進めていきます。

監修:黒田 揮志夫 医師(病理専門医/皮膚病理医)
0th CLINIC 日本橋 院長
医学博士/日本病理学会認定 病理専門医
ニキビ・ニキビ痕の診療経験多数/再発予防と治療ガイドラインに基づいた処方設計を実施

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