💧 ハリ・保湿治療とは？【医療の力で肌のうるおいと弾力を回復】

年齢を重ねるにつれて、肌のハリや潤いは自然と低下していきます。
紫外線・乾燥・生活習慣などの影響により、コラーゲンやエラスチン、水分保持機能が低下し、肌の疲れ・くすみ・小じわが目立つようになります。

「なんとなく顔が老けて見える」「化粧ノリが悪い」と感じる方は、肌の内部の水分量やハリの低下が原因かもしれません。

ハリ・保湿治療とは、肌に直接水分・栄養・再生因子を届けることで、肌本来のハリと潤いを取り戻す医療的スキンケアです。

✅ ハリ・保湿治療の基本情報

• 目的：乾燥肌・小じわ・ハリ不足の改善、肌の土台からの若返り
• 治療効果：ふっくらとした弾力ある肌、化粧ノリ改善、トーンアップ

🔬 使用される薬剤例

• ● スキンブースター（ヒアルロン酸・ビタミン・アミノ酸複合体）
• ● PN（ポリヌクレオチド）：細胞修復・抗炎症効果
• ● サーモンDNA：再生因子による肌密度の向上
• ● NMN：エイジングケア目的の話題成分
• ● 成長因子（EGF/FGFなど）

💉 主な治療方法

• ● 手打ち注射：丁寧にピンポイントで導入
• ● ポテンツァ（針＋RF）：真皮層まで届ける進化型治療
• ● エレクトロポレーション：針を使わず痛みの少ない導入法
• ● IPLやLEDなどの光治療：皮膚再生と保湿促進

💧 ハリ・保湿治療で改善が期待できるお悩み

• 乾燥による小じわ
• 肌のハリ不足（たるみ初期）
• 化粧ノリが悪い・肌の疲れ感
• うるおい不足によるくすみ
• キメの乱れ・ごわつき

🌟 ハリ・保湿治療の効果と特徴

• 肌内部の水分保持力を高め、ふっくらとしたツヤ肌へ
• コラーゲンやエラスチンの生成促進により弾力のある肌質に改善
• 透明感と明るさがアップし、くすみも軽減
• 肌質を根本から改善し、スキンケア効果を高める土台作りに
• 乾燥トラブルや外的刺激に強い、バリア機能が整った肌へ

🔬 ハリ・保湿治療のメカニズム

ハリ・保湿治療では、ヒアルロン酸やアミノ酸、成長因子などを肌の深部（真皮）に届けることで、水分保持と再生力を高めます。

施術方法は手打ち注射やポテンツァ・エレクトロポレーションなど多岐にわたり、目的や肌質に応じて最適な方法を選択できます。

コラーゲンやエラスチンの生成を促進することで、肌の土台からハリを支える力を育てていきます。

🌿 ハリ・保湿治療のメリット

• ✔ 肌の内側から水分と栄養を補い、弾力とツヤがよみがえる
• ✔ 乾燥による小じわやハリ不足を根本から改善
• ✔ 即時的な潤い感と長期的な肌質改善が両立
• ✔ コラーゲン・エラスチン産生を促進し、老化予防にも効果
• ✔ ノーダウンタイムや痛みの少ない施術も選択可能

📍 効果が期待できる部位

• ・顔全体（頬・額・口元・目元）
• ・首・デコルテ
• ・手の甲・腕
• ・目の下やまぶたなど皮膚の薄い部位
• ・唇・鼻周囲の乾燥エリア

👤 ハリ・保湿治療が向いている方

• ✔ 年齢とともにハリや弾力が低下してきたと感じる方
• ✔ 季節の変わり目に乾燥・肌荒れを繰り返す方
• ✔ スキンケアだけでは肌のうるおいが追いつかない方
• ✔ 敏感肌でも受けられる美容治療を探している方
• ✔ 美容医療初心者でもナチュラルに始められる治療を希望する方

🌟 こんな方におすすめ

• ・最近、肌がくすんで疲れて見える
• ・小じわが目立ち始めた
• ・乾燥でファンデーションが浮いてしまう
• ・手軽にエイジングケアを始めたい
• ・肌質を底上げして美肌の土台を整えたい

