乾燥肌FAQ|50のよくある悩みと答え
乾燥肌FAQ|迷ったときにここだけ見ればOK
「粉がふく」「つっぱる」「何を塗ってもしみる」— よくある質問に、短く・やさしくお答えします。まずは在宅で土台を整え、必要があれば医療をプラス。迷ったら受診で一緒に調整しましょう。
基本(まず知っておきたいこと)
- Q1. 乾燥肌って何ですか?
- A. 肌のうるおいを守るバリア機能が弱くなり、水分が逃げやすい状態です。こすらない・重ねて保湿・日中のUV対策が土台です。→ 詳しく
- Q2. 普通肌と何が違いますか?
- A. 乾燥肌は角層の水分・油分・セラミドが不足しがちで、刺激に反応しやすい点が違います。
- Q3. 年齢とともに乾燥が進むのはなぜ?
- A. セラミド・皮脂・女性ホルモンが減り、保水力が下がるためです。→ 加齢と乾燥
- Q4. 乾燥と敏感肌は同じ?
- A. 別ですが重なりやすいです。乾燥が進むとしみやすい敏感状態に傾きます。
- Q5. 治りますか?
- A. 体質要素はありますが、正しいケアで楽に保てる状態にできます。
- Q6. 顔だけでなく体も乾燥します
- A. よくあります。入浴と保湿のタイミングを整え、摩擦と熱いお湯を避けましょう。
- Q7. かゆみは乾燥のサイン?
- A. かゆみはバリア低下の合図。掻くほど悪化するので、保湿+冷却でまず鎮静を。
- Q8. 赤みが出ます。受診した方がいい?
- A. 広い赤み・ジュクつき・強いかゆみは受診を。湿疹や接触皮膚炎の可能性があります。
- Q9. 市販品で十分ですか?
- A. 軽症はOK。続く場合やしみる場合は、方法の見直しや医療の併用を検討しましょう。
- Q10. 最初に変えるべきことは?
- A. こすらない・落としすぎない・重ねて保湿・日中UVの4つです。→ 手順へ
朝夜・日中のケア
- Q11. 朝は洗顔料を使うべき?
- A. 乾燥しやすい人はぬるま湯のみでOK。皮脂が気になる日は低刺激洗顔を短時間で。
- Q12. 化粧水はたっぷり?コットン?
- A. 手で重ねづけが基本。コットン摩擦は乾燥期は控えめに。
- Q13. 乳液とクリーム、どっちが先?
- A. 一般に乳液→クリーム。乾燥する部位はクリームを点置きで重ねます。
- Q14. 日焼け止めは室内でも必要?
- A. はい。窓からのUVAや可視光対策として、頬高部を中心に薄くでも塗りましょう。→ 日焼け止めガイド
- Q15. 日中の乾燥、どうリセット?
- A. ミスト→乳液をトントン→必要ならUVを重ね、最後にメイクを薄く。
- Q16. メイクのノリが悪い
- A. ベース前に乳液薄く→乾燥点にクリーム点置き→下地少量で整えましょう。
- Q17. 夜のクレンジングは何が良い?
- A. ミルク/バームなどなで落としできるものがおすすめ。ダブル洗顔は毎日不要。
- Q18. スキンケアの順番は?
- A. 落とす→水分(化粧水)→油分(乳液/クリーム)→保護(ワセリン薄膜)。
- Q19. 角質ケアはした方がいい?
- A. 乾燥が強い時は休む。するなら週0〜1回・短時間で。
- Q20. しみる日はどうする?
- A. 攻めの外用を休み、化粧水をやめて乳液+ワセリンだけにします。
- Q21. 目元口元だけ粉を吹きます
- A. 部位追加で乳液→上からワセリンを米粒量。摩擦のある癖(こする・触る)を見直して。
- Q22. 朝は時間がないです
- A. ぬるま湯→乳液→UVの3ステップで大丈夫です。
洗う・入浴のコツ
- Q23. 入浴は何分が目安?
- A. 10分以内・熱すぎは×。上がって3分以内に保湿を。
- Q24. 体の洗い方は?
- A. 泡で手洗いが基本。ナイロンタオルは摩擦が強いので避けましょう。
- Q25. シャンプーで顔がしみる
- A. 先に顔を保湿→髪を洗う→最後にぬるま湯で優しくすすぐ順番に。
- Q26. 週に何回ボディソープ?
