腎盂腎炎治療なら日本橋 泌尿器科の0th CLINIC|待ち時間わずか、プライベート空間

腎盂腎炎(腎臓の感染症)|症状・検査・治療|0th CLINIC 日本橋

高熱・腰の痛み…それ、腎盂腎炎かもしれません

38℃以上の発熱悪寒・震え背中〜腰の強い痛みがあり、
さらに排尿時の痛み・頻尿・血尿を伴う場合は要注意。
腎臓まで感染が広がる腎盂腎炎の可能性があります。

💡 完全予約制で待ち時間を短縮。
💻 24時間Web予約に対応。
🚑 高熱・強い腰痛・嘔吐で水分が取れないなどは、速やかに受診をご検討ください。

目次

  1. 腎盂腎炎とは
  2. 主な症状(受診の目安)
  3. 原因・リスク要因
  4. 検査の流れ
  5. 治療(外来/入院の使い分け)
  6. 抗菌薬治療の目安(表)
  7. 再発予防と生活のポイント
  8. よくある質問

🔍 腎盂腎炎とは

腎盂腎炎は、膀胱から上行した細菌が腎盂〜腎実質で増殖し、高熱・腰背部痛・悪心嘔吐などの全身症状をきたす感染症です。 放置すると敗血症腎膿瘍、腎機能障害に進展することがあるため、早期診断・適切な抗菌薬治療が重要です。

主な原因菌は大腸菌などの腸内細菌で、近年は耐性菌(ESBL産生菌など)の関与も指摘されています。

敗血症が疑われる所見(意識障害・血圧低下・呼吸が速い等)がある場合は、救急受診を含め速やかな対応が必要です。

▲ 目次へ戻る

🩺 主な症状(受診の目安)

  • 38℃以上の発熱・悪寒・戦慄
  • 側腹部〜腰背部の痛み(叩打痛)
  • 吐き気・嘔吐、食欲不振、強い倦怠感
  • 排尿痛・頻尿・血尿・尿の混濁など(膀胱炎様症状を伴うことあり)
⚠ 次の方は早期受診・入院加療を検討:妊娠中/高齢・基礎疾患あり(糖尿病・腎疾患・免疫抑制)/ 嘔吐で内服不可/脱水・低血圧/痛みが強い・改善がない

▲ 目次へ戻る

🦠 原因・リスク要因

主な原因菌

  • 大腸菌(最多)
  • クレブシエラ、エンテロバクター など腸内細菌
  • 腸球菌などグラム陽性球菌

リスク要因

  • 妊娠、更年期
  • 尿路結石・前立腺肥大・神経因性膀胱・尿道カテーテル
  • 糖尿病・免疫抑制
  • 最近の抗菌薬使用(耐性菌)

▲ 目次へ戻る

🧪 検査の流れ

  1. 尿検査・尿培養尿一般検査尿培養で原因菌と感受性を特定(抗菌薬前の採尿が理想)。
  2. 血液検査炎症反応(白血球・CRP)、腎機能(Cr/eGFR)、電解質、脱水の評価。
  3. 画像検査超音波(エコー)や必要に応じてCTで、 尿路結石・閉塞・膿瘍など合併症の有無を確認。

▲ 目次へ戻る

💊 治療(外来/入院の使い分け)

基本方針

  • 十分な補液(経口または点滴)と適切な抗菌薬の早期投与
  • 尿培養結果に合わせて抗菌薬を適正化(デエスカレーション)
  • 閉塞性尿路感染が疑われる場合は、専門科と連携してドレナージを検討

外来で対応しやすい例

  • バイタル安定、嘔吐なく内服が可能
  • 重篤な基礎疾患・妊娠がない
  • 自宅療養・再診フォローが可能

入院・点滴加療を検討する例

  • 重度の全身症状、嘔吐で内服不可、脱水・腎機能悪化
  • 妊娠中、高齢でフレイル、免疫抑制、重い基礎疾患
  • 尿路閉塞・結石・膿瘍が疑われる、または耐性菌関与が強い

▲ 目次へ戻る

📋 抗菌薬治療の目安(外来/入院)