💧 保湿注射（ボライト注射やジュベゲル注射）で変わる、肌と暮らし

肌の内側からうるおいを届ける「ボライト注射（ジュベゲル）」は、単なる美容施術ではありません。
日々の生活に、こんな変化が訪れます。

• スキンケアが“シンプル”に。
  肌そのものがうるおいを保てるようになり、過剰なスキンケアが不要に。
• 時短で、肌に優しい生活へ。
  化粧水・美容液を重ねる手間が省け、肌の摩擦や刺激も軽減。
• 乾燥に負けない、強い肌へ。
  皮膚の保湿力が高まることで、外的刺激や季節の変化にも安定した肌状態をキープ。
• アレルギー・敏感肌の方にも◎
  肌バリアが整うことで、ちょっとした刺激にもゆらぎにくく。
• スキンケア代が減る＝コスパ◎
  本当に効果のある「医療スキンケア」を選ぶことで、無駄な化粧品出費をカット。

肌に投資するなら、“表面ケア”ではなく“肌質の再設計”を。
▶ ボライト注射（ジュビダーム ボライトXC）について詳しくはこちら

🚫 ハリ・保湿治療を控えた方がよいケース

ハリ・保湿治療は比較的安全性の高い施術ですが、以下のような状態に該当する場合は治療を控えるか、事前に医師と十分に相談することが大切です。

• 妊娠中・授乳中の方：一部の薬剤や施術は安全性が十分に確立されていないため、避けた方が安全です。
• 皮膚に炎症・感染・傷がある方：治療部位に赤み、腫れ、化膿などがある場合は、症状の悪化リスクがあります。
• 過去に使用薬剤でアレルギー反応が出た方：ヒアルロン酸、成長因子、サーモンDNAなどに対して過敏症のある方は要注意です。
• 重度の糖尿病や自己免疫疾患がある方：創傷治癒や免疫反応に影響を与える可能性があるため、慎重な判断が必要です。
• 施術直前に日焼けやピーリングを受けた方：肌が敏感な状態にあるため、刺激によりトラブルが起こる可能性があります。
• 施術部位に美容整形・注入治療を受けた直後の方：施術の干渉を避けるため、一定のインターバルが必要です。

上記に該当する場合でも、代替のスキンケア治療を提案できるケースもあります。
ご不安な点は医師までお気軽にご相談ください。

💡 ハリ・保湿治療後のスキンケアと注意点

ハリ・保湿治療の効果を最大限に引き出すためには、日々のスキンケアとの相乗効果が重要です。
肌を乾燥や刺激から守り、コラーゲンやエラスチンの生成を促進するために、以下のようなケアを心がけましょう。

🔸 治療後に気をつけたいスキンケア習慣

• ● やさしい洗顔：熱すぎないぬるま湯で、こすらず泡で包むように洗いましょう。
• ● 保湿はすぐに：洗顔後は10分以内に保湿剤を塗布し、水分の蒸発を防ぎます。
• ● 紫外線対策：UVは老化の大敵。365日日焼け止めを習慣に。
• ● 刺激の強い成分は控える：AHA・BHA・ピーリング系・高濃度ビタミンCは一時中止するのが安心。

🔸 補助的に用いられる内服・外用剤

肌のハリや保湿力向上をサポートする目的で、次のような処方を併用することがあります。

• ✔ ビタミンC内服（シナールなど）：コラーゲン生成を助け、抗酸化作用を発揮
• ✔ トラネキサム酸内服：色素沈着や肝斑に対する美白サポート
• ✔ 保湿系外用剤（ヘパリン類似物質など）：バリア機能の補助に有効
• ✔ ビタミンC美容液：美白・ハリ強化に。低刺激な処方を選びましょう。

📌 その他のポイント

• ・寝具やタオルは清潔を保つ
• ・肌をこすらないメイク落としを選ぶ
• ・保湿剤はヒアルロン酸、セラミド、ナイアシンアミド配合のものがおすすめ
• ・必要に応じて定期的な肌診断やVISIA検査を

⚠ ハリ・保湿治療の注意点と副作用

ハリ・保湿治療は比較的安全性の高いスキンケア医療ですが、正しく理解し、適切にケアすることが大切です。以下に代表的な注意点と副作用をまとめます。

📌 治療前の注意点

• 日焼けを避ける：直前・直後の強い紫外線は炎症や色素沈着のリスクになります。
• 保湿を十分に行う：乾燥状態では刺激が強く出やすくなります。
• 体調不良時や発熱時は避ける：免疫が低下している時期の治療は反応が強く出る場合があります。
• スキンケア製品との併用に注意：ピーリング・レチノール等の刺激性のある製品とは併用に注意が必要です。