- A. 皮脂が少ない部位は毎日不要。汗・においが気になる所だけでOK。
- Q27. タオルで拭くコツは?
- A. 押さえるだけ。こすらないのが最短ルートです。
- Q28. 顔の拭き取り化粧水は必要?
- A. 乾燥期は控えめに。週1回までを目安にしてください。
- Q29. サウナはNG?
- A. 長時間は乾燥悪化。短時間+十分な保湿・水分補給で様子見を。
- Q30. 朝シャン後に顔がつっぱる
- A. シャンプー成分の残りや熱いシャワーが原因。すすぎと温度を見直しましょう。
- Q31. 手が荒れます
- A. 水仕事は手短に、終わったらすぐハンドクリーム。綿手袋+ゴム手袋の二重も◎。
日焼け止め・メイク
- Q32. SPFは高いほど良い?
- A. 普段使いはSPF30〜50/PA+++以上で十分。塗り直しが大事です。
- Q33. 室内勤務でも塗る?
- A. はい。窓際・長時間PCは塗っておくと安心です。
- Q34. 塗り直しはどうやって?
- A. ミスト→乳液→日焼け止めを薄く→必要ならクッションファンデを少量。
- Q35. 下地は保湿系と皮脂コントロール、どっち?
- A. 頬は保湿系、Tゾーンは皮脂コントロールなど部位で使い分けを。
- Q36. クッションで乾燥が目立つ
- A. 先に乳液で均し、クッションはスタンプづけで薄くがコツ。
- Q37. マスクでこすれて荒れる
- A. 内側をやわらか素材にし、接触部にワセリン薄膜で摩擦を軽減。
- Q38. メイクを落とすとしみる
- A. クレンジング量を増やしてなで落としに。洗浄力の強い拭き取りは控えめに。
- Q39. UVと化粧下地、どっちが先?
- A. どちらでもOKですが、重ねるほど崩れやすいので薄く統合タイプも便利。
- Q40. 日焼け止めが合わない
- A. 成分・テクスチャーを変更。ガイドの「摩擦少ない処方」を参照。
- Q41. ブルーライト対策は?
- A. 直接の乾燥対策にはなりませんが、可視光対策の一部としてUVの習慣化は有用です。
季節・環境の悩み
- Q42. 冬だけつらい
- A. 入浴短め+就寝前に乳液を薄く追加。加湿器も活用を。
- Q43. 花粉の時期に悪化する
- A. 帰宅後すぐぬるま湯ですすぎ、低刺激保湿に切り替えて短期集中で。
- Q44. 夏は平気、冬にだけ粉を吹く
- A. 季節でアイテムの重さを調整。冬は乳液+クリーム併用へ。
- Q45. 冷暖房で乾燥します
- A. 風の直撃席を避け、卓上加湿・ミニ乳液で日中レスキューを。
- Q46. 海や山のレジャー前の準備
- A. 1週間前から保湿を厚めに。強いピーリングは前後で避けましょう。
- Q47. オフィスでの工夫は?
- A. デスクにミスト+乳液、頬だけ日焼け止め「追い塗り」を。
- Q48. マスク生活で荒れました
- A. 摩擦対策と保湿の見直しを。内側素材、サイズ調整も重要です。
- Q49. 枕カバーは何が良い?
- A. つるっとしたやわらか素材へ。頻繁に交換すると清潔で刺激減。
よくあるお悩み(症状別)
- Q50. 化粧水がしみる
- A. その日は化粧水を中止し、乳液+ワセリンに。数日様子を見て再開。
- Q51. 何を塗ってもしみる
- A. 受診推奨。湿疹・接触皮膚炎の可能性。自己判断で攻めずに。
- Q52. 小鼻や口角が切れます
- A. 水分→ワセリンを点置きで保護。しみる外用は一旦休止。
- Q53. 目元の小ジワが気になる
- A. 夜に乳液→クリーム→ワセリン薄膜。擦らないメイク落としに変更。
- Q54. ニキビもできる乾燥肌です
- A. こすらない保湿を続けつつ、毛穴詰まりが強い所は医師に相談を。
- Q55. かゆみで眠れない
- A. 保湿→冷却。広範囲や強いかゆみは外用薬が必要なことがあります。
- Q56. 顔は乾燥、体はベタつき
- A. 部位別にアイテムを変えましょう。顔は乳液、体は軽めのローションで。
- Q57. 赤みとヒリつきが続く
- A. 外用の見直しと受診を。炎症を抑える治療が先になることも。
- Q58. 皮むけが止まらない
- A. レチノイドなどを一旦中止し、保湿に全振り。改善しないなら受診に。
- Q59. 頬だけ乾燥がひどい
- A. 枕・マスク摩擦対策と、頬だけクリーム追加で様子を見ましょう。
- Q60. 首がカサカサ・かゆい
- A. 香料・ヘアケアの付着が原因のことも。低刺激へ切り替えを。
- Q61. 手指のひび割れが痛い
- A. 作業前後に保護。ワセリン+綿手袋→ゴム手袋の二重がおすすめ。
- Q62. 唇の皮むけ
- A. リップ→ワセリンで保護。舐める癖をやめ、辛味や柑橘は控えめに。
- Q63. 髪の毛先で頬が荒れる
- A. 寝る前に髪をまとめ、枕カバーをやわらか素材へ変更しましょう。
成分・製品選び
- Q64. セラミドって何?