治療シーン 例(代表薬) 期間の目安 ポイント
外来(内服) レボフロキサシン/ST合剤/経口セフェム系 等 7–14日 嘔吐なく内服可能・バイタル安定を前提。培養結果で適正化。
入院(静注) セフトリアキソン等のセフェム系/ピペラシリン・タゾバクタム 等 10–14日(改善後は内服へ切替) 重症例・内服不可・妊娠・閉塞併発などで検討。腎機能に応じ用量調整。
閉塞性・膿瘍合併 広域静注+泌尿器科と連携しドレナージ等を併用 臨床経過により延長 画像で評価、再燃に注意。培養結果で狭域化。

※薬剤選択・投与量は年齢・体重・腎機能・妊娠・併用薬・地域の耐性動向で変わります。必ず医師の判断に従ってください。

▲ 目次へ戻る

🔁 再発予防と生活のポイント

  • 十分な水分摂取・尿意を我慢しない
  • 排便後の拭き方(前→後ろ)を意識し、外陰部を清潔に
  • 性交に関連する再発は、前後の排尿・洗浄などケアを徹底
  • 糖尿病・結石・前立腺肥大など基礎疾患のコントロール

▲ 目次へ戻る

❓ よくある質問(Q&A)

Q:膀胱炎との違いは?

膀胱炎は膀胱に限局した感染で、通常は下腹部不快・排尿痛・頻尿が中心です。 腎盂腎炎は腎臓まで感染が波及し、高熱・悪寒・腰背部痛・嘔吐など全身症状が強く出やすい点が異なります。

Q:治療期間はどのくらい?

軽症で外来内服の場合は7–14日程度、入院点滴が必要な場合は10–14日程度が目安です(合併症で延長あり)。

Q:妊娠中でも治療できますか?

はい。妊娠中は腎盂腎炎が重症化しやすいため入院点滴を含め早期治療を優先します。 使用できる抗菌薬は妊娠週数や全身状態で選択しますので、自己判断で内服せず受診してください。

つよい痛み・高熱・嘔吐で水分がとれない・息苦しい・意識もうろう等は、救急受診を検討してください。

<

📚 腎盂腎炎・腎盂腎炎治療に関する科学的根拠と外部リンク集

🔬 公的機関・国際機関の情報

📑 学会ガイドライン

📖 学術レビュー・文献データベース(NCBIほか)

💊 製薬会社の薬剤情報(英文・代表例)

これらは、腎盂腎炎の診断・治療・重症化対応・再発予防に関する信頼性の高い情報源です。
実際の薬剤選択・用量・治療期間は、患者様の年齢・腎機能・妊娠・併用薬・耐性菌動向により異なるため、必ず医師の判断に基づいてください。

👨‍⚕️ 医師からのコメント・監修(腎盂腎炎)

腎盂腎炎治療なら日本橋 泌尿器科の0th CLINIC|待ち時間わずか、プライベート空間
腎盂腎炎は発熱や全身症状を伴い、敗血症に進行する危険もあるため、
早期の抗菌薬投与と入院適応の見極めが重要です。」

当院では、感染症に対して培養検査・画像診断を組み合わせた迅速な診断を行っています。
特に基礎疾患(糖尿病・妊娠・免疫抑制など)がある方は、重症化しやすいため早めの受診をおすすめします。

監修:荘子 万可 医師
0th CLINIC
・日本泌尿器科学会認定 泌尿器科専門医
・日本抗加齢医学会専門医
・テストステロン治療認定医
腎盂腎炎治療なら日本橋 泌尿器科の0th CLINIC|待ち時間わずか、プライベート空間
腎盂腎炎は膀胱炎から波及するケースが多いため、
生活習慣の改善や予防的ケアが再発防止に役立ちます。」

0th CLINICでは、抗菌薬治療と生活指導の両面から腎盂腎炎にアプローチしています。
くり返す尿路感染症でお困りの方も、ぜひご相談ください。

監修:黒田 揮志夫 医師(病理専門医/皮膚病理医)
0th CLINIC 日本橋 院長
医学博士/日本病理学会認定 病理専門医
総合診療・救急科での診療歴10年以上

関連コラム

    ただいま準備中です。少々お待ちください。