膀胱炎|症状・検査・治療・再発予防|0th CLINIC 日本橋 泌尿器科
膀胱炎かもしれない、と感じたら。
排尿時の痛み、頻尿、残尿感、尿の濁り、血尿などは、膀胱炎でよくみられる症状です。一方で、発熱や背中の痛みがある場合、男性の場合、繰り返す場合には、腎盂腎炎、前立腺炎、結石、残尿など別の原因も考える必要があります。
まず尿検査で状態を確認し、必要に応じて尿培養・採血・超音波検査を行います。
症状だけで決めつけず、必要な検査と治療を順番にご案内します。
膀胱炎でよくみられる症状
排尿時の痛み・違和感
尿をするときに、しみる、痛い、熱いような感覚がみられることがあります。
頻尿・残尿感
何度もトイレに行きたくなる、排尿後も残っている感じがすることがあります。
尿の濁り・血尿
尿が濁る、においが変わる、血が混じることがあります。
このような症状がある場合は、早めに受診してください。
膀胱炎と思っていても、腎盂腎炎や尿路閉塞など、より早い対応が必要なことがあります。
背中やわき腹の痛みを伴う場合は、腎盂腎炎の可能性があります。
発熱や吐き気を伴う場合は、上部尿路の感染や結石などを考えます。
膀胱炎以外の原因も含めて確認が必要です。
特に男性では、前立腺炎や尿閉などの評価が必要です。
重症化リスクを考慮し、通常より慎重に評価します。
受診から治療まで
いつから、どのような症状があるか、過去の膀胱炎や抗菌薬の使用歴などを確認します。
尿中の白血球や血尿などを確認します。必要に応じて尿培養も行います。
発熱、再発、男性、症状が強い場合などは、採血や超音波検査を追加します。
症状と検査結果を踏まえて、必要な場合は抗菌薬を処方します。
どの検査を行うか
白血球、血尿などを確認し、尿路感染を示す所見があるかを評価します。
原因菌と、どの抗菌薬が効きやすいかを調べます。再発例、男性、妊娠中、治療反応が乏しい場合などで重要です。
発熱や全身症状がある場合、炎症反応や腎機能などを確認します。
残尿、尿路の拡張、結石などが疑われる場合に行います。
抗菌薬は、症状と検査結果をみて選びます。
膀胱炎では抗菌薬を使用することがありますが、どの薬でも同じではありません。妊娠の可能性、腎機能、アレルギー、過去の培養結果、最近使用した抗菌薬なども確認して選択します。
| 基本的な考え方 | 必要な範囲の抗菌薬を選び、広域抗菌薬を漫然と使用しないことを重視します。 |
|---|---|
| 尿培養 | 必要な場合は原因菌と感受性を確認し、結果に応じて薬を変更することがあります。 |
| 発熱・背部痛 | 腎盂腎炎などを考え、注射薬や連携医療機関での加療が必要になることがあります。 |
| 注意事項 | 妊娠・授乳、腎機能、薬剤アレルギー、併用薬などを確認します。 |
女性の膀胱炎
女性は尿道が短いため、膀胱炎を起こしやすい傾向があります。性交、脱水、排尿を長時間我慢すること、便秘、閉経前後の変化などが関係することがあります。
誘因がはっきりしている場合は、生活上の対策に加えて予防治療を検討することがあります。
膣や外陰部の乾燥・違和感がある場合は、局所治療を検討することがあります。
通常とは異なる対応が必要になることがあります。妊娠中・妊娠の可能性がある場合は必ずお知らせください。
男性の「膀胱炎症状」は、原因を確認することが大切です。
男性では単純な膀胱炎だけでなく、前立腺炎、前立腺肥大による残尿、尿路結石、性感染症などが背景にあることがあります。
膀胱炎を繰り返す場合
短期間に繰り返す場合は、抗菌薬を繰り返すだけでなく、誘因や背景にある原因を確認します。
脱水、排尿を我慢すること、性交、便秘、過度な洗浄などが関係していないか確認します。
同じ菌の再燃なのか、別の菌による再感染なのかを確認します。
必要に応じて超音波検査などで確認します。
誘因が明確な場合や再発を繰り返す場合は、状況に応じて予防内服などを検討することがあります。
より慎重な評価が必要な場合
妊娠中は症状がない細菌尿でも治療対象になることがあります。
重症化や治りにくさに関係することがあり、血糖管理も含めて考えます。
脱水、便秘、残尿、排尿機能の変化などを確認します。
カテーテル閉塞や交換時期、全身状態なども確認します。
尿検査のための採尿について
- 採尿カップを受け取ります。
- 最初の尿は便器へ流します。
- 途中の尿(中間尿)をカップに採ります。
- ふたを閉めて提出します。
よくあるご質問
抗菌薬は、症状が良くなったら途中でやめてもよいですか?
自己判断で中止せず、処方時の指示に従ってください。尿培養の結果などによって、医師が変更することがあります。
水をたくさん飲めば治りますか?
水分摂取は大切ですが、細菌感染が疑われる場合は飲水だけで治療できるとは限りません。症状がある場合は尿検査をおすすめします。
膀胱炎を何度も繰り返します。体質ですか?
体質だけでなく、性交、脱水、便秘、残尿、結石、耐性菌などが関係していることがあります。繰り返す場合は背景を確認します。
治ったあとも毎回尿検査が必要ですか?
症状が完全に消えている場合、通常は毎回の再検査が必要とは限りません。症状が残る場合や短期間で再発した場合は再評価します。
症状がないのに尿に菌がいると言われました。
無症候性細菌尿は、妊娠中や一部の泌尿器科処置前などを除き、通常は治療しないことがあります。
費用の目安
| 初診+尿検査 | 約3,000円 |
|---|---|
| 尿培養 | 約2,000円 |
| 腹部エコー | 約3,000円 |
| 点滴・注射抗菌薬 | 約3,000円〜(必要時) |
関連する症状・疾患
排尿時の痛みや頻尿がある方は、泌尿器科で確認します。
膀胱炎かどうか分からない状態でも受診できます。発熱や背中の痛みがある場合は、より早い受診をご検討ください。
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