- A. 肌のバリアに必要な脂質。乾燥肌との相性が良い成分です。
- Q65. ワセリンは毎日使って良い?
- A. はい。薄く使えばベタつきにくく、保護膜になります。
- Q66. レチノールは乾燥肌でも使える?
- A. 使えますが少量から段階導入。赤み・ヒリつき日は休みます。
- Q67. ビタミンCは刺激になりますか?
- A. 製品によります。刺激が強い日は濃度や使用頻度を下げましょう。
- Q68. アルコール入りは避けるべき?
- A. しみるなら避ける。問題なければ必ずしもNGではありません。
- Q69. 天然=肌にやさしい?
- A. 一概には言えません。香料・精油でかぶれる人もいます。
- Q70. 敏感肌用なら安心?
- A. 目安にはなりますが、合う・合わないは個人差。パッチテスト推奨。
- Q71. オイルと乳液、どっちが先?
- A. 乳液→オイルの順が一般的。ベタつく場合はオイルを省いてOK。
- Q72. シートマスクは毎日?
- A. しみないならOK。しみる日はお休みし、乳液+ワセリンへ。
- Q73. ミスト化粧水だけで保湿は足りる?
- A. 水分は蒸発します。ミスト後は乳液でフタをしてください。
- Q74. コットン・ティッシュオフは必要?
- A. 摩擦が強くなりがち。乾燥期は手でなじませる方法が安心です。
- Q75. どのくらいで見直せばいい?
- A. 2〜4週間で様子見。赤み・しみる・悪化はすぐ中止し受診を。
- Q76. 何品目までが理想?
- A. 最低限は乳液+日焼け止め。必要に応じて化粧水・クリームを足します。
医療ケアとの付き合い方
- Q77. 受診の目安は?
- A. 何を塗ってもしみる、赤み・かゆみが広い、ジュクつく、長引く—のいずれかで受診を。
- Q78. 低刺激ピーリングは乾燥肌でもできる?
- A. バリアが整ってから、短時間・低頻度なら検討可能です。→ ピーリング
- Q79. ピコトーニングは?
- A. くすみ・色ムラの補助に。赤みや割れがあれば見送ります。→ 詳しく
- Q80. IPL(ルメッカ)は?
- A. そばかす混在や赤みのトーンケアに。日焼け直後は不可。→ ルメッカ
- Q81. ボライト(形を変えないヒアルロン酸)は?
- A. 水分保持を底上げし、粉っぽさ・メイクのり・ちりめん小ジワに。→ 解説
- Q82. ポテンツァ(DDマックーム)は?
- A. キメ・質感を底上げ。乾燥・炎症が強い時期は先に鎮静を。→ ポテンツァ
- Q83. スキンボトックスは乾燥に効く?
- A. 皮脂や毛穴の見え方の調整が主目的。乾燥肌の根本治療ではありません。
- Q84. 医療を先にやるべき?
- A. いいえ。まずは在宅ケアで土台づくり。医療は補助です。
- Q85. 価格が心配です
- A. 料金表をご確認ください。→ 料金(横断)
- Q86. 併用の順番は?
- A. 「保湿と摩擦回避」→「原因に合わせた軽い医療」→「維持」の順で。
- Q87. ダウンタイムが不安
- A. 赤み・針跡などは数日で落ち着くことが多いです。イベントと逆算して計画を。
- Q88. 自費治療の適応外は?