📌 想定される副作用

• 赤み・ほてり：施術後すぐに軽度の赤みが出ることがありますが、通常は数時間〜翌日にはおさまります。
• 内出血：注入系（スキンブースターなど）の治療では、細い血管にあたることで小さな内出血が起きる場合があります。
• ヒリつき・かゆみ：敏感肌の方ではまれに一時的な刺激感を感じることがあります。
• アレルギー反応：極めてまれですが、配合成分に対するアレルギー反応が起こる可能性があります。

📌 安心して治療を受けるために

副作用は多くの場合一時的で軽度ですが、医師の診察のもとで適応を判断し、アフターケアを丁寧に行うことが大切です。気になる症状があれば早めにご相談ください。

🌟 当院のハリ・保湿治療を選ぶ理由

• ✔ 医師による丁寧な肌診断とカスタム設計
  VISIAや触診を活用し、肌状態・年齢・生活背景に応じた適切な薬剤や施術方法を組み合わせてご提案します。
• ✔ 複数の最新治療機器と薬剤に対応
  ヒアルロン酸、PN、成長因子、NMNなど、目的や肌質に応じた治療選択が可能です。 ポテンツァ・エレクトロポレーション・IPL・レーザーなど機器の併用も行えます。
• ✔ 痛みやダウンタイムに配慮した施術
  麻酔クリームや極細針を使用し、快適かつ自然な仕上がりを目指します。敏感肌の方でも安心してご相談ください。
• ✔ 予算やライフスタイルに合わせたご提案
  高額なパッケージ提案ではなく、継続しやすいプラン設計と都度払い制にも対応。初めての方にも安心です。

📖 ハリ・保湿治療のエビデンスと外部リンク集

ハリや保湿に関する医療的治療は、肌のエイジングケア、バリア機能の回復、コラーゲン増生に関する数多くの研究や推奨ガイドラインに基づいています。以下に、信頼性の高いエビデンスや関連する公的機関の情報をまとめました。

• ▶ Hyaluronic acid: A key molecule in skin aging（PubMed Central）
  ヒアルロン酸が肌の水分保持や弾力維持において中心的な役割を担っていることを示す代表的レビュー論文です。
• ▶ Skin anti-aging strategies（Dermato-Endocrinology）
  コラーゲン生成や抗酸化対策など、肌老化対策の包括的な科学的レビュー。保湿・注入療法も含まれます。
• ▶ 皮膚の乾燥症について（日本皮膚科学会）
  日本皮膚科学会による乾燥肌の機序とスキンケアに関する解説。水分保持と保湿の重要性が明記されています。
• ▶ Aging and skin changes（日本加齢研究会雑誌）
  加齢による肌の変化（弾力低下・水分減少・小じわ）に対する医学的対策をまとめた日本語論文です。
• ▶ 光老化（日本皮膚科学会）
  紫外線による肌の老化と、コラーゲン減少・ハリ低下との関係について詳述されています。
• ▶ Polynucleotides in dermatology: efficacy in regeneration and hydration
  サーモンDNAやPN（ポリヌクレオチド）による肌再生と保湿効果についての臨床研究レビュー。

👨‍⚕️ 医師からのコメント・監修

「肌のハリや潤いは、見た目の若々しさと心の元気にもつながります。
医療の力で肌の内側から支え、“肌が変わることで、気持ちまで明るくなる”、そんな治療を大切にしています。」

当院では、ヒアルロン酸やPN（サーモンDNA）、NMNなど、科学的根拠のある製剤とテクノロジーを用いて、肌質・お悩みに応じたオーダーメイド治療をご提供しています。
治療後のアフターケアや、日常スキンケアのアドバイスまで、患者さまに寄り添った丁寧なサポートを心がけています。

監修：黒田 揮志夫 医師（病理専門医／皮膚病理医）
0th CLINIC 日本橋 院長
医学博士／日本病理学会認定 病理専門医
総合診療・救急科での診療歴10年以上