- A. 強い炎症・感染・日焼け直後・妊娠/授乳中は多くが慎重適応または不可です。
生活・食事・睡眠
- Q89. 水分はどれくらい飲む?
- A. 体調に合わせ、こまめな補給を。カフェイン・アルコールは控えめに。
- Q90. 食事で意識すること
- A. たんぱく質・必須脂肪酸・ビタミン類をバランスよく。極端な糖質制限は肌に影響します。
- Q91. サプリは必要?
- A. 食事が整っていれば必須ではありません。過不足は受診時にご相談を。
- Q92. 睡眠不足で悪化しますか?
- A. はい。まずは+30分の延長から。寝具の摩擦も見直しましょう。
- Q93. ストレスで乾燥しますか?
- A. 皮脂とバリアに影響します。深呼吸・散歩などでリセットを。
- Q94. タバコと乾燥
- A. 血流・酸化ストレスの面から乾燥悪化に関与。禁煙が最善です。
- Q95. 運動はした方がいい?
- A. 血流が良くなり睡眠の質も向上。激しい運動後は保湿とUVを忘れずに。
- Q96. 飲酒の翌日に乾燥が強い
- A. 脱水と睡眠質低下が影響。水分補給と保湿を厚めに。
妊娠・小児・男性の乾燥肌
- Q97. 妊娠中のスキンケアは?
- A. 刺激の少ない保湿とUVを中心に。医薬品や施術は医師に必ず相談を。
- Q98. 授乳中は?
- A. 基本は妊娠中と同様。外用薬や施術は授乳との両立を確認しましょう。
- Q99. 子どもの乾燥肌
- A. 入浴短め・保湿はこまめに。かゆくて眠れない・血がにじむなら受診を。
- Q100. 男性の乾燥肌のコツ
- A. 髭剃り後の保湿と、洗顔料の使い過ぎを減らすことが要点です。
- Q101. 敏感期に使える最低限は?
- A. 乳液+ワセリン+日焼け止め。これだけでOKです。
- Q102. アレルギー体質でも大丈夫?
- A. 合う製品を見つければ大丈夫。合わないと感じたらすぐ中止し受診へ。
- Q103. マスク必須の仕事です
- A. 内側素材を変更し、接触部にワセリン薄膜で摩擦を軽減しましょう。
- Q104. 海外出張が多い
- A. 機内は超乾燥。ミニ乳液+ワセリン+リップを手元に。
- Q105. 皮膚科と美容のどちらへ行く?
- A. 赤み・かゆみ・湿疹はまず皮膚科へ。整ってから美容を検討しましょう。
- Q106. 受診前に準備すること
- A. 使っている製品、症状の写真、起こりやすい時間帯や季節をメモしておくと役立ちます。
よくある勘違い(先に訂正)
- Q107. 「高価=正解」?
- A. いいえ。肌に合って摩擦なく続けられることが最重要です。
- Q108. 「オイルだけ塗ればOK」?
- A. 水分が不足したままでは乾燥します。乳液やクリームも必要です。
- Q109. 「毎日角質オフが効く」?
- A. やり過ぎは逆効果。週0〜1回で十分です。
- Q110. 「日焼け止めは夏だけ」?
- A. 室内・冬でも必要。特に頬高部は習慣化を。
- Q111. 「一気にアイテムを増やす」?
- A. 変えるのは1つずつ。何が合うか分かるようにしましょう。
- Q112. 「しみるけど我慢して使う」?
- A. 我慢は不要。しみたら中止し、鎮静に切り替えます。
受診・連絡の目安
- Q113. 受診すべきサインは?
- A. 何を塗ってもしみる、広い赤み・かゆみ、ジュクつき、2週間以上長引くとき。
- Q114. 予約はどうすれば?
- A. LINEまたはお電話から。症状・使っている製品名をご用意ください。
- Q115. 写真は必要?
- A. 変化が分かるのであると助かります。正面・左右を明るい場所で。
- Q116. どの科にかかればいい?
- A. まずは皮膚科に。美容施術は適応を見てご提案します。
- Q117. 自費治療は必要?
- A. 必須ではありません。土台を整えても残る悩みに対し検討します。
- Q118. 料金の確認は?
- A. メニューと価格は料金ページをご覧ください。→ 料金(横断)
※自由診療を含みます。効果・副作用には個人差があります。医薬品・施術の適応は診察で判断します。
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